ビットコインを最多保有する公開企業であるStrategy(MSTR)は、配当支払いのための資金として保有ビットコインの一部を売却する可能性を示しました。
執行会長のMichael Saylorは、2026年第1四半期の決算説明会にて、配当支払いの資金確保のためにビットコインを売却すると述べ、「市場を安心させ、『我々は実行した』というメッセージを送るために、配当支払いにあたりビットコインを売るだろう」と語りました。
同社は第4四半期に125.4億ドルの純損失を計上しているものの、ビットコイン保有量は818,334 BTCで、平均取得コストは1コインあたり75,537ドルにとどまっています。
またStrategyは、累積で約15億ドルの配当債務を抱えており、これは年率の優先株配当および未払い債務の利息を含みます。配当債務に対しては、同社の米ドル準備資産で約18ヶ月分の配当支払いに充てる余裕がある見込みです。
Saylorはこの戦略について、「信用を活用してビットコインを購入し、価値が上昇した後、配当支払いのため必要に応じて資産の一部を選択的に売却する仕組みだ」と説明しました。
具体的には、「信用でビットコインを購入し、価値が上がるのを待ち、その後、配当を支払うためにビットコインを売る」と述べています。
この発表を受けて、Strategyの株価は時間外取引で4%以上下落し、ビットコイン価格も81,000ドルを割り込みました。
