Tom Lee氏、Bitmineのイーサ購入増加が2兆ドル資産移転による暗号資産需要拡大を支えると指摘

Bitmineの会長であるTom Lee氏は、若年投資家への資産移転の波が次なる暗号資産ブルマーケットの原動力となる可能性を示した。現在、Bitmineがイーサ保有量の5%に近づく中、若年層がデジタル資産の需要を牽引すると見られている。

ウォール街のベテランで2014年にファイナンシャルリサーチ及び資産運用会社Fundstratを共同設立し最高投資責任者を務めるLee氏は、米国国税庁(IRS)とFundstratの推計を引用。2026年から2028年にかけて1兆5,000億ドルから2兆ドル規模の資産移転が見込まれていると述べた。

月曜の声明でLee氏は「進行中の資産移転は、受け継ぐ世代が若く、暗号資産や株式に対するリスク許容度が高い可能性があるため、今後の暗号資産ブルマーケットを支えると期待されている」と語った。

この見解は、先月CNBCのJim Cramer氏とのインタビューにて、デジタルブローカレッジRobinhoodのCEO Vlad Tenev氏が示した、今後数十年で老年層から若年層への100兆ドル超の資産移転予想と一致している。

Lee氏の考えは、若年投資家が先代に比べて相続資産をより多く暗号資産に振り向ける可能性があり、これが新たな需要源となるというもの。しかし、そのうち実際にどの程度がデジタル資産に向かうかはまだ不透明である。

さらにLee氏は、ウォール街における金融資産のブロックチェーン技術利用拡大、AIアプリケーションの台頭、長期保有を目指す暗号資産保有企業の存在も新たなラリーの要因とみている。

Bitmine、イーサ供給量の5%目標に迫る

Lee氏の発言は、Bitmineの最新の暗号資産保有状況とともに公表され、同社がイーサ供給量の5%保有目標に徐々に接近していることが明らかになった。

Bitmine Immersion Technologiesは先週さらに12,532 ETHを取得し、月曜時点の価格で約3,200万ドルに相当する。

これにより保有量は6,028,946 ETHとなり、時価で約153億ドルに達した。イーサの総供給量1億2,210万トークンの約4.9%に相当し、5%の目標まで約76,000 ETHの不足となっている。

現在の購入ペースが続けば、Bitmineは約6週間で目標を達成できる見込みだ。

Lee氏は先週、5%に達した段階でETHの積み増しを停止する計画を示している。2025年6月にイーサ中心の戦略に転換して以降、同社は毎週ETHを購入している。

また、Bitmineは保有ETHの約507万枚、全保有量の84%をステーキングしており、現行の利回りで年間約3億3,600万ドルのステーキング収益が見込まれている。

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