リップル、フォートレス・トラストの完全買収をキャンセル

リップル(Ripple)は、ネバダ州を拠点とする信託会社フォートレス・トラスト(Fortress Trust)の完全買収を進めないと発表した。

「数週間前、我々はフォートレス・トラストの買収意向書に署名した。その後、我々は完全買収を進めない決定を下したが、リップルは投資家として残る」とブラッド・ガーリングハウス(Brad Garlinghouse)CEOはX(旧ツイッター)で述べた。

リップルは9月8日、フォートレス・トラストを買収する意向と発表した(買収金額は非公開)。その際、関係者はリップルが5月にカストディ会社メタコ(Metaco)の買収に支払った2億5000万ドル(約360億円、1ドル145円換算)よりも低いと語っていた。

その前日、フォートレス・トラストは顧客の暗号資産がハッキングされたことを公表。その後、被害総額は1500万ドル(約22億円)と明らかにし、フィッシング攻撃を許して、ハッキングのきっかけを作ったベンダーを批判した(社名は明らかにしなかった)。

CoinDeskはこのベンダーがサンフランシスコを拠点に、大手企業を顧客に持つRetoolであることを突き止めた。リップルは、買収交渉はハッキングの前から進んでいたが、事件によって加速したと述べた。

ブロックチェーン企業に規制を受けた金融インフラを提供するフォートレス・トラストは、この業界で長い実績を持つスコット・パーセル(Scott Purcell)氏が設立。同氏は2020年まで暗号資産カストディアンのプライム・トラスト(Prime Trust)のCEOを務めていた。プライム・トラストは今年、同業のBitGoが買収交渉を打ち切った後、ネバダ州の規制当局によって管財人の管理下に置かれた。

「フォートレスのチームは素晴らしい才能を持ち、顧客のリアルな問題を解決するプロダクトを作っている。今回の結果は当初の計画とは異なるが、我々は同社をサポートし続け、将来、ともに仕事ができることを願っている」とガーリンハウスCEOは続けた。

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