Binance創業者のChangpeng Zhao(CZ)は今月初め、CoinDeskとの独占インタビューにおいて、自らが設立した暗号資産取引所や米国における暗号資産の現状、刑務所退所後の活動など、多岐にわたる見解を示した。
CZは暗号資産業界において揺るぎない存在であり、2024年に銀行秘密法違反で4か月間の服役を終えた後は、米国では比較的控えめな行動を取っていたが、最近になり米国市場への再参入を果たした。
かつて世界最大の暗号資産取引所のトップだったCZは依然として業界内で大きな影響力を保持している。BinanceおよびBinance.USの過半数株主であるとともに、多数の企業に投資し、イベント登壇時には大きな拍手を受けている。
CoinDeskとの2回のインタビューで、CZは2026年の暗号資産市場の弱気局面について、AI関連への資金移動、地政学的な動き、そして典型的な4年周期の市場サイクルなど複数の要因が影響していると述べた。
さらに、Binance.USの目標として、流動性強化を目的にCZが過半数株主を務めるBinance Globalの資金を活用し、米国市場全体の強化を図る意向を示した。
加えて、ワシントンD.C.における目標は、自身およびBinanceに対する”誤解”を解消することだと語り、銀行秘密法違反で有罪を認めたことが自身の評判に悪影響を及ぼしていないとも述べている。
その一方で、CZはCoinDeskに対し、再び暗号資産取引所の経営にあたる意向はなく、むしろ投資先企業に対して非公式のアドバイザーとして活動する方を望んでいると語った。
