- 暗号資産銀行のシグナムは5800万ドルの資金調達ラウンドを完了し、評価額が10億ドルを超え、「ユニコーン」の地位を獲得した。
- このラウンドはビットコインに特化したベンチャーキャピタル、Fulgar Venturesが主導した。
暗号資産業界に新たな「ユニコーン」企業が誕生した。暗号資産銀行の資産(Sygnum)が5800万ドル(約89億9000万円、1ドル=155円換算)の資金調達ラウンドを完了したのだ。
1月14日に電子メールで発表された内容によると、スイスのツークとシンガポールに拠点を置くシグナムは、ビットコイン(BTC)に特化したベンチャーキャピタル、Fulgar Venturesが主導し、応募者が超過するまでの人気となった「戦略的成長ラウンド」の募集を締め切った。
このラウンドにより、シグナムは評価額が10億ドル(約1550億円)以上の非上場新興企業を指す「ユニコーン」の地位を獲得した。シグナムは、4000万ドル(約62億円)を調達して評価額9億ドル(約1395億円)に到達してから約1年後に今回の資金調達ラウンドを迎えた。
現在、ルクセンブルク、スイス、シンガポールでライセンスを取得しているシグナムは、この新たな資本を元手に、ヨーロッパ市場への参入拡大と香港での規制下での事業展開を計画している。
また、ビットコイン技術に重点を置いた商品基盤の拡大と、買収に向けた準備も進めていく予定だ。
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