法規・政策

暗号資産やブロックチェーン業界に関する規制、政策、法制度の動向をまとめるカテゴリです。金融庁、SEC、各国政府の法案、ルール整備、コンプライアンス対応など、業界に影響を与える重要な制度変更と政策ニュースを掲載します。

市場, 最新記事, 法規・政策

バイナンスと米当局の和解は、暗号資産業界にとってもプラス: JPモルガン

バイナンス(Binance)のアメリカ政府との和解は、暗号資産(仮想通貨)業界にとってもバイナンスにとってもプラスだと、JPモルガン(JPMorgan)は11月23日の調査報告書で述べた。 業界全体にとって、この和解は「バイナンスの破綻から派生する潜在的なシステミック・リスクの大幅な軽減をもたらす」と報告書は述べている。また、ニコラス・パニギスツォグロウ(Nikolaos Panigirtzoglou)氏率いるアナリストは「FTX崩壊後のアメリカ当局の目標であった規制された暗号資産事業体や金融商品への継続的な移行」を強化するものだと書いている。 この規制された暗号資産企業や商品へのシフトは、伝統的な金融から投資家を引き付けるのに役立つため、肯定的な変化だと報告書は述べ、アメリカ証券取引委員会(SEC)によるビットコインスポット上場投資信託(ETF)の承認にブラックロック(BlackRock)やフィデリティ(Fidelity)などの大手資産運用会社が関与していることが、この主張を裏付けていると付け加えた。 JPモルガンによると、この和解はバイナンスを取り巻く不確実性を軽減し、取引とBNBスマートチェーンビジネスに利益をもたらすという。JPモルガンは、バイナンスがこの問題をめぐる不確実性のために市場シェアを失っていると指摘した。 「バイナンスの事業とビジネスモデルに対する和解の影響がより明確になれば、市場シェアの低下は今後抑制され、おそらく部分的に反転するはずだ」とアナリストは書いている。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

市場, 最新記事, 法規・政策

シンガポール、暗号資産投機抑制や投資資格緩和を含む規則を制定

シンガポール金融管理局(MAS)は、暗号資産(仮想通貨)サービスプロバイダー向けの規制案の諮問書に関するフィードバックに対する第2弾、かつ最後となる回答を発表した。 暗号資産投機を抑制する要件 MASは23日、暗号資産事業者に対し、融資や信用取引、取引のインセンティブを提供しないことによってリテール顧客による暗号資産投機を抑制するという要件を維持したと発表した。MASはまた、暗号資産事業者が現地で発行されたクレジットカードでの支払いを受け付けないことや、サービスへのアクセスを許可する前に顧客のリスク認識を判断することを望んでいる。 シンガポールは暗号資産業界の誘致を図る一方で、暗号資産に対する規制のバランスを追求してきた。今回の発表は、シンガポールのデジタル決済トークン(DPT)サービスプロバイダーに対する規制案に関して受け取ったフィードバックへの回答の第2弾だ。7月から行われている最初の措置では、安全な保管のためにプロバイダーが年末までに顧客資産を法定信託に預けることが義務付けられた。 制限の緩い措置に落ち着いた分野も ブロックチェーンインテリジェンス企業TRM Labsの上級政策アドバイザーで元MASスタッフのアンジェラ・アン(Angela Ang)氏は、「MASは投機的なリテール取引に対する姿勢では非常に一貫しており、自らの提案をおおむね進めているのは驚くべきことではない」とした上で、「とはいえ、顧客の純資産を決定する際に暗号資産を含めるなどの分野では若干制限の緩い措置に落ち着いている。これは、MASが業界のフィードバックに耳を傾けており、必ずしも同意していない場合でもそれを考慮する意向があることを示している」と指摘した。 比較的制限の緩い措置の中には、MASが認定投資家としての資格に関する制限を緩和し、認定に必要な200万シンガポールドル(約2億2200万円、1シンガポールドル111円換算)に一部の暗号資産をカウントできることを明確にしたことがある。 また、利益相反を開示し、上場を管理する基準を公表し、顧客の紛争を解決する手続きを確立させるという条件で、取引所が暗号資産を上場させるための独自の基準を策定することも許可されたようだ。アン氏は、香港のアプローチはより規範的であり、規制当局の基準を満たす暗号資産のみが許可されると指摘した。 MASには、高可用性とリスクインシデントの報告に関する規定もある。こうした要件は、他のシステム上重要な金融機関には課せられているが、決済サービスプロバイダーには課されていない。そのため、これは暗号資産に対する特別な規定となっている。 移行期間後の2024年半ばから発効 今回の規則は、施行に向けた「適切な移行期間」を設けるため、2024年半ばから段階的に発効する予定だ。 MASによれば、この規則は起こり得る消費者被害を制限することを目的としているという。 金融監督担当副マネージングディレクターのホー・ハーン・シン(Ho Hern Shin)氏は、「こうした事業行為や消費者アクセスの措置は、この目的の達成に役立つが、本質的に投機的でリスクの高い暗号資産取引の性質に由来する損失から顧客を隔離することはできない」と述べた。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

プロジェクト, 最新記事, 法規・政策, 特集・解説

デジタルユーロ発行は急がないが、作業は続けるべき: スペイン中銀総裁

ヨーロッパの「非常に効率的な」決済システムとデジタルユーロの発行について提起された財政的・社会的懸念を考慮するとデジタルユーロに差し迫った必要性はないとスペイン中銀総裁が述べた。 EUの中央銀行デジタル通貨に対する政治的批判には、国家統制を強化する手段として使われるという陰謀論も含まれている。 スペイン中央銀行のパブロ・エルナンデス・デコス(Pablo Hernández de Cos)総裁は11月20日の講演で、潜在的なデジタルユーロに対する懸念(その一部は陰謀論的な領域にまで至っている)は、欧州連合(EU)におけるデジタルユーロの差し迫った必要性がないことを示していると述べた。 欧州中央銀行(ECB)のデジタルユーロ・プロジェクトは重要だが、ヨーロッパとスペインの決済システムは「非常に効率的」であるため、ECBは「最大限の注意を払って分析を進めている」と述べた。 ECBの中央銀行デジタル通貨(CBDC)プロジェクトは、リテール決済用のデジタル版ユーロの発行を模索するもので、急ピッチで進められたが、今年初めの法制化提案で減速し、ECB関係者は政治的反対に直面している。批判には、プライバシーに関する正当な懸念も含まれ、デジタルユーロが国家統制を拡大する計画の一翼を担っているという陰謀論にまで発展した。 CBDCは金融の安定と金融政策に対するリスクを軽減するように設計されるべきであるとデコス氏は述べた。 彼はさらに「現状では、この構想が社会一般にとっても金融業界にとっても多くの問題を引き起こしていることは十分承知している。このような状況では、デジタルユーロの発行は、当然ながら差し迫った必要性とは認識されていない」と述べた。 だからといって、デジタルユーロへの取り組みが止まるべきではないとデコス氏は言う。11月、このプロジェクトは「準備段階」に入り、ECBはルールブックを確定し、テストを実施するためのプラットフォームを開発するプロバイダーを選定する。 「中央銀行だけでなく、金融業界も含めて、決済システムのような社会の幸福の鍵を握るサービスが脅威にさらされないよう、万全の態勢を整えることが我々の責任だと考えている。従って、最終的にどのような決定が下されようとも、ユーロシステムのこれまでとこれからの努力は十分に正当化されると信じている」とデコス氏は述べた。 ECBのクリスティーヌ・ラガルド(Christine Lagarde)総裁は9月、デジタルユーロの導入は少なくとも2年先だと述べている。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

プロジェクト, 市場, 最新記事, 法規・政策

バイナンス、米刑事訴訟の和解で43億ドル支払いへ──ジャオ氏は有罪認めてCEOを辞任

世界最大の暗号資産(仮想通貨)取引所であるバイナンス(Binance)は、制裁と送金に関する法律に違反したとして刑事告発されており、アメリカがこれまでに被告となった企業に支払わせた中で「最大規模の罰金」として、43億ドル(約6450億円、1ドル150円換算)を支払って和解することに同意した。 複数の容疑で罰金支払い 創設者のチャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao)氏は、個人に対してかけられた容疑についてシアトルで有罪を認め、5000万ドル(約75億円)の罰金を支払うとともにCEOを辞任することに同意した。アブダビの元規制当局者で、その後バイナンスの地域市場責任者を務めたリチャード・テン’(Richard Teng)氏がCEOを引き継ぐ。 21日に公開された裁判所への提出文書によると、バイナンスは適切なマネーロンダリング対策プログラムの維持を怠り、無許可の送金事業を運営し、制裁法に違反した容疑で提訴された。 別の提出書類によると、ジャオ氏は銀行秘密法に違反し、金融機関を違反させた容疑をめぐって罪を認めた。司法省によると、同氏の罰金は商品先物取引委員会(CFTC)への未払い額に充当されるという。 メリック・ガーランド(Merrick Garland)司法長官は21日の記者会見で、「バイナンスの従業員は、同社が制裁対象国の何千人ものユーザーにサービスを提供していることを把握し、議論を行っており、かつアメリカのユーザーと制裁対象国のユーザーの間の取引を促進することはアメリカの法律に違反することを知っていた。しかし、それでも彼らはそうしたのだ」と述べた。 ガーランド長官によると、バイナンスが支払うことになる43億ドルは、被告となった企業に支払わせた罰金としては過去最高額の一つだという。 これとは別に、財務省とCFTCはバイナンスとの独自の和解を発表した。ジャネット・イエレン(Janet Yellen)財務長官は、バイナンスと同省のマネーロンダリング・制裁監視機関である外国資産管理局(OFAC)との和解は財務省史上最大規模だったと指摘した。   コンプライアンス監視者も任命 有罪答弁の条件に基づき、バイナンスは罰金に加えて独立したコンプライアンス監視者を3年間任命し、コンプライアンスの取り組みを米国政府に報告する必要がある。ジャオ氏は、バイナンスの「現在および将来の運営や管理への関与」を禁じられているが、その禁止措置は監視者が任命されてから3年後に終了する。 対バイナンス訴訟の解決は、破綻した暗号資産取引所FTXの創設者サム・バンクマン-フリード(Sam Bankman-Fried)氏がFTXに関連した詐欺罪と共謀罪で有罪判決を受けてからわずか数週間後に行われたもので、アメリカ政府が大手暗号資産事業者に対して大きな勝利を収めた新たな事例となった。 機密扱いではない提出書類によると、ジャオ氏はアメリカの銀行規制の遵守よりも「バイナンスの成長、市場シェア、利益を優先した」という。文書には、同氏が従業員に対し、「許可を得るよりも許しを乞うほうが良い」と語ったと記載されている。その考え方は、同氏がアメリカの「グレーゾーン」と呼んだ部分でのバイナンスの運営に浸透していた。バイナンスがユーザーに関する「本人確認(KYC)」情報を収集しないように同氏が取り計らったのは、それがバイナンスの成長と魅力を阻害すると考えたからだ。 こうした過失により、バイナンスは制裁規定を含む複数の米国法に違反するリスクにさらされている。裁判所への提出書類によると、ジャオ氏のスタッフは、バイナンスが制裁対象国のユーザーにサービスを提供しているとジャオ氏に警告していたという。 バイナンスの反応 バイナンスはブログ投稿で、名前を挙げたさまざまな機関との「解決」に至ったことを認めた上で、バイナンスは過去数年間再編に取り組んできたとし、「コンプライアンスの深い経験を持つ新しいリーダーシップ」に言及。「今後50年間の基礎を築く中で、バイナンスがより強力な企業として浮上すると確信している」と表明した。 新しいCEOであるテン氏はX(旧ツイッター)、バイナンスには依然として約1億5000万人のユーザーと数千人の従業員がいると指摘。「私の焦点は次のことにある。1)企業の財務健全性や安心、安全に自信を持ち続けてもいいとユーザーを安心させること、2)重要な消費者保護を提供しながらイノベーションを促進する世界規模での高い基準を維持するために規制当局と協力すること、3)パートナーと協力してWeb3の成長とアダプション(採用)を促進することだ」と述べた。 ジャオ氏は、パッシブ投資に関わったり、さまざまなプロジェクトで少数株主になったりするかもしれないし、分散型金融(DeFi)にもっと目を向けるかもしれないと語った。 暗号資産・DeFi企業へのメッセージ 司法省は21日午前、ガーランド司法省長官、イエレン財務省長官、リサ・モナコ(Lisa Monaco)司法省副長官、CFTCのロスティン・ベーナム(Rostin Behnam)委員長とともに、記者会見で「重大な暗号資産の執行措置」とされる内容を発表すると発表した。モナコ副長官は記者会見で、この日の行動が「暗号資産企業とDeFi企業に対して間違えようのないメッセージを送った」とコメントした。 当局者らはそれぞれ、マネーロンダリング対策の不十分さを含むバイナンスの違反の疑いに言及。「バイナンスはアメリカの顧客とのビジネスを構築してきた5年間で、制裁対象国や個人が関わる10億ドル(約1500億円)近くの違法決済を可能にした」と指摘した。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

市場, 最新記事, 法規・政策

証券市場の世界的な基準設定機関、暗号資産規制についての勧告を発表

証券監督者国際機構(IOSCO)は11月17日、暗号資産(仮想通貨)を規制するための待望の勧告を発表した。 証券市場規制の世界的な基準設定機関であるIOSCOは、市場濫用、利益相反、顧客資産保護、情報開示、暗号資産に関連するリスクなどの問題を網羅する暗号資産セクターのルールについて、5月に協議を開始していた。 この勧告は、暗号資産サービスプロバイダーがもたらすリスクに対するグローバルな規制対応を確立するためのものだとOSCOはプレスリリースで述べている。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

プロジェクト, 市場, 技術, 最新記事, 法規・政策

シンガポール金融管理局、大手金融機関とともにトークン化のパイロット事業を開始

シンガポールの中央銀行は、JPモルガン(JPMorgan)、DBS銀行、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)などの大手金融サービス企業とともに、トークン化のユースケースのテストを開始する。 シンガポール金融管理局(MAS)が11月15日に発表したところによると、このテストでは、二国間の暗号資産取引、外貨決済、多通貨決済、ファンド管理、自動ポートフォリオ・リバランシングなどが検証される予定だ。 JPモルガンとアポロ・グローバル・マネジメント(Apollo Global Management)は、このプロジェクトの一環として、資産運用会社がどのようにブロックチェーン上で資金をトークン化できるかを実証する「概念実証」を実施したとMASの声明と同時に発表した。この取り組みは、日本の金融庁(FSA)、イギリスの金融行為規制機構(FCA)、スイスの金融市場監督機構(FINMA)を含む、資産のトークン化を推進する政策立案者グループである「プロジェクト・ガーディアン」の一部だ。 MASはまた、グローバル・レイヤー・ワン(GL1)と呼ばれる、トークン化された資産とアプリケーションをホストするデジタル・インフラの設計を模索している。これは、国境を越えた取引を可能にし、トークン化された資産をグローバルな流動性プールで取引できるようにするものだ。 トークン化とは、現実資産(RWA)をブロックチェーン・ベースのトークンとしてミントする際に使われる用語で、プロセスを迅速化し、より効率的で低コストにする可能性があるため、世界で最も著名な金融機関が注目している暗号資産技術のユースケースの1つだ。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

市場, 最新記事, 法規・政策

アメリカのCBDCは、まだ登場しそうにない:バンク・オブ・アメリカ

バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)は11月13日の報告書で、中央銀行デジタル通貨(CBDC)は登場するが、デジタルドルは当面ありそうにないと述べた。 世界の国の67%、世界の国内総生産(GDP)の98%を占める中央銀行がCBDCの発行を検討しており、そのうちの33%はかなり進んだ段階にあるという。 CBDCは政府が発行するデジタル通貨で、通常はその国の法定通貨をトークン化したものだ。 アルケシュ・シャー(Alkesh Shah)氏率いるアナリストは、「アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)はCBDCの試験運用を続けているが、CBDCの発行にはコミットしておらず、行政府と議会の支援がなければCBDCを発行するつもりはない」と書いている。 「CBDCの利点とリスクは設計と発行アプローチに依存するが、我々はCBDCが国境を越えた決済と国内決済のためのより効率的で低コストの決済システム、金融政策の実施と金融包摂の改善のためのツールを提供することを期待している」と報告書は書いている 。 しかしそれでも、「銀行預金との競争、取り付けの頻度の増加、通貨主権の喪失、世界各国間の緊張を促進する可能性もある」と同行は述べた。 中央銀行と政府は、「民間セクターと受益者を活用し、CBDC導入のすべての段階にわたって関わる」ことで、暗号資産のイノベーションを推進することが期待されている。 バンク・オブ・アメリカは、CBDCは「世界の金融システムに革命を起こす可能性がある」という見解を繰り返している。 スイス国立銀行(SNB)は今月初め、SIXデジタル取引所(SDX)や6つの商業銀行とともにホールセールCBDCの試験運用に取り組んでいると発表した。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

市場, 最新記事, 法規・政策

英スタンダードチャータードとSBI、暗号資産スタートアップを対象とした1億ドル規模の投資会社を設立

スタンダードチャータード(Standard Chartered)のベンチャー部門は、日本のSBIホールディングスと提携し、暗号資産(仮想通貨)スタートアップを対象とした1億ドル(約150億円、1ドル=150円換算)規模の投資会社を設立する。 11月9日の電子メールによると、SCベンチャーズとSBIホールディングスのジョイントベンチャー投資会社はアラブ首長国連邦(UAE)に設立され、市場インフラ、リスクとコンプライアンス、分散型金融(DeFi)、トークン化の分野の企業に焦点を当てるという。 スタンダードチャータードはここ数カ月、暗号資産活動をUAEに軸足を移し、2024年第1四半期に機関投資家向け暗号資産の保護を開始する地域としてドバイを選んだ。同社によると、ドバイの規制構造が他の地域に比べて成熟していることが、暗号資産事業を展開する企業を引き付ける大きな要因の1つだという。 スタンダードチャータードが過半数を所有し、SBIホールディングスも支援する暗号資産マーケットプレイスであるゾディア・マーケッツ(Zodia Markets)は、9月にアブダビで暗号資産ブローカー/ディーラーとして活動するための原則的な承認を受けた。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

市場, 最新記事, 法規・政策

SBIホールディングス、過去最高の上半期収益──初の通期1兆円超えへ:2024年第2四半期決算

SBIホールディングスは11月10日、2024年3月期第2四半期の決算説明会を開催。説明会は、代表取締役会長兼社長・北尾吉孝氏の「下期は大転換の期になる」という言葉からスタートした。 2024年3月期上半期の売上高は、過去最高の約5748億円。前年同期比28.3%増となった。「通期での初めての1兆円超えは確実」と北尾氏は述べ、「創業25年でここまで来た」「時間の問題でガラッと変わる。その転換点となるのが、この下期だと思っている」と続けた。 「ゼロ革命」がポジティブな影響 北尾氏が説明会の中でたびたび触れたのが、SBI証券の「ゼロ革命」(オンラインでの国内株式売買手数料の無料化)の波及効果だ。手数料の無料化については、売上高にネガティブな影響が出るのではないかとの予想もあったが、SBI証券の上半期の売上高も過去最高を記録。前年同期比26.3%増の約1021億円となった。 その他、FX関連事業の主要会社であるSBIリクイディティ・マーケットは過去最高の営業収益を記録。住信SBIネット銀行も口座数、預金残高が順調に推移した。 「ゼロ革命が生態系全体にポジティブな影響をもたらした」と北尾氏は強調。単体のビジネス展開ではなく、生態系を揃えていくことの重要性、強みを強調した。 暗号資産事業は黒字を確保 暗号資産事業は、前年同期は一部取引先の破綻などから損失となったが、2024年3月期上半期は税引前利益で黒字を確保した。 下期の暗号資産事業の取り組みについては「本格的なデジタルの世界の到来に備え、デジタルアセット分野を中心に積極的な投資と事業構築を推進」とし、Web3をはじめとする最先端サービス/テクノロジーへの投資を行う最大1000億円規模の新ファンド「SBIデジタルスペースファンド(通称)」の設立、暗号資産の生態系の拡大と収益力の最大化、世界最大級のグローバルコリドー形成、NFTに関する事業の展開などをあげた。 発表会資料によると、SBIデジタルスペースファンドにはすでに各業界大手を含む43社が参画。9月に設立してから11月時点で、約550億円の資金が集まっているという。 暗号資産市場の見通しについては、「米国金利に逆相関する場面が多くみられる」とし、「金利低下が見込まれるなか、今後の動向が注目される」と述べた。さらに来年はビットコイン半減期が控えており、米証券取引委員会(SEC)によって暗号資産ETFが承認されれば、価格上昇と取引の増加が期待されると続けた。 その他、Ripple Labsの国際送金サービス、好調なステーキングサービス、貿易金融、シンガポール金融管理局(MAS)が進める「Project Guardian」への関与、私設取引システム(PTS)の運営、NFTへの取り組み、さらには大阪・関西万博への協賛など、暗号資産に関するSBIグループのきわめて幅広い取り組みが紹介された。 2時間、スライドは160枚以上 四半期決算発表会は、最後の質疑応答を含めると2時間強、説明資料は160枚を超えたが、質疑応答以外は北尾氏がほぼ1人で説明した。質疑応答では、大阪・関西万博についての昨今のネガティブな報道について質問もあったが、万博のみにとどまらず、大阪市が進めているIR(統合型リゾート)誘致、万博を契機にした国際送金や地域通貨の活用などを含め、さらに九州との連携も視野に入れた「国際金融都市」づくりを目指していると力強く語った姿が印象的だった。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

イベント, プロジェクト, 市場, 最新記事, 法規・政策

暗号資産市場の監視強化でG7が合意

11月8日に発表された共同声明によると、G7(先進7カ国)の政策立案者たちは、暗号資産(仮想通貨)市場の競争を低下させる可能性のある事態を早期に知るために、このグループでの監視を強化することに合意した。 この声明は、広島で開催されたG7競争当局及び政策立案者サミットで、デジタル市場における懸念について議論した後に発表された。サミットにはアメリカ司法省反トラスト局と連邦取引委員会(SEC)も参加した。 「この文脈において、G7の競争当局と政策立案者は、市場を傾かせたり、競争を低下させる可能性のある行為や市場要因の兆候を早期に探るため、また、将来的に競争上の懸念を生じさせる可能性のある重要な技術や問題を特定するため、強化されたスキルセットを活用する」と声明は述べている。 「デジタル市場には競争上の懸念がある」と声明は述べている。「ネットワーク効果、規模の経済、デジタル・エコシステム、大量のデータの蓄積を特徴とする市場は、参入障壁、転倒障壁、支配障壁を増大または創出しやすい」。 G7によると、特に新技術は競争バランスを変化させ、より小さな企業グループによる市場支配の拡大につながる可能性があるという。サミットでは、政策立案者が新たな技術を理解し、被害を防ぐために迅速かつ適切な行動をとることが不可欠であると結論づけた。 「デジタル経済が進化するにつれ、生成型AI、ブロックチェーン、メタバースなどの新技術が出現しており、これらの技術を開発または使用する一部の企業が急成長することを可能にしている」と声明は述べている。 サミットでは、共同声明、経済協力開発機構(OECD)が作成したデジタル市場に関する新ルールのインベントリー、そしてインベントリーと合わせて読むことを目的とした分析ノートの3つの文書が作成された。 「規制モデルには違いがあるものの、インベントリーに掲載されたすべての制度は、該当するデジタル企業に対してほぼ同様の懸念を共有し、その特定には同様のアプローチを採用している」と分析ノートは述べている。 参加者は、法改正、政策の進展、制度の変更、エンフォースメントの進展に関する最新情報を共有し、デジタル市場における競争を保護するためにタイムリーなエンフォースメントと規制措置を講じることを約束した。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

Scroll to Top