トランプ氏、CBDC反対の姿勢を改めて表明

ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は1月22日夜、ニューハンプシャー州ラコニアでの集会で、中央銀行デジタル通貨(CBDC)への反対の姿勢を強調した。

「ビベック氏はこれを望んでいた。私は中央銀行デジタル通貨の創設を決して許さない」とトランプ氏は語った。これは、アイオワ州での不本意な成績の後、選挙戦から撤退した暗号資産(仮想通貨)支持者であるビベック・ラマスワミ(Vivek Ramaswamy)氏のことを指している。

トランプ氏はこれまでの選挙戦でも同じメッセージを伝えてきた。

「これは自由に対する危険な脅威であり、私はアメリカへの到来を阻止する」と彼は以前述べている。「そのような通貨は、連邦政府にあなたのお金を絶対的に管理させることになる。彼らはあなたのお金を奪うことができ、あなたはそれがなくなったことにさえ気づかないだろう」。

最近、同じくCBDC批判者であるフロリダ州知事のロン・デサンティス(Ron Desantis)も選挙戦から撤退し、トランプ氏支持に回った。

「共和党予備選の有権者の大多数が、ドナルド・トランプ氏にもう一度チャンスを与えたいと思っていることは明らかだ」と彼はオンラインに投稿されたビデオで語った。「私は共和党の候補者を支持するという誓約書に署名しており、その誓約を尊重するつもりだ」。

米CoinDeskのジェシー・ハミルトン(Jesse Hamilton)は最近の記事で、デサンティス氏とラマスワミ氏が予備選から撤退したことで、暗号資産(仮想通貨)は後回しになるかもしれないと書いている。

暗号資産は、2024年のアメリカ大統領選挙の中心的な争点ではないが、共和党候補による話題としてスポットライトを浴び続けてきた。しかし、最近の主要候補者の撤退や残っているニッキー・ヘイリー(Nikki Haley)氏が暗号資産に焦点を当てていないことから、議論における注目度はさらに低下する可能性がある。

しかし、米CoinDeskは昨年、デサンティス氏(共和党の大統領候補ではなく州知事として)のフロリダの事務所では、CBDCが最もホットなトピックだったと報じており、有権者がもっと話を聞きたがっている可能性も残っている。

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