予測市場プロバイダーのPolymarketは、第三者プロバイダーの一社が侵害されたことに伴い、ユーザーの資産が不正に引き出されていることが判明したため、プラットフォームの国際版での取引を停止したと発表しました。
木曜日、ユーザーがソーシャルメディアサイトX(旧Twitter)上で自分のアカウントから許可なく資産が引き出されていると報告したことを受け、Polymarketがこの事態を公表しました。CoinDeskによると、同社の国際プラットフォームを利用しているユーザーアカウントから実際に資産が抜き取られていたことが確認されています。
Polymarketは同社のステータスページに掲載した声明で、「国際プラットフォームに影響を与えていた問題を特定し、修正を完了しました」と述べ、侵害は第三者プロバイダーの一社で発生したと明かし、関連当局へ通報したことも併せて示しています。
声明はさらに、被害を受けたユーザーに対して補償を実施する一方で、現在もプラットフォーム上での取引は停止されていることを伝えています。
今回の事件は、ここ数カ月でPolymarketの第三者サービスに起因する資金流出としては二度目の事例となります。6月には別の第三者ベンダーへの侵害が報告され、同様にPolymarketのフロントエンドに影響を及ぼしました。この際は約300万ドルのユーザー資金が流出していました。
DeFi Llamaのデータによれば、今回木曜日に発生した侵害による損失額は270万ドルと推定され、前回の損失総額をやや下回っています。
(更新)2026年10月29日 19:33 UTC:詳細を追加。
(更新)2026年10月29日 19:39 UTC:損失見積もりを更新。
