ブラックロック、グローバル・アロケーション・ファンドでの現物ビットコインETP購入を計画

  • ブラックロックは、180億ドルの運用資産を持つグローバル・アロケーション・ファンドで自社のIBITを含む現物ビットコインETPを購入する。
  • ブラックロックは今週、運用資産367億ドルの戦略的収入機会ファンドに現物ビットコインETPを組み込むことを申請した。

7日に米証券取引委員会(SEC)に提出された更新版の書類によると、9兆1000億ドル(約1365兆円、1ドル150円換算)の資産を運用するブラックロック(BlackRock)は、同社のグローバル・アロケーション・ファンド(Global Allocation Fund)向けに現物ビットコインETP(上場取引型金融商品)を購入する計画を明らかにした。

今年1月に承認された現物ビットコインETF(上場投資信託)は、ETF市場全体と比較すると大きな成功を収めており、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)は1日あたりで最大の資金流入を記録した。

180億ドル(約2兆7000億円)の運用資産を持つグローバル・アロケーション・ファンドの提出書類には、ブラックロックが自社のIBITや他のビットコインETPを購入する可能性があると記載されている。

提出書類には、「当ファンドは、ビットコインを直接保有することによりビットコイン価格のパフォーマンスを一般的に反映しようとするETP(ビットコインETP)を購入する場合がある。これには、ブラックロックの関連会社がスポンサーとなっているビットコインETPも含まれる。当ファンドは国内取引所で上場し取引されるビットコインETPにのみ投資する」と記載されている。

ブラックロックは今週これまでに、運用資産額367億ドル(約5兆5050億円)の戦略的収入機会ファンド(Strategic Income Opportunities Fund)に現物ビットコインETPを組み込むことを申請していた。

ブラックロックはコメント要請にまだ応じていない。

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