ナスダック上場のETHトレジャリー企業、セキュリタイズと提携し、株式をイーサリアム上でトークン化へ

  • イーサリアムトレジャリー企業のFGネクサス(FG Nexus)は、トークン化の専門企業セキュリタイズ(Securitize)と提携し、イーサリアムブロックチェーン上で普通株と優先株のトークン化を実施する。
  • セキュリタイズのCEOであるカルロス・ドミンゴ(Carlos Domingo)氏は、トークン化された株式は従来の株式と同じ法的権利を維持し、ブロックチェーン上で即座に決済されると述べた。

イーサリアムに焦点を当てたデジタル資産トレジャリー企業FGネクサスは10月2日、トークン化の専門企業セキュリタイズと提携し、投資家が同社の普通株と優先株をイーサリアムブロックチェーン上でトークンとして保有できるようにすると発表した。

セキュリタイズによるトークン化処理後、株主は、普通株(FGNX)をイーサリアムベースのトークンに変換することを選択でき、従来の株式と同じ法的権利を持つことになる。

同社はまた、定期的な配当を支払う永久優先株(FGNXP)もトークン化する予定であり、米国で上場されている配当付き株式として初めて、完全に暗号資産(仮想通貨)のレールに移行することになる。

このプロセスは、通常の証券と同じ規制と権利に従いながら、ブロックチェーンのレールを使用して公開株式が所有され、取引される方法を合理化することを目指している。

トークン化された株式はほぼ瞬時に決済され、ブロックチェーン上で追跡され、セキュリタイズの米証券取引委員会(SEC)登録ブローカーディーラーおよび代替取引システム(ATS)を通じて移転される。

FGネクサスのデジタル資産担当CEOであるマヤ・ヴイニノヴィッチ(Maja Vujinovic)氏は、「トークン化は、効率性の向上と投資家アクセスの強化を通じて、金融市場を急速に変化させている」と述べ、次のように続けた。

「弊社の株式をトークン化することで、最高の規制遵守基準を維持しながら、ブロックチェーン技術を採用し、株主体験をさらに向上させる」。

 

オンチェーンへの移行

この動きは、株式、債券、ファンドなどの金融商品のトークン化が暗号資産市場全体で勢いを増している中で行われる。

この数カ月で、ロビンフッド(Robinhood)やジェミナイ(Gemini)が手がけたものや、オンド・ファイナンス(Ondo Finance)のGlobal Markets、そしてクラーケン(Kraken)とBacked FinanceによるxStocksなど、幅広いトークン化された株式商品が登場し、主要上場企業やETF(上場投資信託)のトークン版が創出された。

FXネクサスのような一部の企業は、ネイティブなトークン化を選択しており、これはトークン保有者に通常の株式と同一の権利を与える構造である。

セキュリタイズの共同創設者兼CEOであるカルロス・ドミンゴ氏は、「FGネクサスとのプロジェクトは、合成されたラップドトークンではなく、実際の株式を米国の投資家が保有でき、即時決済、自動化されたコンプライアンス、および規制されたATSを介したオンチェーンでの取引能力をもたらすことが期待されている」と述べた。

ブラックロック(BlackRock)の40億ドル(約5900億円、1ドル=148円換算)のトークン化されたマネーマーケットファンドの発行元としても知られるセキュリタイズは、この分野の先駆者であり、2021年に公開取引されている暗号資産ウォレットプロバイダー、エクソダス(Exodus)の株式のトークン版をアルゴランド(Algorand)上で作成した。

イーサリアムトレジャリー企業であるシャープリンク・ゲーミング(SharpLink Gaming)も、トークン化企業スーパーステート(Superstate)の「Opening Bell」プラットフォームを使用して、その株式をイーサリアム上に導入する計画を発表している。

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