プロジェクト

暗号資産やブロックチェーン業界における各種プロジェクトの動向をまとめるカテゴリです。新規ローンチ、提携、資金調達、サービス拡張、エコシステム展開、オンチェーン施策など、Web3プロジェクトに関する重要ニュースを掲載します。

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CoinDesk「最も影響力のある人物2024」

米CoinDeskは、暗号通貨の2024年を象徴する50人を選出。 金融、テクノロジー、政策、アドボカシー(支持活動)など、さまざまな分野から選ばれている。 2024年は政治が大テーマとなり、規制も話題となった。 話題となったのは、予測市場、ETF、AI、DePIN、そしてビットコインドミナンス。 今年も「最も影響力のある人物」を選出した。2024年はきわめて重要な1年となった。達成と希望に満ちた1年。年初に広がっていた暗雲は消え、年末には青空が広がった。 1月にはビットコインETFが承認され、11月にはトランプ氏が米大統領に返り咲き、暗号資産(仮想通貨)のムードは一変。新たな投資家が市場に参入し、資金はさまざまなカテゴリーに流入した。 ビットコイン(BTC)は12月に10万ドルを突破して、最高値を更新。ビットコインドミナンスは70%を超えた。大統領候補者は戦略的ビットコイン準備金をアピールした。 ビットコインETFは、史上最も成功したローンチを記録し、すでに運用資産残高は1450億ドルにのぼる。ビットコインは広く認められた役割、すなわちデジタルゴールドとしての役割を見出し、新しい金融システムのベースレイヤーとしてその姿をますます現しつつある。 イーサリアムブロックチェーンは、長過ぎる開発ロードマップやソラナなどの新しいレイヤー1ブロックチェーンと比較してパフォーマンスが劣ることへの批判が飛び交った。それでも暗号資産イーサリアム(ETH)は年初から58%上昇(ビットコインは120%)、500以上のレイヤー2が誕生した。特にベース(Base)、オプティミズム(Optimism)、アービトラム(Arbitrum)は大きな注目を集めた。 ソラナブロックチェーンは、暗号資産ソラナ(SOL)が年初から111%上昇し、ミームコインなどのプロジェクトで活況を呈した。テレグラム(Telegram)は今や、真のブロックチェーンプレーヤーとなり、タップツウーアーン(タップして稼ぐ:Tap to Earn)ゲームで躍進し、世界中で何億人ものプレーヤーを集めた。 DePIN(分散型物理インフラネットワーク:Decentralized Physical Infrastructure)はカテゴリーとして成長し、現実世界(Real World)のインフラ(通信、電気、マッピングなど)と暗号資産の新しい形での普及を促進した。 ポリマーケット(Polymarket)は、予測市場が従来の世論調査よりも優れている可能性を示し、暗号資産トレーダーや一般の人々にとってはCNNと同等の存在となった。AIはあらゆるものの一部となった。 ステーブルコインは取引高で最も人気の高い暗号資産であり続け、グローバル決済レイヤーとしてこれまで以上にその姿を現した。 USDTが支配的であり、利益を潤沢に得たテザー社は米国でもいずれ合法的に取引できるようになることを期待して、USDT以外のさまざまなプロジェクトに投資している。 暗号資産は真の政治的影響力を示し、トランプ氏や50人以上の連邦議会候補者の当選に貢献した。Fairshakeのような政治活動委員会(PAC)は、2026年に向けて影響力を増しつつあるように見える。 ヨーロッパはアジアや米国ほど活発ではないが、MICAを導入し、包括的な政策枠組みを持つ最初の地域となった。香港とシンガポールは、アジア太平洋地域をリードした。 「最も影響力のある人物2024」の選出方法 米CoinDeskが暗号資産のこの1年を象徴する人物を選出するのは今回で10回目となる(2015年の第1回はこちら)。 「最も影響力のある人物(Most Influential)」は、その年における個人的な功績を強調する。選出される人物は、プロジェクト、アイデア、リーダーシップ、個性、悪名高さなどによって選出される。候補者は、ETFからコード開発に至るまで、1年のストーリーやトレンドを体現する。 いよいよ「「最も影響力のある人物(Most Influential)2024」を発表しよう。我々が、並外れた影響力を持っていた、あるいは最も重要なプロジェクトを主導していたと考える人々だ(続く、40人も紹介する)。 ただし、暗号資産界隈の有名人、例えばヴィタリック・ブテリン氏などは、当然ながら毎年「最も影響力のある人物」に選ばれるだろう。しかし、毎回同じ名前を挙げることはしない。 イラストはPudgy Penguinsに協力いただいた。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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人気NFT「Pudgy Penguins」、ビットコインよりも高価に──トークンリリースの報道で需要が急増

ペンギンのイラストのNFTコレクションは、10万ドルの壁を初めて超え、世界で2番目に価値の高いNFTとなった。 2021年に誕生した「Pudgy Penguins(パジーペンギン)」は、それぞれが手描きイラストで、特徴的な外見をしている。 パジーペンギンがPENGUトークンをリリースするというCoinDeskの独占記事が掲載された後、NFTの需要が急増した。 「Pudgy Penguins(パジーペンギン)」のNFT(非代替性トークン)コレクションは、失敗に終わったNFTプロジェクトや全体的に低迷しているコレクター市場の中で、Web3の希望を支えている。 このNFTセットは12月11日、世界で2番目に高額なNFTとなり、8888体のコミカルなペンギンの最低価格(フロア価格)は10万ドルを超え、コレクションの価値は先行するコミカルな猿の「Bored Apes Yacht Club(BAYC)」を上回った。 つまり、今、NFTを1枚購入するには、現在10万ドル付近で取引されているビットコイン以上の費用がかかるということだ。 フロア価格は、過去7日間で76%上昇し、26イーサリアム(ETH)以上、つまり10万5000ドル強に達した。最も価値の高いNFTである「BAYC」と「CryptoPunks」は、同期間に12%下落した。 [NFTFloor] ソラナ(Solana)ブロックチェーン上で「PENGU」トークンを12月末にリリースするというPudgy Penguinsの計画に関するCoinDeskの独占記事が公開された後、NFTの需要が急増した。トークン割当戦略には、既存のNFT保有者向けの相当なシェアが含まれており、現在の所有者が保有を継続したり投資を増やしたりするインセンティブとなり、需要を押し上げた可能性がある。 四半期の早い段階で、880億PENGUトークンの23.5%が、プロジェクトのNFTコレクション(Pudgy Penguins、Lil Pudgys、Pudgy Rodsなど)の所有者に割り当てられる予定だ。さらに22%がソラナとイーサリアム(Ethereum)のコミュニティに提供され、12%は分散型取引所(DEX)での流動性のために確保される。 NFT市場では、フロア価格とは特定のコレクション内のNFTの最も安い価格を指す。これは、コレクションの需要や希少性などの市場原理に基づいて、NFTの所有者が設定する。フロア価格は、より低い価格が設定されるまで有効だ。 これは、単一の所有者が資産の最低価格を決定するのではなく、需要と供給によって価格が毎秒自動的に変化する一般的なトークン市場や株式市場とは異なる。 Pudgy Penguinsは2021年に誕生した。各ペンギンは手描きイラストで、背景、体つき、顔、頭、色など、それぞれに固有の特徴を備えている。 このコレクションは、デジタルコレクター アイテムとしてだけでなく、物理的な製品やメインストリームのブランドにもその存在感を拡大することに成功した。 親会社のイグルー(Igloo)は2023年、デジタルアートコレクションをベースにした玩具シリーズ「Pudgy Toys」を発売し、以来、ウォルマート(Walmart)、ターゲット(Target)、アマゾン(Amazon)、ウォルグリーン(Walgreens)などの大手小売店で取り扱われるコレクター向けイグルーやぬいぐるみを1000万ドル(約15億円、1ドル=150円換算)以上売り上げている。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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マイナーのハット8、株価が12%上昇──SNSでメタとの提携の憶測

ビットコインマイナーのハット8の株価が、プレマーケット取引で約12%急騰した。 SNSのX上での憶測では、同社がルイジアナ州で建設中のデータセンターとフェイスブックの親会社であるメタ・プラットフォームズとの関連性が指摘されている。 ハット8もメタも提携を発表していない。 ビットコインマイナーのハット8(Hut 8)の株価が、フェイスブック(Facebook)の親会社であるメタ・プラットフォームズ(Meta Platforms)と共にデータセンターを建設しているとのソーシャルメディアでの憶測を受けて、プレマーケット取引で約12%急騰した。 株価は協定世界時(UTC)10時00分時点で、30ドル(約4500円、1ドル150円換算)をわずかに下回る水準まで上昇した。ビットコインマイニングセクターに対する幅広くエクスポージャーを提供するコインシェアーズ・ヴァルキリー・ビットコイン・マイナーズETF(WGMI)は約3%上昇した。 フロリダ州マイアミを拠点とするハット8もカリフォルニア州メンローパークを拠点とするメタも、提携を発表していない。   ハット8は、ルイジアナ州ウェストフェリシアナ郡にデータセンターを建設中であり、その初期費用は120億ドル(約1兆8000億円)に上ると地元メディアが報じていた。 今月これ以前に、ルイジアナ州リッチランド郡に100億ドル(約1兆5000億円)規模の人工知能(AI)データセンターを建設する計画だとメタが述べたとロイター通信が報じた。 ビットコインマイナーとAIデータセンターには、必要な機器、計算能力、そしてそれらを稼働させるためのエネルギーの面で類似点がある。一部のビットコインマイナーは、収益源を多様化するためにAI計算にリソースを割り当てている。 ハット8は以前、5億ドル(約750億円)規模のアット・ザ・マネー・オファリングと2億5000万ドル(約375億円)規模の自社株買いプログラムを発表した。同社は11月に94BTCをマイニングしたと発表しており、これは前月比6%の減少にあたる。同社は9122BTC(9億2100万ドル、約1381億5000万円)をバランスシート(貸借対照表)上で保有しており、上場企業の中でビットコイン保有量が7番目に多い。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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地方創生でのブロックチェーン活用、円建てステーブルコインにも期待【平デジタル大臣インタビュー】

自民党web3PT座長として、暗号資産税制の改革、DAO(分散型自律組織)に関する法整備などを推進し、日本のWeb3推進を牽引してきた平将明氏が10月、石破政権でデジタル大臣に就任した。就任後すぐに衆院選があり、波乱含みのスタートとなったが、11月に発足した第2次石破政権でも引き続きデジタル大臣に就いた。 CoinDesk JAPANは11月27日、平デジタル大臣にインタビューを行い、トランプ政権誕生をどう見ているか、地方創生2.0においてブロックチェーンに期待すること、さらには暗号資産規制の行方などについて聞いた。 マスク氏の「政府効率化省」など米国の動きを注視 ──アメリカでは第2期トランプ政権が発足する。日本のWeb3は規制の明確さ、将来予見性などで世界から注目されたがアメリカが一気に進む可能性が出てきた。2024年は日本ではステーブルコインもまだ登場せず、顕著な動きがなかったように思う。Web3の現状をどう捉えているか。 平デジタル大臣:振り返ると「クリプト・ウインター(暗号資産の冬)」と言われるWeb3不遇の時代があったが、その前に自民党web3PTがホワイトペーパーを出し、Web3推進の機運が高まって、岸田総理(当時)も成長戦略の文脈で講演の中でweb3に触れた。スタートアップのみならず、大企業もWeb3に取り組む機運が高まった。日本の大企業は一旦決めたら、きちんと進めるので、その後のクリプト・ウインターの間も準備を進めてきたと理解している。 クリプト・ウインターが終わり、さらにトランプ氏の当選で一気に真夏が来そうな雰囲気となり、日本のWeb3はこれからいろいろなサービスが登場すると考えている。 米国ではイーロン・マスク氏が「政府効率化省(D.O.G.E)」のトップに就任するという話があり、ITに精通し、AIや暗号資産にも詳しい人物だけに、さまざまなテクノロジーが融合する大きな流れが米国から出てくるかもしれないが、日本も遅れを取らないようにしたい。 ──イーロン・マスク氏の政府効率化省の発足は、デジタル庁にとっても追い風となるのでは。 平デジタル大臣:デジタル大臣とともに、行政改革担当大臣も拝命した。その意味では米国の動きには大変注目している。AI政策も推進しており、行政にどうAIを実装していくかは大きなテーマだ。先日、「AIアイデア・ハッカソン」を開催したが、5時間ぐらいで38個のプロトタイプができ、AIが行政改革に有効なことを確信したところだ。 またブロックチェーンについては、石破政権は「地方創生2.0」を政策の柱としており、人口減少下において、地方をどうやってサステナブルにしていくか、地方が持っている価値をどう最大化して、経済を活性化していくかという課題にチャレンジしていく。ここではAIのみならず、ブロックチェーンの活用に期待している。 日本の体験価値NFTを一覧できるプラットフォーム ──NFTを使って「地方が持つアナログの価値を最大化する」「儲かる地域を創る」と発言しているが、地方でのNFT活用に向けて、どのような支援を行っていくのか。 平デジタル大臣:ブロックチェーンと地方創生の掛け算を明確にイメージできる人はまだ少ない。まずは具体的なイメージを閣僚の中でも共有することが大事だし、地方創生に携わるさまざまなステークホルダーにもイメージしてもらうことが大事だと思っている。 地方創生は10年前に当時の安倍政権において石破地方創生大臣のもとで始まったが、そのときにはできなかったことがブロックチェーンが出てきたことによってできるようになった。例えば、関係人口をどう増やしていくかという課題の中で、NFTを購入した人がデジタル村民になり、DAO(分散型自律組織)を地域の人とともに運営するなど、ブロックチェーンは地方創生の中で必要な解決策に貢献できると思っている。 特に私が関心を持っているのは、地方の体験価値をNFT化することだ。今、世界中の人が日本に来て、都市だけでなく、地方を訪れている。NFT化によって、地方の体験価値をグローバル価格に引き直すことができるし、スマートコントラクトを活用して、実際に汗をかいた人に還元する仕組みができる。 政府にできることは、成功事例を増やしていくこと、多くの人に理解してもらうこと。来年は大阪・関西万博もあるし、日本の体験価値NFTを一覧できるプラットフォームがあれば面白いのではないか。 円建てステーブルコインの登場に期待 ──先日、NFT活用で山古志地域を視察した際にはマイナンバーカードを使った決済を体験している。マイナンバーカードはいろいろな議論があるが、マイナンバーカードを使ったウォレットを国が整備するというアイデアはあるのか。 平デジタル大臣:マイナンバーカードはいろいろな使い途がある。いわゆる「マイナ保険証」もスタートしており、マイナンバーカードを持ち歩くことが当たり前になり、いずれ、スマートフォンに搭載されるようになるだろう。マイナンバーカードが交通系ICカードのようにお金をチャージできて、決済に使えるようになることは、マイナンバーカードの普及にとっても良いし、スマートフォンが苦手な人にとってもUI/UXの面で優れていると思う。 こういう活用事例は歓迎すべきことであり、また、地方や商店街などでプレミアム商品券を配布する事例があるが、それらをデジタル化することにも応用できるだろう。新しいテクノロジーが出てきたときに、地域活性化や経済活動にどう活用するかは、今後、いろいろなアイデアが出てくると考えている。 ひとつ注文があるとすれば、決済はいずれステーブルコインと紐づくことになるだろうが、現状、ステーブルコインはドル建てのものしかない。ぜひ国内の事業者には円建てのステーブルコインをできるだけ早く出していただきたい。 ──海外からインバウンド客がやってきて、今後、日本でドル建てのステーブルコインが使われるようになると、国内で実質的にはドルが使われることになり、米国の「ドル覇権」がますます強まることになる。円安が進み、円の価値が下がっている状況で、Web3が貢献できることはあるだろうか。 平デジタル大臣:この問題はいろいろな文脈があるが、例えば、日本の事業者が海外のプラットフォーマーに利用料を支払う「デジタル赤字」の話では、プラットフォーマーにお金を支払ったとしても、プラットフォームの上で、日本が得意とするコンテンツや観光体験で大きな付加価値を生み出せるのであれば、さほど気にすることはないと考えている。 Web2では日本はプラットフォームをまったく獲得できなかったが、ブロックチェーンではプラットフォームを築ける可能性があるし、アプリケーション、コンテンツの価値がさらに増大するのであれば、日本にとって強みを生かせる経済モデルになる。 合同会社型DAOは過渡的な対応 ──地方創生では、DAO(分散型自律組織)の活用も期待されているが、どのようなことに注目しているか。 平デジタル大臣:自民党web3PTの提案で合同会社型DAOが法制化された。今後、いろいろな事例が出てくることを期待している。また、あのときも「DAOルールメイクハッカソン」を行ったが、ハッカソンを定期的に行って事例を共有することで、取り組みが加速したり、水平展開が図れると考えている。 ──合同会社型DAOについては、リターンが出資額までに限られるなど、トークンの利用に制限があり、使いにくいという声も出ている。 平デジタル大臣:まだ過渡的な対応だ。法人格の問題を解決するために、今の法体系の中で、すぐにできる現実的な対応を行った。最終的には「DAO法」のような包括的な法律を作って、DAOを運営しやすくすることが必要だろう。 ──DAOのみならず、日本ではまだトークンの発行、取引などにハードルがあり、ビジネスへの活用が難しい。 平デジタル大臣:金融庁の管轄になるが、自民党web3PTの旗振りで、まず自社発行トークンの時価評価を外し、その翌年には他社発行トークンの時価評価も外した。あとは大きな課題として、暗号資産を売却したときのキャピタルゲインに対する課税の問題が残っている。暗号資産は、業界自体も金融庁に厳しい対応を受けてきた経緯があるが、web3PTを作り、政府を巻き込んで、真面目に幅広く、深く議論してきたことで、今は金融庁も変わってきている。 さらに米国でビットコインETFが承認された。日本では投信法で暗号資産はETFの投資対象となる「特定資産」に含まれていないが、世界の金融情勢を見ると、ビットコインなどの暗号資産は金融商品として一定の役割を果たしている。暗号資産ETFをどう考えるのか。メジャーな暗号資産とそれ以外の暗号資産を分けるのかなど、整理の仕方があるだろう。今、ちょうど金融庁で本格的な勉強会が立ち上がっていると聞いている。 ──現在、資金決済法で規制されている暗号資産を金融商品取引法(金商法)の対象とすべきかなどを議論すると伝えられている。金商法になれば、暗号資産ETFの道筋も開けるが、どのような規制が望ましいと考えるか。 平デジタル大臣:悩ましいところもあって、金融商品となると金融の規制が入ってくる。メジャーではないトークンに対しても、金融の厳しい規制が入るので、かえっていろいろな動きを阻害してしまう可能性もある。一方、メジャーな暗号資産だけに着目すれば、現状は海外に比べてキャピタルゲインへの課税が厳しいことは事実。どう整理するかは、そう簡単ではない。 Web3の発展にとって、どういう規制のデザイン、税制のデザインが良いのかを考える必要がある。 ──2025年、デジタル大臣、行政改革担当大臣として注力していくことは。 平デジタル大臣:まずは地方創生2.0において成功事例を「✕(かける)デジタル」「✕ Web3」「✕ AI」でどれだけ出せるかが重要なポイントだと思っている。また、AIは進化が激しいので、行政への実装は着実に進めていくが、社会全体にどう実装していくのか。さらに言えば、生成AIは使い方がわかってきた印象があるが、日本にはいろいろな社会課題があり、働き手不足もこれからさらに深刻化していくことが見えているなかで、社会課題を解決するAI実装が問われる1年になると考えている。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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LINE、ミニゲームDappポータルを2025年第1四半期にリリース──「クレしん」「キャプ翼」など採用

LINE NEXTは12月12日、LINEメッセンジャーを基盤としたミニDapp(分散型アプリケーション)およびDappポータル「Dapp PORTAL」を2025年第1四半期にリリースすると発表した。 同社は、Web3開発者支援プログラム「Kaia WAVE」を通じて選定された30のプロジェクトを第一弾として公開する。このプログラムには3カ月間で800以上のチームが応募しており、2025年上半期までに150以上のプロジェクトの公開を予定している。 公開されるプロジェクトには、『クレヨンしんちゃん』を活用したパズルマッチミニゲーム「Shin-Chan’s Match Daily」や、『キャプテン翼』を基にしたカジュアルゲーム「Captain Tsubasa-RIVALS-on LINE」が含まれる。また、アクティブユーザー4300万人を持つPluto Studioによる「Bombie」など、すでに実績のあるデベロッパーのプロジェクトも展開される。 開発者向けには、Kaiaチェーンを基盤としたミニDapp開発用SDK(ソフトウェア開発キット)も公開された。 ソーシャルメディアやメッセージアプリのWeb3展開は近年加速しており、9億人以上のユーザーを抱えるテレグラム(Telegram)はすでにTONブロックチェーン上で「Catizen」や「Hamster Kombat」などのゲームを展開している。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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Progmatなどが海外不動産を対象としたセキュリティ・トークン実現へ──米国有名ホテルなど、2025年の発行目指す

セキュリティ・トークン(デジタル証券)を活用した海外不動産投資が2025年に実現しそうだ。 セキュリティ・トークン(ST)やステーブルコイン(SC)の発行・管理基盤を手がけるProgmat(プログマ)が主催する「デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)」(会員組織数282)は12月12日、ST化対象アセット拡大を目的に設置した「STアセット拡張ワーキング・グループ(WG)」における海外不動産ST実現に向けた検討結果を中間整理として公表した。 STアセット拡張WGは今回、第1期として、海外不動産を対象としたSTを最優先検討アセットとして、「中間整理」を取りまとめた。 続く第2期では、海外不動産STに続く新たなアセットのST化に向けた検討を開始するとともに、海外不動産STについては具体的な案件を2025年内に発行することを目標に、個別プロジェクトを会員企業と共同で実施するとしている。 複数物件で発行に向けた動き Progmat代表取締役の齊藤達哉氏によると、米国の有名ホテルなど、すでに複数の物件で発行に向けて動き始めているという。不動産STはこれまで、国内物件のみだったが、これが実現すると、個人投資家がより簡単に海外不動産にも投資できるようになる。 海外不動産への投資手段としては、海外物件を組み込んだREITが存在するが、REITは複数物件を一括して運用するため、特定の不動産を投資対象とすることはできない。一方、セキュリティ・トークンは、個別の物件を対象とするため、具体的なイメージが持ちやすく、海外不動産であっても従来にない「手触り感」が実現できる。 さらに海外は日本に比べて金利が高く、不動産投資においても高い利回りが期待できるという。 ST「一時停止」の理由 またProgmatは同日、STの最新動向をまとめた資料も公開。STは2020年に法制化されて以来、急速に成長したが、2024年は、映画製作委員会への出資持分を対象とするSTという新しい切り口のSTしたものの、不動産STは案件数は横ばい、組成金額も伸び率は鈍化したと記している。 2024年、特に第2四半期以降、STの発行が「一時停止」した理由については、ST発行スキームの要である受益証券発行信託について「2つの税制改正」を要望中のためと説明。この税制改正が実現すれば「動産ST」「出資持分ST」「海外アセットST」が発行可能になり、2025年は税制改正を受けた「新しいアセット」と、ステーブルコイン利用を前提とした「新たな取引形態」が注目されるという。 齊藤氏は、STアセット拡張WGの報告書を踏まえ、「STが海外不動産にも広がれば、発行件数や発行額がさらに押し上げる効果が期待できる」と述べている。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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「バリバリにアクセルを踏んでいく」松本氏が明かすSPAC上場の知られざるメリット──コインチェック 米ナスダック上場【インタビュー】

暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェック(Coincheck)、正確には、その持株会社となるコインチェックグループ(CoincheckGroup)が11日、米ナスダックに上場した。日米を問わず、取引所としては米大手のコインベース(Coinbase)に次いで、2社目の上場となった。 上場の狙い・グローバル戦略については、上場予定が明らかになった11月にマネックスグループ 取締役会議長兼代表執行役会長の松本大氏に聞いた。今回は上場を踏まえて、これまで語られることのなかったSPACとのやり取り、SPAC上場に見出していたメリットなどを聞いた。 ブーム去ったSPAC上場、プロセスを継続させた理由 ──2020〜21年にSPAC上場ブームがあり、その後、上場数、資金調達額は大幅に減少した。その状況下で、マネックスがコインチェックの上場プロセスを継続することができた要因はなにか。 松本氏:SPAC(特別買収目的会社)はひとつの仕組みだが、当然それぞれのSPACを手がけている人たちがいる。コインチェック(Coincheck)はとても面白い会社で、世界にもアピールできる会社と考え、アメリカの資本市場、特にナスダックに上場したいと考えた。先日話したように「世界共通買収通貨」を手に入れることができるからだ。 ただし、アメリカの資本市場でやっていくには、アメリカの法体系やSEC(米証券取引委員会)とのやりとりなどいろいろハードルがある。世界一の資本市場なので、要求も多い。それに耐えられる人材が今のコインチェックにいるかというと、そうではない。だからといって、アメリカの上場企業にふさわしいCEOやCFOを新たに雇用することも簡単ではない。 それなら、アメリカの資本市場や上場プロセスにきわめて詳しい人たちがやっているSPACと合併することによって、そうした人物も同時に仲間にすることができるのではないかと考えた。今回、合併によりコインチェックの持株会社となるコインチェックグループ(CoincheckGroup)には、SPACの人たちが残る。新たにコインチェックグループのCEO、CFOになる人物は、今回合併するSPACのメンバーだ。合併後にも重要な役職を担ってもらう。これは今までにはないパターンだろう。 通常、SPAC上場では、合併後はSPAC側の人間はいなくなる。アメリカの会社であれば、それでもアメリカの資本市場と向き合っていけるだろうが、コインチェックのような日本企業の場合はそうはいかない。なので今回は、そうした展開、体制に最適なSPACを選んだ。 ──ということは、SPAC選びに相当な手間をかけた。 松本氏:主幹事のJPモルガンが当時600社くらいあったSPACをリサーチして、30社程度まで絞った。そこから私が10社程度まで絞り、実際に会って話をして、最終的に決めた。最初から従来のような合併すれば終わりというSPAC上場ではなく、将来、一緒に働くことになる可能性がある人間としていろいろ話をして決めた。 ──交渉では最初から、合併後も残って、一緒にビジネスして欲しいと伝えていったのか。 松本氏:最初からそうは言っていないが、結局、その後の3年間、毎日話をしていった。週に5日は毎朝7時半にSPAC側と話をすることで私の朝が始まった。プロセスが長引いたことで、結果的にコミュニケーションや信頼関係が深まった面もある。最近、相手方の奥さんが「あなたに付き合っている人間が、私以外に地球上にもう1人いる」と言ったらしい。それくらい話をしてきた。 それでも非常に大変で、FTXの事件や規制面でもいろいろな向かい風があり、会計など、どう解決すべきかまだ整理されていない問題もあった。 ──暗号資産/Web3企業の会計はアメリカでもまだ整理されていない? 松本氏:暗号資産交換業で、すでにナスダックに上場しているコインベース(Coinbase)とコインチェックとビジネスモデルは少し違う。コインベースは取引所が中心で、コインチェックは販売所が中心。販売所の会計はどうすべきかを整理する必要があった。 ──今年1月にSECがSPACの規制強化を決めた。その影響もあったのか。 松本氏:3年間に2回ぐらい、SPAC関連のレギュレーションは厳しくなった。以前は、よく「SPAC上場は簡単」などと言われたが、今はSPAC上場はIPOより難しくなった。だが、IPOに切り替えるとしても、アメリカの資本市場に向き合える人物を新たに探し、信頼関係を築いて、そこから新たにスタートすることになる。ならば、もうここまで築き上げた関係でやり切った方が良いと判断した。 SPAC上場の知られざるメリット  [米ナスダックで語る松本大氏] ──SPAC上場は「空箱上場」と呼ばれ、揶揄する向きもあったが、今はIPOと比べてどのようなメリットがあり、どんなふうに評価されるべきだと考えるか。 松本氏:基本的には、SPACもIPOも上場という意味では同じ。SECに提出する開示文書や内部統制文書はすべて同じ。社内の体制を整えたり、開示文書を作る能力やチームが求められることも同じ。ただし、優れた人材がいるSPACと、上場後も一緒にやっていくことに合意できるならば、優秀な人材を得ることができるのは大きなメリットだ。 ──そのメリットはほとんど知られていない。 松本氏:今までに、こうしたことを行った会社はないと思う。我々も前例を見て行ったわけではないが、SPACに優れた人物がいたら、その後も一緒にやっていくのが良いのではないかと最初からそうイメージしていた。 ──長く資本市場に携わり、SPACの動向を見てきたなかで、そういう発想に至ったのか。 松本氏:SPACはそれほど見ていたわけではないが、資本市場はずっと見ていたし、規制当局の動きも見てきた。投資銀行とのやり取りもずっと行ってきて、いろいろな人物を見てきたので、この人物であれば一緒にやっていけると判断できたと思う。 ──SPAC上場に際して、暗号資産関連企業に特有の難しさ、ハードルはあったのか。 松本氏:先ほど言ったように、コインチェックのようなビジネスモデルについて、会計をどうすべきかというスタンダード、あるいはノーム(Norm:規範、基準)と良く言われるが、それが存在していなかった。会計のやり方をアメリカの監査法人やSECと決めていく必要があり、そこに非常に時間がかかった。 また、ビットコイン以外の暗号資産について、アメリカではコモディティ(商品)かセキュリティ(証券)かという論争がずっと続いていた。我々の場合は、日本で金融庁の監督のもと、日本の法律を遵守してビジネスを行っているので、その持ち株会社であるCCGはナスダックにスムーズに上場できるはずだったが、とはいえ、暗号資産にはいろいろな議論があったので、そこもしっかり説明して乗り越えていった。 長い時間がかかったが、ナスダックは世界一の市場で流動性が高く、注目度も高い。大変だったが、この先には価値あるものが存在していると考えている。 ──コインチェックグループの上場はアメリカの規制当局、あるいは市場・投資家からどのように期待されていると感じるか。 松本氏:規制当局からは特にないが、投資家からの期待は実感している。アメリカでも暗号資産関連企業では、コインベース以来、3年半ぶりの上場となる。また日本での暗号資産関連企業の上場にも、もしかしたら良い影響を与えるかもしれない。 SPAC上場を考えるWeb3企業へのアドバイス ──今年、日本企業が何件かSPAC上場しているが、その後、苦戦が伝えられている。 松本氏:他社の状況は詳しいことはわからないが、相手は吟味しなければならない。SPAC上場は単なる「仕組み」ではなく、相手や投資銀行などの伴走者が誰かでまったく違ってくる。また今回、マネックスを創業した最初の数年と同じぐらい、私も現場でずっと携わってきた。金融業界が長く、アメリカの資本市場もそれなりに経験しているが、それでも大変だった。相手側のSPACも非常に経験のある人たちだったが、それでも大変だった。 ──簡単でないが、今後、日本のWeb3企業でSPAC上場を考えるところがあれば、どのようなアドバイスを送るか。 松本氏:自分たちの体制が足りているかどうか、足りない部分をSPACを使って補うなら、相手をしっかり吟味すること。そして優秀な投資銀行に伴走してもらうことが重要だ。それならば、IPOの方が良いと思うかもしれないが、その場合は、アメリカの資本市場に対応できる人を探さないといけない。 SPAC上場というルートは我々が実際に歩んだわけだが、相応の覚悟を持って取り組む必要がある。もし誰かが相談に来たら、話せることはあると思う。もちろん「SPACは簡単」という話ではない。 ──ナスダック上場後、しばらくはアメリカで打ち合わせなどが続くのか。 松本氏:再来週までニューヨークに滞在する。チームメンバーも同行し、投資家や今後、一緒にパートナーとして組んでいくWeb3企業や、潜在的に買収対象となるような企業と話をしていく。 ──ビットコインが10万ドルを超え、また、アメリカの暗号資産業界はトランプ氏の当選で一気に前向きになっている。マネックスグループは2025年、大いにアクセルを踏んでいくイメージか。 松本氏:バリバリに踏んでいく。2025年ではなく、もう上場した12月11日からバリバリにアクセルを踏んで進んでいく。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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BitMEX、創業10周年──市場は今でも無期限スワップの発明を評価

10年前、ビットメックス(BitMEX)はパーペチュアルスワップ(無期限先物)を発明し、初の暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所となった。しかしその後、誰もがそのモデルを盗み、デリバティブ取引所はありふれたものとなった。 しかし、ビットメックスの現CEOであるステファン・ルッツ(Stephan Lutz)氏はこれでいいと考えている。 「優れた芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む」とは、アップル(Apple)創業者のスティーブ・ジョブズ氏が、同社がゼロックス社の技術を模倣したことを弁明するために好んで使ったフレーズだ。 そして今はWeb3時代。2022年後半にCEOに就任したBitMEXのステファン・ルッツ氏は、暗号資産デリバティブ市場を支える金融商品、パーペチュアルスワップ(無期限先物)という同社の発明をライバルが模倣しても構わないと述べた。より多くのトレーダーがこのツールにアクセスすれば、市場がより健全になるからだ。 ルッツ氏はCoinDeskのインタビューで、「オープンソースのノウハウだから、みんなにコピーされた。世界中がそれを使っているのだから、結局は最高の賛辞のようなものだ」と語った。 特定の日に特定の価格で資産を売買する契約である先物とは異なり、パーペチュアルスワップは有効期限をなくし、マージン取引の感覚に似ている。 パーペチュアルスワップは、ファンディングレート(資金調達率)、つまりロングポジションとショートポジションの間でやり取りされる支払いを使って、原資産との価格調整を維持する一連の短期先物契約として機能する。 ルッツ氏は、初期の暗号資産市場でのデリバティブ構築における根本的な課題に対処したという点で、パーペチュアルスワップは暗号資産取引における画期的なイノベーションであったとして、次のように語った。 「カウンターパーティのクレジットリスクに直面していたし、ロングとショートを引き合わせる本当の仕組みがなかった。資金調達メカニズムと保険ファンドを背景にしたパーペチュアルスワップは、(先物)取引業界全体の火付け役となった」 さらにパーペチュアルスワップは、トレーダーが暗号資産の世界で求められるような超高速で反応することを可能にした。 フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所で働いた経歴を持つルッツ氏は「伝統的金融(TradFi)のサイクルが7年(一部の投資家はこのパターンで市場が動くと考えている)だとすると、暗号資産では6カ月だ。新しい動きに素早く反応する必要がある」と語った。 ビットメックスはもはや、取引高で最大のデリバティブ取引所には遠く及ばない。バイナンス(Binance)のような大規模な中央集権型取引所がパーペチュアルスワップを採用し、デリバティブビジネスに参入したためだ。それでもビットメックスは、忠実な顧客を抱えている。 その理由のひとつは、ビットメックスが独自のマーケットメイキングデスクを持っていないからだ。ルッツ氏によれば、ビットメックスは自社の顧客に相対するような取引をすることはない。 「公平性を保つために重要な、完全に独立した価格発見を保証しているため、当社の資金調達レートはときとして異なることがある。それは中立性の問題だ」とルッツ氏。 ボラティリティの高い時期、特に市場の低迷期には、ビットメックスの市場シェアはしばしば急上昇し、時には2倍になることもある。ルッツ氏によればそれは、ビットメックスが抱える忠実なデリバティブトレーダー顧客たちのおかげだ。 さらに10年 この業界が動くスピードを考えると、暗号資産企業が10年後にどうなっているかを想像するのは難しい。長引いたリーマン・ブラザーズの清算処理と、比較的迅速に済んだFTX破産後の処理とを比べてみてほしい。 ビットメックスに関して言えば、ビットコインベースのデリバティブにおけるニッチを維持しつつ、提供する商品を選択的に拡大していくとルッツ氏は考えている。 この先10年のうちに、ビットメックスがまた何か新しいものを発明し、業界全体がそれを真似たときにご満悦することになるかもしれない。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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不動産セキュリティ・トークンのポータルサイト開設:ケネディクス

ケネディクスグループの一員であるKDX STパートナーズは、不動産セキュリティトークン(以下、不動産ST)に関するポータルサイトを開設した。同サイトでは、ケネディクスグループが組成したファンドに関する不動産ST情報と関連する学習コンテンツを提供する。 KDX STパートナーズは、2024年12月よりケネディクス・インベストメント・パートナーズから不動産STファンドのアセット・マネージャー業務を承継。これに伴い、投資家向け情報提供プラットフォームとしてポータルサイトを構築した。今後はポータルサイトのアプリケーション開発や、不動産STに関する詳細情報の拡充を予定している。 同社の自社調べによると、2024年9月時点における不動産ST事業の運用資産規模は約1390億円となり国内最大規模を記録。発行本数は12本、単一銘柄での最大発行額は134億円に達している。また公募型不動産ST発行とODX(大阪デジタルエクスチェンジ)での取扱銘柄組成において、国内で初めての実施実績がある。 新設されたポータルサイトでは、「プロが買う不動産を誰でも買える革命」という文言を掲載し、機関投資家向けに限定されていた不動産投資機会を個人投資家に開放していくことが強調されている。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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ラジアント・キャピタル、5000万ドルのハッキング被害の背後に北朝鮮がいると発表

10月に発生したラジアント・キャピタルのハッキング事件は、おそらく北朝鮮が背後にいるものと思われる。 ハッカーたちは、元請負業者になりすましてマルウェアを送り込み、アクセス権限を盗んだ。 同じグループは、暗号資産に焦点を当てた他の攻撃にも関与しているとされている。 DeFiプロトコルのラジアント・キャピタル(Radiant Capital)は、10月に受けた5000万ドル(約75億円、1ドル=150円換算)の被害を北朝鮮のハッカーによるものだと主張している。 12月6日に発表された報告書によると、攻撃者は9月中旬に攻撃に向けた準備を開始し、10月16日に信頼されている元請負業者を装った人物からのテレグラムメッセージがラジアントの開発者に送信された。 そのメッセージには、その元請負業者がスマートコントラクト監査に関連する新たなキャリアの機会を追求しており、フィードバックを求めていると書かれていた。また、zip形式で圧縮されたPDFファイルへのリンクが含まれており、開発者はそのファイルを開き、他の同僚と共有した。 報告書によると、このメッセージは、元請負業者を装った「北朝鮮と連携した脅威をもたらす者」から送られたと見られる。ファイルには、「NLETDRIFT」と呼ばれるマルウェアが含まれており、ユーザーに正当なPDFファイルを表示しながら、macOSに永続的なバックドアを設置した。 ラジアントは、従来のチェックとシミュレーションでは明らかな不整合は見つからなかったと述べ、通常のレビューでは、この脅威は事実上発見できないと指摘した。 ハッカーは、コンピューターへのアクセスを通じて、複数の秘密鍵を制御下に置くことができた。 北朝鮮との関連性は、調査がまだ完了していないものの、サイバーセキュリティ企業マンディアント(Mandiant)によって特定された。マンディアントは、この攻撃は北朝鮮の偵察総局(RGB)とつながりのあるグループであるUNC4736によって計画されたと見ていると述べた。このグループは、AppleJeusまたはCitrine Sleetとも呼ばれている。 このグループは、暗号資産(仮想通貨)関連企業を標的とした他の複数の攻撃にも関与していることがわかっている。以前にも、偽の暗号資産取引ウェブサイトを使用して、求人情報や偽のウォレットへのリンクを通じて悪意のあるソフトウェアをダウンロードさせる手口で攻撃を行っていた。 この事件は、1月にラジアント・キャピタルに対する別のハッキング事件に続くものだ。ラジアントはこのとき、450万ドル(約6億7500万円)の損失を被った。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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