- ある報告書によると、暗号資産業界は大きな成長段階を迎えつつある。
- アーキテクト・パートナーズによると、この業界は今年上半期に7500億ドル以上の価値を新たに生み出した。
- インターネットから生まれた暗号資産は、ライフサイクルの同じ時期において、その前身を上回るパフォーマンスを上げているとこのコンサルティング会社は述べている。
暗号資産(仮想通貨)業界は大きな成長段階を迎えつつあり、2年前よりもはるかに良い状況にあると、投資銀行のアーキテクト・パートナーズ(Architect Partners)が先週発表した四半期報告書で述べた。
同社の発表によると、暗号資産業界の価値は上半期に7500億ドル(約120兆円、1ドル=160円換算)以上上昇した。 成長の要因となったのは、7000億ドル(約112兆円)以上相当のトークン価値の高騰、アメリカでのビットコイン(BTC)現物ETF(上場投資信託)の立ち上げ成功と150億ドル(約2兆4000億円)以上の資金流入、上場暗号資産企業の評価額上昇による110億ドル(約1兆7600億円)の追加などだ。
報告書によると、破壊的技術である暗号資産とインターネットは、非常に似た特徴を持っている。暗号資産市場は、2000年のドットコムバブル崩壊後のインターネットの回復よりもはるかに速いペースで、いわゆる暗号資産の冬から回復しつつある。
「皮肉な言い方をすれば、暗号資産はインターネットの継子のような存在だった」が、今ではその先代を上回るパフォーマンスを見せ、「ライフサイクルの同じ段階において、インターネットの価値を上回っている」とアーキテクトは述べている。
取引も活発化しており、第2四半期に発表された取引高は27億ドル(約4320億円)と過去最高を記録し、過去8四半期分の合計額を上回ったと報告書は指摘している。アーキテクトは、暗号資産の冬は終わりを告げ、市場の信頼と勢いが戻ってきており、「プロフェッショナリズム、リスク管理、倫理的な行動、そして『正しいことを行う』ことが、ようやく暗号資産の基本原則になりつつある」と述べた。
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