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暗号資産やブロックチェーン業界における各種プロジェクトの動向をまとめるカテゴリです。新規ローンチ、提携、資金調達、サービス拡張、エコシステム展開、オンチェーン施策など、Web3プロジェクトに関する重要ニュースを掲載します。

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トークン化ウラン、テゾス上で取引スタート

暗号資産(仮想通貨)プロトコル「Uranium.io」は、テゾス(Tezos)ネットワーク上で、酸化ウランの現物に裏付けられたトークン化ウランのマーケットプレイスを立ち上げた。 ウラン現物は、カナダのウラン採掘大手、カメコ(Cameco)が保管し、英国の規制下にある暗号資産会社アーチャックス(Archax)と、ウラン取引会社カーゾンウラン(Curzon Uranium)がトークン化をサポートする。 原子力エネルギーは再び人気を集めており、新しいブロックチェーンベースのマーケットプレイスが、個人投資家にトークン化を通じてウランへの投資アクセスを提供することでそのトレンドに乗ろうとしている。 ロンドンを拠点とするテゾスエコシステム開発会社トリリテック(Trilitech)は12月3日、「Uranium.io」を立ち上げ、「イエローケーキ」とも呼ばれるウラン酸化物U3O8に裏付けられたトークンを提供する。 このアプリは、テゾス上にあるEVM(イーサリアム・バーチャル・マシン)互換レイヤー2ネットワーク「Etherlink」上で開発された。原資産のカストディとトークン作成は、英国の規制下にあるデジタル資産会社アーチャックスが行い、ウラン現物は、ウラン採掘大手カメコが保管・管理している。 トークン化された現実資産(RWA)は、急速に成長する暗号資産市場の一分野であり、暗号資産企業やグローバルな金融機関が、コモディティなどの伝統的な投資をブロックチェーンに持ち込んでいる。取引コストの削減、決済の迅速化、そして幅広い投資家層の獲得が狙いだ。 デジタルトークンは、原資産の所有権を表す。例えば、HSBCは今年、トークン化された金を香港の個人投資家向けに提供している。 ウランは、需要が高まる原子力発電所の燃料となる貴重な金属だ。しかし、ウラン市場は断片化されており、取引はOTC(相対取引)デスクに集中、個人投資家の選択肢は少ないとトリテックのディレクターでテゾスブロックチェーンの共同創設者、アーサー・ブライトマン(Arthur Breitman)氏はCoinDeskのインタビューで述べた。所有権を表すトークンをブロックチェーンに乗せることで、摩擦は減り、一般投資家が参加しやすくなると同氏は付け加えた。 「原子力発電が復活しつつある今、これはとりわけエキサイティングだ」とブライトマン氏。 ウラン取引をブロックチェーン上で行う試みはこれが初めてではない。昨年、「Uranium3o8」と呼ばれるプロジェクトが、採掘企業との契約に裏付けられたウラン連動型トークンをDEX(分散型暗号資産取引所)のユニスワップ(Uniswap)でローンチした。 しかし、このプロジェクトはウラントレーダーからのフィードバックを受けて、当初の仕組みからピボットし、ローンチから数カ月後に取引ペアから流動性を排除したと広報担当者はCoinDeskに語った。これによってトークン価格はゼロに下落。これは、RWAトークン化の難しさを浮き彫りにしている。 トークンの価値を現物ウランで確実に裏付けるため、Uranium.ioはカメコに約160万オンスの酸化ウランを備蓄したとブライトマン氏は語った。一方、商品取引会社のカーゾンウランもウラン一次市場へのアクセスを提供している。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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チェイナリシス、共同創設者ジョナサン・レビン氏が新CEOに就任

ブロックチェーン分析企業チェイナリシス(Chainalysis)は12月5日、共同創業者でチーフ・ストラテジー・オフィサーのジョナサン・レビン(Jonathan Levin)氏が3日付けで取締役会により新CEOに任命されたと発表した。共同創業者で長年CEOを務めていたマイケル・グロナガー(Michael Gronager)氏の後任となる。 同社は、デジタルマネーの流れを把握したい政府や企業に暗号資産(仮想通貨)コンプライアンスソフトウェアを提供する大手企業。同社の各種ツールは、暗号資産が関連した犯罪捜査などにも使われる。 米国で次期トランプ政権が暗号資産フレンドリーな姿勢を示し、暗号資産の普及がさらに広がれば、同社サービスの需要はさらに高まるだろうとレビン氏は述べた。 「今、当社に必要なことは、市場の活況と当社の強固な財務基盤を踏まえ、顧客にとって市場リーダーとなり、プラットフォーム拡大に賭けることだ」 レビン氏は2014年にグロナガー氏とともにチェイナリシスを共同創業した。同氏は、グロナガー氏退任の理由については説明を避け、取締役会とグロナガー氏が変化の時が来たことで合意したとだけ述べた。 グロナガー氏は取締役会からも退き、代わりにポール・オービル(Paul Auvil)氏が加わる。オービル氏は、テクノロジー業界と金融業界で長い経験を持ち、独立取締役および監査委員長を務める。 非公開企業は、IPO(新規株式公開)申請前に、独立取締役を取締役会に迎えることが多い。チェイナリシスは、多数の資金調達ラウンドでベンチャー投資家から資金を調達している。 レビン氏は、株式公開の時期や計画の有無についてコメントを控えた。 「私は、現在の市場環境においてチェイナリシスが最高のソリューションを開発することに、きわめて近視眼的に集中している」と同氏は述べた。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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DMM Crypto、USDCによる補償申請開始──関連ゲームタイトル現状まとめ

撤退を発表しているDMM CryptoのWeb3事業「Seamoon Protocol」から12月5日、補償の申請に関する案内が公式Discordにて出された。 11月3日までのレベルアップシステムの参加者とPriority Pass Ticket NFTの保有者が対象で、OasysチェーンのUSDCによる補償が実施される。申請期間は本日から2025年1月5日までとなっている。 多数のブロックチェーンゲームのリリースを予告していたSeamoon Protocolの中止により、開発中のゲームタイトルはサービス終了や計画の見直しを迫られている。以下、各ゲームプロジェクトの対応状況をまとめる。 ■「かんぱに☆ガールズ RE:BLOOM」 10月に配信を開始したばかりだったが、2025年1月でのサービス終了を決定。11月29日をもってゲーム内通貨「シャインストーン」の販売も停止している。未使用分の払い戻しおよびアイテム類の補償については、サービス終了後に順次対応すると発表。 ■「神櫓-KAMIYAGURA-」 2024年内のリリースに向けて開発を進めていたが、リリース計画を含めた全体の再協議を行うことを発表。開発チームは「ユーザーの皆様にご満足いただけるコンテンツをご提供できるよう」取り組みを継続すると表明しているものの、具体的な方向性については不透明な状況。 ■「コインムスメ」 DMM CryptoのOasys Layer2独自チェーン(Verse)から、My Crypto Heroes(MCH)のエコシステムを展開するMCH Verseへとプラットフォームを移行。 ■「江戸前モンスターズ」 開発元のフライペンギンは同社ホームページで、「総合的に検討した結果、現時点で開発を続けることが難しい」として、開発およびリリースの中止を決定。 ■「Kyrie & Terra」 独立系ゲーム開発会社のROTJANA KAANKEMはゲーム公式サイトにて「Seamoon Protocolの閉鎖による影響はありません。今後もお客様に最高のゲームを提供できるよう全力で開発を続けてまいります」と事業の継続を発表。 ■「エンタメオンクレBOUNTY HUNTERS」 DMM CryptoのOasys Layer2独自チェーン(Verse)から、ゲーム特化型のOasys Layer2「TCG Verse」への移行を決定。「コインムスメ」同様、プラットフォームの移行により開発の継続を確保。 ■その他のタイトル 開発が告知されていた「Crazy Poker Zone」「Crypto Miner2」「Cross the Ages」「Arise」については、現時点で対応は発表されていない。 なお、CoinDesk JAPANがDMM Cryptoに対して取材を行ったところ、「サービス終了に関しては、現在お知らせに記載した以上のことをお伝えすることができません」との回答だった。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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NOT A HOTEL DAO、コミュニティ貢献度に応じた宿泊権NFTの実証実験開始

ハイエンドな別荘をシェア購入できるサービスを展開する「NOT A HOTEL」の完全子会社「NOT A HOTEL DAO」は12月3日、同世代起業家コミュニティ「90s(ナインティーズ)」と連携し、コミュニティ内の貢献度に応じて宿泊権NFTを付与する実証実験を開始することを発表した。 本実験では、90sがオーナーとして保有するNOT A HOTELの宿泊権を活用。コミュニティメンバーの貢献度に応じて宿泊権NFTを付与し、将来的にはコミュニティ内外での取引・流通を可能にする計画だ。宿泊権NFTの運用においては、DAOで確保している宿泊権の枠は使用しない。 実証実験のパートナーである90sは、GP(General Partner:ファンド運営)およびLP(Limited Partner:出資者)を代表の国本帆高氏が務める自己資本ベンチャーキャピタル。1990年代生まれの起業家を中心としたコミュニティを形成し、オールジャンル・オールステージでの最短即日の投資を特徴としている。   当プロジェクトを展開するNOT A HOTELは2日には、複数の金融機関からデットファイナンスによる総額105億円の資金調達を実施したことを発表。三井住友銀行を筆頭に、千葉銀行、広島銀行など計11金融機関が参画。これにより累計調達額は約223億円となった。 またNOT A HOTEL DAOを発行体として、暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインにて「NOT A HOTEL COIN(NAC)」のIEO(Initial Exchange Offering)を実施中。IEO申し込み期限は12月7日午前8時59分までとなっている。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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ビットゴー、個人向け暗号資産カストディプラットフォームを発表

ユーザーは完全カストディサービスとセルフカストディウォレットを並行して設定し、この2つの間で資金をシームレスに移動できる。 このサービスに登録したアメリカの顧客は、1BTCが当たる抽選に参加できる。 2013年から企業の資産保管ニーズに応えてきた暗号資産(仮想通貨)カストディアンのビットゴー(BitGo)が、一般の暗号資産投資家向けの専用リテールプラットフォームを導入すると発表した。 マイク・ベルシェ(Mike Belshe)CEOはインタビューで、「リテールカストディ提供は全世界の投資家に向けて開始され、当社の既存顧客が慣れ親しんでいる、同じ機関投資家グレードのセキュリティ保証が内部で提供される」と述べた。 実際、最初期のビットゴーは一種のリテール要素を持つウェブサイトだったとベルシェ氏は述べた。 ベルシェ氏は、「当時すぐに分かったのは、セキュリティを中心にビジネスを構築することが我々にとってより大きな展開になるということだった」とし、「いつかリテールに乗り出す日が来る、それがいつになるか次第だと常々言っていたが、その時が今来たのだ」と述べた。 カストディアルウォレットかノンカストディアルウォレットか、あるいはホットストレージかコールドストレージかに関して、新製品は「望むものは何でも」だとベルシェ氏は述べた。 ベルシェ氏は、「当社にはずっとセルフカストディウォレットがある。ビットゴーのリテール製品では、完全カストディウォレットを作成でき、ユーザーインターフェース内で併せてセルフカストディウォレットも作成できる。この2つの間で資金をシームレスに移動できる」と述べた。 ビットゴーはプレスリリースで、サービスに登録したアメリカの顧客は1BTCが当たる抽選に参加できると発表した。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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コインベース、サードパーティ暗号資産アプリ向け「オンランプ」サービスがアップルペイに対応

コインベースが自社のプラットフォーム「オンランプ」をアップルペイに対応させ、サードパーティアプリのユーザーがアップルの決済サービスで暗号資産購入の資金を調達できるようになった。 アップルペイの統合により、消費者の間で広く使用されているこのサービスを通じて、暗号資産の購入がより迅速になることが期待されている。 コインベース(Coinbase)が自社のプラットフォーム「オンランプ(Onramp)」をアップルペイ(Apple Pay)に対応させた。オンランプとは暗号資産(仮想通貨)用語で、法定通貨を仮想通貨に交換することを指す。これにより、セルフカストディウォレットなどのサードパーティアプリのユーザーが、iPhoneメーカーであるアップル(Apple)の決済サービスで暗号資産購入の資金を調達できるようになった。 法定通貨で暗号資産を購入する際、特に初回は、取引所とのやり取りや長時間のKYC(本人確認)チェックを経る必要があり、時間のかかるプロセスになることがあった。アップルペイの統合により、このプロセスがより迅速になることが期待されている。このサービスが消費者の間で広く使用されており、テック大手アップルのデバイスにデフォルトで搭載されているためだ。 2014年に導入されたアップルペイは、現在約5億人のアクティブユーザーを抱えており、アメリカではコンタクトレス決済の市場シェアの90%以上を占めている。 コインベースの開発者プラットフォーム責任者であるネミル・ダラル(Nemil Dalal)氏はCoinDeskとのインタビューで、「オンランプ製品が行うのは一般的に、ユーザーが法定通貨を暗号資産に持ち込むのを可能にすることだ。これまで、このプロセスは苦痛を伴うものだった」と指摘。「(コインベースの)オンランプで、所要時間を数秒にするという構想だ。6000万人のアメリカ人がすでに使い慣れているアップルペイの馴染みのあるウォレット体験を通じて、銀行口座を紐づけ、資金をオンチェーンに移動し、その後好きなことができる」と述べた。 ダラル氏によると、コインベース・オンランプを通じてユニスワップ(Uniswap)で暗号資産を購入することがすでに可能だという。コインベースのブログ記事の草案では、ドッグウィフハット(dogwifhat)やイギー・アゼリア(Iggy Azalea)氏のMOTHERなどのミームコインを購入するアプリであるムーンショット(Moonshot)が、アップルペイを通じて現金入金を受け付けるようになったと言及されている。 アップルペイはすでにユーザーの銀行口座と連携しているため、一部のKYCチェックが実施済みだ。従って、コインベースのオンランプチームは、これまでのKYC手続きの一部をアップルに依存することになる。 この統合の一環として、コインベース・オンランプを通じてアップルペイでステーブルコインのUSDコイン(USDC)を購入するユーザーは、トランザクション(取引)手数料を支払う必要がない。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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知らないと損!仮想通貨(暗号資産)の年末税金対策まとめ:クリプタクト

仮想通貨取引が普及する中、多くの投資家が見落としがちなのが税金対策です。年間の所得は1月1日から12月31日までが対象となるため、今が対策を行うにはベストなタイミングと言えます。 本記事では、仮想通貨投資における効果的な税金対策について、年内に行うべき重要なポイントを5つ解説します。 1. 含み損益の把握と適切な売買戦略 仮想通貨投資において、含み損益の理解と管理は税金対策の要となります。 なぜなら、含み損益を把握し適切な取引を年末までに行うことで、当年の利益の額を圧縮して税額を減らす、または翌年以降の税負担を平準化することもできるからです。 仮想通貨の所得は総合課税の「雑所得」に原則として分類され、他の所得と損益通算(損益を相殺すること)はできません。しかし、仮想通貨同士など、同じ総合課税の「雑所得」同士では損益通算が可能なため状況に合わせて取引することで利益を調整できるのです。 含み損益の計算方法 含み損益とは、保有している仮想通貨の現在価値と取得価格との差額のことで、実際に売却するまでは「含み」の状態にあります。 含み損益 = (現在の仮想通貨価格 – 取得時の価格) × 保有数量 例えば、1BTC(ビットコイン)を500万円で購入し、現在の価格が1,000万円の場合、含み益は500万円となります。 なお、仮想通貨の損益はコインごとに計算する必要があるため、複数の通貨を保有している場合や複数の取引所で同じコインを保有している場合、上記のようにシンプルではなく、計算が煩雑かつ複雑になります。 こうした場合には、仮想通貨の損益計算ツール「クリプタクト」のような損益計算ツールを使うのがおすすめです。 損益圧縮のタイミングと方法 では実際にどういった場合にどんな取引をすると効果的かをご紹介します。 1.年内の利益が大きい場合:含み損のある仮想通貨を売却して損失を確定させ、全体の利益を圧縮することができます。 2.年内の利益が少ない場合(含み損が大きい):含み益のある仮想通貨を売却して利益を確定させ、翌年以降の税負担を平準化することも考えられます。 2. 経費の計上 仮想通貨取引に関連する経費を適切に計上することで、課税対象となる利益を減らすことも覚えておきたい対策のひとつです。 経費として認められる主な項目 仮想通貨を取得する際に支払う手数料 売却時に負担する売却手数料 1. 仮想通貨を送金するための送金手数料 2. 売却時に負担する売却手数料 3. 仮想通貨を送金するための送金手数料 など。 これらの経費を適切に記録し、確定申告時に計上することで、課税所得を減らすことができます。注意点として、解説した費用が必ずしも経費計上できるとは限りません。 経費に計上できるか分からない費用については、税理士と相談して決めるのがおすすめです。特に、令和4年のFAQ改訂により、経費計上できる範囲が限定的になったと思われているため、経費計上の可否についてしっかりと相談しておくことが重要です。 3. ふるさと納税の活用 仮想通貨取引で得た利益は、「総合課税」の雑所得に分類され、給与所得などの他の総合課税対象の所得と合算されて課税所得額が決まります。そのため、ふるさと納税の寄附上限額も、仮想通貨の利益があると増加します。 ふるさと納税では、税金の支払先が変わるだけで税負担自体は変わりませんが、実質2000円の自己負担でさまざまな返礼品を受け取れるメリットがあります。仮想通貨の所得で上限額が増えている場合、その上限を把握したうえで適切な寄附額を活用することで、よりお得な納税ができると言えます。 ふるさと納税の寄附は1年中受け付けていますが、例えば2024年分として申告するためには、2024年12月31日までに寄附が完了している必要があります。今年度すでにふるさと納税を利用している方は、年末までに仮想通貨の所得を含めた上限額を確認し、上限に達していない場合は追加寄附を検討するのもおすすめです。 また、仮想通貨の損益計算ツール「クリプタクト」の無料「仮想通貨の税金シミュレーションツール」を使えば、給与所得と仮想通貨所得を合算した場合のふるさと納税の上限額(概算)も簡単に算出できます。 気になる方はぜひ試してみてください。 4. その他の税金対策 法人化の検討 仮想通貨取引の規模が大きい場合、法人化を検討する価値があります。 メリット: – 経費の計上範囲が広がる – 税率が個人より有利になる可能性がある(所得額による) – 損失の繰越期間が長い(個人の雑所得は損失繰越不可能、法人は10年) デメリット: – 設立や維持にコストがかかる – 会計処理が複雑になる – 社会保険料の負担が増える可能性がある また、法人を設立すれば法人化が完了するわけではなく、法人名義での仮想通貨取引所の開設、個人名義の仮想通貨を法人へどのように移転させるかの論点があります。実際に法人化を検討されている場合は、税理士などの専門家に相談することを推奨します。 年間20万円未満の利益確定戦略 通常の会社員において、仮想通貨の所得(利益)が年間20万円未満の場合、確定申告が不要となります。この制度を活用し、年間の利益を20万円未満に抑えることで、申告の手間を省くことができます。 また同様に、利益を少しずつ確定させていくのも有効になります。仮想通貨の利益は雑所得として総合課税の対象となっているため、利益が多ければ多いほど高い税率が適用されることとなります(累進課税)。これを避けるために、毎年少しずつ利確し、利益を出していく方法も有効となります。 5.税金対策を行うために必要な準備 これらの対策を行うにあたって、以下の点について事前に確認しておきましょう。 取引履歴のバックアップ取得 仮想通貨の損益計算を行うには、詳細な取引履歴が不可欠です。 以下の情報を入手できるようにしておきましょう。 1.各取引所からの履歴取得: 利用している全ての取引所から取引履歴をダウンロードします。多くの取引所では、CSVファイルなどの形式でデータを提供しています。 2.ウォレットの移動履歴の記録: 取引所外でのウォレット間の移動も記録しておきます。特に、ハードウェアウォレットなどを使用している場合は注意が必要です。 3. DeFi取引の記録: 分散型金融(DeFi)プラットフォームでの取引も忘れずに記録します。これらの取引は自動で記録されないことが多いため、手動での記録が必要になる場合があります。 4. NFT取引の記録: NFT(非代替性トークン)の取引も課税対象となるため、購入や売却の記録を保管しておきます。 こうした記録を管理は取引が頻繁であればあるほど、手動での管理は難しくなります。 こうした場合も仮想通貨の損益計算ツール「クリプタクト」を使えば、API連携できる取引所のデータと連携し自動で反映させたり、ウォレット接続をしてDeFiやNFTの取引履歴をインポートして管理するなど、こうした手間を大幅に削減できます。 取引履歴が欠けた場合の対処法 万が一、取引履歴の一部が欠けてしまった場合は、以下の方法で対処することができます: 1. 取引所のカスタマーサポートに連絡し、履歴の再発行を依頼する 2. ブロックチェーンエクスプローラーを使用して取引を追跡する 3. 銀行の入出金記録から取引を推測する ただし、これらの方法でも完全な復元が難しい場合があります。そのため、定期的なバックアップの取得が極めて重要です。 まとめ 仮想通貨の税金対策は、年間を通じて意識すべき重要な課題です。特に年末に向けては、以下のポイントを押さえておくことが大切です: 1. 含み損益を把握し、適切な売買戦略を立てる 2. 取引に関連する経費を正確に記録し、計上の準備をする 3. お得な納税方法として、ふるさと納税の活用を検討する 4. 法人化や年間20万円未満戦略など、自身の状況に合わせた対策を考える 5. 取引履歴のバックアップを確実に取得する これらの対策を適切に行うことで、不必要な税負担を避け、効率的な資産運用につなげることができます。ただし、税法は複雑で頻繁に変更される可能性があるため、最新の情報を常に確認し、必要に応じて税理士などの専門家に相談することをお勧めします。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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Oasys、インド最大級のゲームプラットフォームKGeNと提携

ゲーム特化型ブロックチェーンのオアシス(Oasys)は11月28日、インド最大級のゲームプラットフォームKGeNとのパートナーシップを発表した。この提携により、オアシス採用のブロックチェーンゲームは、KGeNの月間アクティブユーザー340万人へのアクセスが可能となる。 オアシスは「Champions Tactics™: グリモリア・クロニクルズ」、「De:Lithe Last Memories」「Chain Colosseum Phoenix」などのタイトルを手掛け、NFTゲーム「コインムスメ」の本格リリースも12月2日に控える。 KGeNは、インド、ブラジル、ナイジェリア、東南アジア、中東・北アフリカ(MENA)地域で事業を展開し、総ユーザー数1020万人を抱える。同社は独自のProof of Gamer(PoG)エンジンを活用し、約2億のデータ属性を収集、ゲーマーの評価構築から収益化までを一貫して支援している。 このパートナーシップによりオアシスは、ブロックチェーンゲームが爆発的な成長を遂げつつあるインド市場への進出を目指すと同時に、 KGeNの日本ゲーマー層へのリーチをサポートしていくとしている。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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LINE、2025年にミニDappsをローンチ予定──テレグラムのWeb3ゲーム成功を受けて

LINEは来年初めのミニDappsローンチ時に、アプリ上で30のDappsを展開する予定。 この導入は、テレグラムによるWeb3ゲームのローンチ後、ソーシャルメディアプラットフォームがブロックチェーン統合に再び関心を寄せていることを受けたものだ。 日本のメッセージアプリ大手LINEは、1億9600万人のアクティブユーザーがゲームやユーティリティなどのDapps(分散型アプリケーション)を利用できるようにする計画だ。 主に日本、台湾、タイ、インドネシアで利用されているこのソーシャルネットワークは、来年の1月末までに30のDappsをポータル内で公開し、第1四半期末までにさらに150のDappsを追加する予定。カイアDLT財団(Kaia DLT Foundation)のサム・ソ(Sam Seo)会長が述べた。 LINEの取り組みは、ソーシャルメディアやメッセージアプリがブロックチェーン技術を統合し、より幅広いサービスを提供するというトレンドの高まりを反映したものだ。9億人を超えるユーザーを抱えるテレグラム(Telegram)は、TON(The Open Network)ブロックチェーン上でキャティゼン(Catizen)やハムスターコンバット(Hamster Kombat)などのゲームを提供している。いわゆるミニDapps(アプリ内Dapps)もまた、ウィーチャット(WeChat)などのプログラムに追加されたユーティリティ機能の人気に支えられている。 ソ氏はCoinDeskとのインタビューで「ゲームが最も大きな割合を占めている」と述べたうえで、「その他にはソーシャルアプリやDeFi、AI(人工知能)ベースのチャットDappsなどがある」と付け加えた。 Dappsへの移行は、NFT機能を用いた以前のブロックチェーン実験が相対的に失敗した後に行われた。インスタグラム(Instagram)は2023年3月、前年に導入した、ユーザーが作成または購入したNFTを共有できる機能を停止すると発表。また、レディット(Reddit)のデジタル・コレクティブルはまだ存在しているが、それらをアニメーション化するために使われていた「コレクティブル・エクスプレッション(Collectible Expressions)」は今年7月に廃止された。 LINEのNFT進出 LINEもNFTに進出し、2022年4月に日本でNFTマーケットプレイスを立ち上げ、自社ブランドのNFTステッカーを展開した。 「NFTは一般ユーザーには複雑すぎる。アイデアは良かったが、UX(ユーザーエクスペリエンス)とUI(ユーザーインターフェース)を改善する必要があったと考えている」とソ氏は語った。 「以前は、ユーザーだけでなくクリエイターでさえ、NFTを所有のためのツールではなく、投資ツールとしてしか見ていなかった。これは、意図と結果のミスマッチのようなものだったと思う」 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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2017年に暗号資産を禁止したモロッコ、規制案を策定中と中銀総裁が発言

モロッコの中央銀行総裁は、暗号資産の規制案を策定していると述べた。 同国は中央銀行デジタル通貨が国の政策目標に貢献できるかどうかを今後も引き続き模索していくという。 北アフリカのモロッコの中央銀行総裁は、暗号資産(仮想通貨)の規制を策定していると11月26日に述べた。 モロッコの中央銀行であるアル・マグリブ銀行のアブデラティフ・ジュアハリ(Abdellatif Jouahri)総裁は、スピーチの中で規制に関する詳細には言及しなかった。同国は2017年に暗号資産を禁止している。 「この点に関して、アル・マグリブ銀行は、すべての利害関係者の参加と世界銀行の支援を受け、暗号資産を規制する法律の草案を作成しており、現在、採択プロセスにある」と首都ラバトで開催された国際会議で同氏は述べた。 また、中央銀行が発行するデジタルトークンである「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」が、金融包摂のような同国の政策目標に貢献できるかどうかを今後も引き続き探求していくと述べた。同国は3年前にCBDCプロジェクトを開始しているが、ジュアハリ氏はこの取り組みの詳細についても多くを語らなかった。 「これは、国の社会経済状況、地域および国際環境の変化、そして中央銀行の使命のいくつか、特に金融政策と金融安定性への影響を考慮しなければならない長期的な取り組みだ」と彼は述べた。 アフリカ諸国は、欧米諸国にならって、この分野をどのように規制していくかを模索している。南アフリカは昨年、企業を対象とするライセンス制度を開始した。一方、ナイジェリアは最近、法の執行に基づくアプローチを優先しており、その例として、バイナンス(Binance)と同取引所の財務コンプライアンス責任者、ティグラン・ガンバリャン(Tigran Gambaryan)氏への対応が挙げられる。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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