テスラ、ビットコイン保有額を維持し1億1200万ドルの減損損失を計上

電気自動車メーカーのテスラは、第2四半期にビットコインの保有量を変えず、暗号資産の価格がこの3カ月間で14%下落したにもかかわらず、11,509BTCの保有を継続した。

同社の最新の決算発表によれば、デジタル資産の保有に関して1億1200万ドルの税引後減損損失を計上している。テスラは2022年以降、ビットコインの購入および売却は行っていない。

ビットコインは第2四半期開始時の約83,000ドルから6月末にかけて約58,000ドルまで下落し、マクロ経済の不確実性やリスク資産のボラティリティの影響を受けた。直近の取引価格は65,840ドルとなっている。

テスラは依然としてビットコインを大量に保有する上場企業の一つであるが、同様に積極的にビットコインを蓄積し続けるStrategy(MSTR)など他社の保有額には及ばない。

同社の暗号資産関連の報告は、第2四半期の業績発表と同時に行われた。テスラは非GAAPベースの1株当たり利益が0.33ドルでアナリスト予想の0.55ドルを下回ったものの、売上高は282億ドルで予想の276億ドルを上回った。

粗利益率は16.8%、GAAPベースの純利益は11.1億ドルを計上した。また当四半期のフリーキャッシュフローはマイナス11億ドルであった。

現在の会計ルールにより、デジタル資産を保有する企業は保有資産の価値下落を利益に反映しなければならない。ビットコインは6月下旬の底値から回復し直近は65,840ドルで取引されているが、この減損損失は決算期間中の保有価値を反映している。

テスラのビットコイン保有はほぼ4年間変わっていない。同社は2021年初頭に15億ドル相当のビットコインを購入し、一時は車両の支払い手段としてビットコインを受け入れたが、環境問題を理由にこのオプションを中止した。2022年には保有量の約75%を売却したが、その後は11,509BTCの保有を維持している。

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