これから、BingX初心者の方に向けて、BingXはどんな取引所か解説していきます。まずはBingXの全容を掴んでいきましょう。
BingXは、2018年に設立された海外仮想通貨取引所です。主にデリバティブ取引を扱っているものの、現物取引や複数の仮想通貨取引も提供しています。
また、仮想通貨では取り扱っている取引所が限られているコピー注文も利用可能で、Bitget同様に人気が高まりつつあります。
BingXの信頼性
BingXはBinance・FTX・Bybitといった仮想通貨取引所と比較すると知名度が低く、信頼性が心配になる方もいるかもしれません。
しかし、BingXの信頼性は他の仮想通貨取引所と比較しても高いと言えます。
BingXは、仮想通貨デリバティブ取引において大きなシェアを持っており、記事執筆時点で世界第8位の取引量を持っています。なお、タイミングによってはTOP5に入ることもあることから、利用者の多さがうかがえます。
すでに利用者数が大きく取引量も多いため、BingXは信頼性が高いと言えるでしょう。
さらに、BingXはアメリカ・カナダ・EU・オーストラリアで複数の国のライセンスに登録しています。
BingXで提供されている3つの取引
BingXの概要が分かったところで、BingXで提供されている取引について解説していきます。
現物取引
BingXでは、3つの種類の現物取引が提供されています。
・現物
・両替
・グリット取引
「現物」では、一般的な現物取引同様に見慣れたトレード画面で、現物の仮想通貨を取引可能です。
「両替」とは現物の仮想通貨を簡単に両替可能な取引で、Binanceでいうところの「コンバート」にあたる機能です。
「グリット取引」では、設定した一定の価格帯の範囲内で価格が推移している間、一定の利益が発生するもので、DEXのAMMを応用したような取引になっています。
複数の選択肢の中から好みの取引を行うことができるため、取引のバリエーションが十分に確保されていると言えるでしょう。
契約取引(デリバティブ)
BingXの契約取引(デリバティブ)では、2種類の取引が提供されています。
・契約取引(標準)
・プロ版契約取引
契約取引(標準)は一般的なデリバティブ取引で、証拠金にはUSDT・複数の仮想通貨(インバース契約)を用いることができます。
一方、プロ版契約取引の証拠金はUSDTにのみ対応しており、他にも標準の契約取引と比較するといくつか相違点があります。中でも注目したい相違点は次の3つです。
・指値注文が可能
・各注文が1つのポジションに割り当てられる
・インバース契約取引よりも手数料が安い
どちらの取引もデリバティブを行う上で十分な機能を提供していますが、プロ版契約取引のほうが高機能であると言えるでしょう。
コピー注文
BingXではコピー注文ができるのも大きな特徴です。
コピー注文とは、各トレーダーの取引をコピーして自動的にトレードを行なってくれる機能です。成績の良いトレーダーの取引をコピーすることで、手動で注文をしなくても利益を出せる仕組みになっています。
なお、フォローするコピートレーダーを選ぶ際には、トレーダーの過去成績・資産などを見比べて好みのトレーダーをフォローできます。
トレード初心者の方や時間がない方であっても、コピートレード機能を使えば利益を出せる点が魅力的です。
初心者でも安心！BingXの始め方を1から解説
それでは、ここからはBingXの利用方法を初心者の方向けに解説いたします。
BingXの登録方法
BingXで取引を行うには、BingXへの登録が必要です。
ただ、登録といっても必要なのはメール・電話番号・パスワードのみで、国内仮想通貨取引所ほど手順が複雑ではありません。
以下の手順で、BingXへの登録を済ませましょう。
BingXへアクセス
「登録」へ
メールアドレスもしくは電話番号を入力
パスワードを設定
認証コードを受け取り入力
所要時間は数分程度で、簡単に登録可能です。
登録が完了したら、BingXのアカウントに仮想通貨を入金しましょう。なお、BingXは法定通貨の入金に対応していないため、事前に暗号資産ウォレットを作成しておく必要があります。
現物取引の始め方
BingXの現物取引の始め方は、以下のとおりです。
BingXへログイン
「現物」を選択
取引したい通貨ペアを選択
通貨ペアの取引数量を入力
購入もしくは売却
上記では一般的な現物取引の手順をご紹介しましたが、「ササッと取引を済ませたい」といった方は、両替を利用するのがおすすめです。
契約取引の始め方
次に、BingXの主流な機能である契約取引を行うための基本的な手順をご紹介していきます。
BingXへログイン
「契約取引」へ
通貨ペアを選択
ロング・ショートを選択
注文方法を選択
数量を入力
レバレッジを選択
「契約取引開始」へ
プロ版契約取引は、取引画面が日本語化されていない点などに若干のハードルを感じる方もいるかもしれません。
そのため、まずは標準の契約取引を利用するのがおすすめです。なお、標準の契約取引に慣れてきたらオプションや機能を使用して複雑な注文を行うこともできます。
コピー注文の始め方
BingXのコピー注文の始め方は以下のとおりです。
BingXへログイン
「コピー注文」へ
各トレーダーの収益率・資産などをチェック
好みのトレーダーを選択
「コピー注文」を選択
数量を入力
「今すぐコピー注文」へ
また、数量を入力する際には「利食損切設定」という項目から、利確・損切の基準を設定することもできます。
BingXで初心者が知っておきたいことまとめ
この記事では、BingX初心者に焦点をあてて、BingXの概要から各機能の利用方法などについて解説しました。
BingXは、新規機能の追加に積極的で、頻繁に新たな機能が追加される傾向にあります。取引所の機能のアップデートが定期的に行われていることを考慮すると、今後も注目したい仮想通貨取引所の1つであると言えるでしょう。
免責事項 ： 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。