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ブロックチェーンや暗号資産業界における技術動向をまとめるカテゴリです。ネットワークアップグレード、セキュリティ、スマートコントラクト、レイヤー1、レイヤー2、インフラ開発など、業界を支える重要な技術ニュースを掲載します。

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暗号資産の不正取引額、2024年に過去最高の400億ドルに:チェイナリシス

2024年に暗号資産を利用した400億ドル(約6兆円、1ドル150円換算)相当の不正取引が行われ、すべての犯罪を考慮すると推定額は510億ドル(約7兆6500億円)に上るとチェイナリシスは報告。 犯罪者は2021年にビットコインを使用していたが、現在は主にステーブルコインを使用。 2025年のデータには、バイビットでの15億ドル(約2250億円)のハッキング事件を受け、イーサリアムが含まれる可能性がある。 2024年は機関投資家による暗号資産(仮想通貨)の採用にとって節目となる年であったにもかかわらず、暗号資産犯罪が蔓延した。ブロックチェーンセキュリティ企業チェイナリシス(Chainalysis)のレポートによると、不正アドレスによって400億ドル(約6兆円、1ドル150円換算)が受け取られた。 この400億ドルという金額は、過去の犯罪に関する詳細が明らかになるにつれて、2025年を通じて増加すると推定されている。問題の違法な暗号資産は、詐欺・マルウェア・不正行為、ダークネットの活動に起因する可能性がある。 2023年の総額は461億ドル(約6兆9150億円)で終わったが、チェイナリシスは、2024年の総額はすべての犯罪を考慮するとそれを上回る513億ドル(約7兆6950億円)になると予想している。 また、この総額は、麻薬密売やマネーロンダリングなど、暗号資産が支払い手段として使用されるが暗号資産とは直接関係のない犯罪による収益は除外しているとレポートは付け加えた。 2024年にビットコイン(BTC)現物ETF(上場投資信託)が承認されたことで、機関投資家の取引量が急増し、業界全体の取引量に対する暗号資産犯罪の取引量の比率が低下した。暗号資産取引全体に占める不正取引の割合は、2023年は0.61%だったが、2024年には0.14%となった。 犯罪者は、不正資金の送金に関しても習慣を変えている。2021年には不正取引全体の約70%がビットコイン(BTC)に関係していたが、現在ではステーブルコインが主流となっている。ビットコインは現在、不正取引全体の約20%を占める一方、ステーブルコインは63%と大半を占めている。 プライバシー重視の暗号資産とされるモネロ(XMR)も、ダークネット市場で普及しているため、注目すべきものとしてリストに含まれている。アルトコインは、不正取引全体の約10%を占めている。 2月には、単独の暗号資産窃盗事件としては史上最大規模となる15億ドル(約2250億円)のハッキングがバイビット(Bybit)で発生したため、2025年の総額にはイーサリアム(ETH)が含まれる可能性がある点に留意する必要がある。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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SECの新サイバー部門、暗号資産に対する執行措置重視の姿勢に幕

米証券取引委員会(SEC)の暗号資産(仮想通貨)執行部門の新しい名称は、SECが業界に対して取るアプローチの変化を物語っているようだ。 SECは同部門の名称から「crypto(暗号)」の文言を削除し、これまでのデジタル資産に重点を置いた姿勢から遠ざかった。 米証券取引委員会(SEC)は2月20日、暗号資産分野の犯罪者を追う任務を担う部門を縮小し、名称も大幅に変更すると発表。業界に対する積極的な取締り姿勢からの脱却をさらに強固なものにした。 この部門の名称はここ3年間で、「サイバーユニット」から「暗号資産・サイバーユニット」、そして現在の「サイバー・新興テクノロジーユニット」へと変遷しており、暗号資産をめぐる役割に置いていた比重を多少軽くしているようだ。 ゲーリー・ゲンスラーSEC委員長(当時)は2022年、同執行部門がほぼ倍増の50人になると発表した。今回の発表では、この部門には「複数のSECオフィスにまたがる約30人の不正行為の専門家と弁護士 」が含まれるという。 「この部門は投資家を保護するだけでなく、イノベーションが成長する道を開くことで、資本形成と市場の効率化を促進する」とマーク・ウエダ(Mark Uyeda)委員長代行は声明の中で述べ、ローラ・ダレアード(Laura D’Allaird)氏が刷新された同部門のトップに就任することも発表した。 ウエダ氏の言葉は、2022年にゲンスラー氏が同部門は 「暗号資産市場の投資家に付け込もうとする者 」を追求すると述べたことに象徴される、暗号資産に焦点を当てた姿勢とは対照的である。 トランプ大統領は米上院がポール・アトキンス(Paul Atkins)元委員の委員長への指名を検討する間、共和党のウエダ氏を委員から昇格させ、暫定的にSECを指揮させることにした。ウエダ氏は委員長代行だからと言ってただ手をこまねいているわけではなく、すでにSECの改革を進めており、特に暗号資産に対する過去の強い不信感を和らげようとしている。 ウエダ氏は、SECに暗号資産タスクフォースを結成し、同じ共和党のへスター・パース(Hester Peirce)委員をトップに任命。サイバー・新興テクノロジーユニットはそのタスクフォースの「仕事を補完する」ことになっている。「ブロックチェーン技術や暗号資産に絡む不正行為」の追跡に加え、同部門は人工知能の違法な利用、ハッキング、その他のサイバーセキュリティ上の過失を監視する。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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AI偽装でFTX債権めぐり企業から数百万ドル相当を詐取か:報道

分析企業インカ・デジタルは、詐欺被害に遭った企業から依頼を受け、詐欺師の可能性のある人物を追跡した。この人物は、仮想通貨取引所FTXの破産債権を不正に販売して500万ドル以上を騙し取る際に身元を偽装する技術を使った。 同社の調査結果による結論では、この犯罪を実行した人物または集団は、FTX債権の購入者との通話において身元を隠すために、AIによるディープフェイクビデオを使用した可能性が高いとされている。 FTXの清算の支払いは18日に始まった。 データ企業インカ・デジタル(Inca Digital)の調査によると、匿名の企業少なくとも2社が、姿を変えていたとされる詐欺師にだまされた。詐欺師は数百万ドル相当の偽のFTX清算債権を販売しており、購入者とのビデオ通話の中で人工知能(AI)を使って外見を偽装していたとみられる。 この窃盗犯(単独または複数人)は、高額なFTX清算債権を販売しようとする人物になりすまし、少なくとも560万ドル(約8億4000万円、1ドル150円換算)を騙し取ったとされている。これらの債権は最終的には買い手を騙そうとしていたとされる人物とは無関係だったものの、有効であることは確認された。窃盗犯とみられる人物は、通話中に顔交換ビデオ技術を使用した可能性があり、他の証明書も偽造したとされている。支援を求められたインカ・デジタルの関係者が明らかにした。 インカ・デジタルのCEO、アダム・ザラジンスキー(Adam Zarazinski)氏はCoinDeskとのインタビューで、「これは、我々が知っている以上に多くの人々に対して起きている可能性がある」と指摘。この情報を広めることで、今週からFTXの支払いが始まる前に、このようなことが起きていると他の人々に警告できるかもしれないと語った。 盗まれた資金は、バイナンス(Binance)を含むアメリカ国外の取引所を通じて素早くマネーロンダリングされた。関与する取引所のデータを連邦法執行機関の当局者らが追跡しているかどうかは不明なままだ。インカ・デジタルは18日に公開した報告書でこの詐欺について詳細を明らかにした。 世界的な暗号資産取引所FTXの犯罪的崩壊により、数十億ドルの資産が債権者に分配されることになった。そのプロセスは18日に始まる。当然ながら、今後分配される予定の金額に対する二次市場が発展している。 インカの報告書内の一部の結論は、起きたことについての証拠に基づく推測であると記載されている。しかし、報告された窃盗の背後にいる単独または複数の人物は、債権を購入する企業のスタッフとビデオ通話を行ったとされている。そうした通話では、ビデオは最初は問題なく見えたが、後に本物かどうかについて疑問が生じたという。これは、AI偽装の台頭に伴ってますます一般的になっている出来事だ。 詐欺的なビデオ出演に加えて、購入者らには偽造された身分証明書が提示され、シンガポールの偽の住所が提供された。そしておそらく最も重要なことだが、実際の債権データが与えられた。そうしたデータはオンラインで公開されていることもあるが、破産手続きに関与する企業からのデータ漏洩の対象にもなっていると報告書は指摘している。 特にドナルド・トランプ大統領の政権による業界活動に対する最近の後押しを考慮すると、この種の窃盗は急騰する暗号資産市場をますます餌食にする可能性があるとザラジンスキー氏は指摘。「すべての機会には、その機会の背後に潜む悪者もいる」と語った。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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ウイスキー樽NFTの運用資産76億円規模に──ユニカスク発表

ウイスキー樽のNFT取引プラットフォームを展開するユニカスク(UniCask)は2月14日、同社が管理するウイスキー樽の運用資産が76億円規模に到達したと発表した。同社によれば、これは世界最大のウイスキー樽RWA(Real World Assets:現物資産)プロジェクトとなる。 ユニカスクは、ブロックチェーン技術とNFTを用いたウイスキー樽の所有権管理システムを構築。従来、業者間でのみ取引されていたウイスキー樽投資を一般に開放し、透明性を確保した取引環境を実現している。公式プラットフォーム「unicask.com」では二次流通市場も開設され、樽所有者による直接取引が可能となった。 同社のプラットフォームではすでにスコッチウイスキーやフランスのコニャックもNFT化しており、世界の蒸溜酒市場のデジタル資産化を推進している。これは、グローバル競争が激化する日本のクラフトウイスキー業界において、ローカル蒸溜所の海外展開を支援する新たなモデルケースとなっている。 酒類業界ではほかにも、サントリーがウイスキー樽熟成ビールの消費証明NFTを発行するプロジェクトを開始している。また日本酒「獺祭」の最高級品では、SBIトレーサビリティが開封検知機能付きNFCタグとブロックチェーンを組み合わせた真贋証明サービスを提供するなど、Web3技術の実用化が進んでいる。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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Zoomはビットコイン戦略を採用すべき:セムラー・サイエンティフィック会長

ズーム・コミュニケーションズはビットコイン戦略を採用することで、停滞する成長と株価パフォーマンスを一変させる可能性があると、セムラー・サイエンティフィックのエリック・セムラー会長は述べた。 このテクノロジー企業には活用していない多額の現金があり、すぐに最大のビットコイン保有企業の1つになれるだろうとセムラー氏は付け加えた。 セムラー・サイエンティフィックは、昨年ビットコイン財務戦略を採用して以来、3億500万ドル(約466億6500万円)相当の3192BTCを蓄積し、株価は2倍以上に上昇。 ナスダック上場のズーム・コミュニケーションズ(Zoom Communications)の株価は、新型コロナウイルスのパンデミックによる好況期に株式市場で急騰したが、その後は厳しい状況に直面している。停滞する株価パフォーマンスを一変させ、株主に価値を提供するために、ビットコイン(BTC)戦略を採用すべきだと、医療技術企業セムラー・サイエンティフィック(Semler Scientific)の会長であるエリック・セムラー(Eric Semler)氏は述べた。 セムラー氏は13日にXの投稿で「かつてパンデミックの寵児だったズームは、今や競争の激しい低成長市場に取り残されている」と述べたうえで、「77億ドル(約1兆1800億円)の現金、年間20億ドル(約3100億円)のフリーキャッシュフロー、低コストの負債を容易に調達する能力を活用することで、ズームは急速に最大のビットコイン保有企業の1つになる可能性がある」と語った。 ナスダックとS&P500が史上最高値を更新し続けているにもかかわらず、ズームの株価は2020年のピークから約85%下落している。 セムラー氏のコメントは、昨年セムラー・サイエンティフィックがビットコイン財務戦略を採用した経験に基づいている。同社は、以前はマイクロストラテジー(MicroStrategy)として知られていたマイケル・セイラー(Michael Saylor)氏のストラテジー(Strategy)の例を研究したあと、この戦略を採用した。それ以来、セムラー氏は保有する現金のほとんどをビットコインに変換し、トークンを取得するための資金を増やすために資本市場を利用した。最新の更新では、現在の価格で3億500万ドル(約466億6500万円)相当の3192BTCを蓄積している。 セムラー・サイエンティフィックの株価はここ数週間、ビットコインの価格低迷とともに苦戦しているが、それでも同社が2024年半ばに最初のトークン購入を公表して以来、株価は2倍以上に上昇している。 セムラー氏は、ズーム・コミュニケーションズは「ゾンビゾーン」企業の第1弾であり、今後もこのような企業を選定すると約束している。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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ピーター・ティール氏支援のPlasma、ビットコイン基盤のステーブルコイン用ネットワーク開発で約31億円を調達

プラズマ(Plasma)は、初期投資家であるピーター・ティール(Peter Thiel)氏、パオロ・アルドイノ(Paolo Ardoino)氏、ビットフィネックス(Bitfinex)などからの400万ドル(約6億円、1ドル=153円換算)のシードラウンドに続き、フレームワーク・ベンチャーズ(Framework Ventures)が主導するシリーズAの資金調達ラウンドで2000万ドル(約31億円)を確保した。 プラズマは、ビットコインのブロックチェーンを活用した手数料ゼロのUSDT送金で、ステーブルコインの取引を効率的に処理するように設計されている。 ステーブルコインは急速に成長している暗号資産(仮想通貨)クラスで、決済や送金に利用されることが増えている。 ステーブルコイン用に特化したビットコイン基盤のブロックチェーンを開発する暗号資産スタートアップのプラズマ(Plasma)は2月13日、開発を進めるために2000万ドルを調達したと発表した。 今回の資金調達ラウンドはフレームワーク・ベンチャーズ(Framework Ventures)が主導し、プラズマのテストネットとメインネットの立ち上げ、さらに送金、決済、DeFiアプリケーションへの拡大をサポートするとチームは述べた。 今回の投資は、ビットフィネックス(Bitfinex)、ステーブルコインの発行企業テザー(Tether)社のCEOパオロ・アルドイノ(Paolo Ardoino)氏、ベンチャーキャピタリストのピーター・ティール(Peter Thiel)氏、著名な暗号資産トレーダーであるコビー(Cobie)氏やデジタル資産ヘッジファンド、スプリット・キャピタル(Split Capital)の共同創業者ザヒール・エブティカー(Zaheer Ebtikar)氏を含む初期の支援者による400万ドルのラウンドに続くものである。 ステーブルコインは、供給高2200億ドル超えで、暗号資産界の支配的勢力となっており、日常的な支払いや貯蓄に使われることが増えている。ビットコインは最も長い歴史を持つブロックチェーンだが、ステーブルコイン活動のほとんどは、イーサリアム、トロン、ソラナといったより新しいチェーンで起こっている。 プラズマは、分散型金融活動の大部分を支えるイーサリアム・バーチャル・マシン(EVM)との完全な互換性を備えた、ビットコインブロックチェーン上のサイドチェーンとして設計されている。 プラズマチームは、ビットコインのセキュリティを活用し、手数料ゼロのUSDTトランザクションを提供することで、手数料の高さやスケーラビリティの限界など、既存のブロックチェーン上のステーブルコインが直面する課題に対処することを目指していると述べた。 「ステーブルコインはブロックチェーンの普及において明らかな勝者であるにもかかわらず、現在のブロックチェーンでは二級市民として扱われている」と、プラズマの創業者兼CEOであるポール・フェークス(Paul Faecks)氏は声明の中で語り、次のように続けた。 「プラズマは、ビットコインを基盤として、手数料ゼロのUSDT送金、深い流動性を持つステーブルコインのための専用エコシステムとインフラを活用することで、市場で最も安全でスケーラブルかつ効率的なステーブルコイン用ブロックチェーンを生み出す」。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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トヨタ、初のセキュリティトークン社債を発行へ

トヨタファイナンシャルサービスのブロックチェーングループは2月10日、トヨタグループ初となるセキュリティトークン社債(ST債)の発行を発表した。「トヨタウォレットST債」と名付けられた本商品は、2025年2月20日から27日まで募集を行い、3月3日に発行する。社債総額は10億円規模となる。 本ST債は、プログマ(Progmat)が提供するデジタルアセット発行・管理基盤「Progmat(SaaS)」を活用する。投資家への特典提供は、デジタル決済アプリ「TOYOTA Wallet」を通じて行われる。 TOYOTA WalletアプリとProgmatプラットフォームを連携させることで、発行体はリアルタイムで投資家情報を把握し、効率的な役務提供を実現する。 発行に際しては、大和証券、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行が協力する。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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オンド・ファイナンス、トークン化された資産向けレイヤー1ネットワークを発表

トークン化された現実資産(RWA)プラットフォームのオンド・ファイナンス(Ondo Finance)は、機関投資家向けのパーミッションド・レイヤー1ブロックチェーン「オンド・チェーン(Ondo Chain)」を発表した。 このネットワークは、セキュリティとコンプライアンスをパブリックチェーンのアクセシビリティと組み合わせる。 オンドは、トークン化された国債発行で第2位のプロトコルであり、数日前にはトークン化プラットフォームを発表していた。 トークン化された国債発行で第2位のオンド・ファイナンスは、トークン化された現実資産向けに設計された独自のレイヤー1ブロックチェーンをローンチし、伝統的資本市場と分散型金融をつなぐことを計画していると、同社が2月6日に開催した第1回オンド・サミットで発表した。 オンド・チェーンと名付けられたこのブロックチェーンは、イーサリアムのようなパブリックブロックチェーンの透明性とアクセシビリティを維持しながら、機関投資家水準のコンプライアンス基準を満たすように設計されていると同社は述べた。 このネットワークは、トランザクションを検証し、資産価格やトークンの裏付けなどの正確な金融データを確保するために、パーミッションドバリデーターに依存する。また、トークン化された現実資産のステーキングや、相互運用性のためのブロックチェーン間のネイティブブリッジもサポートする。 ネイサン・オールマン(Nathan Allman)CEOは声明で、「金融市場のアップグレードの機は熟しきっている。我々は、伝統的金融とブロックチェーン技術の長所を結びつけるエコシステムを構築している」と語った。 エコシステムのネイティブトークンであるONDOは、発表後に変動が激しく、1.5%下落した後、3.5%上昇した。発表直後、ドナルド・トランプ米大統領とその家族が支援する分散型金融プロトコルのワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial)が、ONDOトークンに47万ドル(約7100万円、1ドル=151円換算)を投資したことがブロックチェーンデータで示された。 オンドの最高戦略責任者であるイアン・デ・ボーデ(Ian De Bode)氏は、6日にニューヨークで開催されたオンド・サミットのプレゼンテーションの中で、「我々は、驚くほど深い流動性と投資家保護を持つ伝統的金融と、オープンアクセスやイノベーション、新しいプリミティブを持つDeFiのすべての長所を組み合わせることができるものを開発することを目指した」と語り、次のように続けた。 「しかし、我々がこのミッションに着手したとき、本当にひとつにまとめるために必要な条件が整っていないことに気づいた。この2つを結びつけるためのインフラが存在していなかったのだ」。 今回の発表は、オンドが株式、債券、ETF(上場投資信託)をブロックチェーンレール上に移行することをサポートするトークン化プラットフォームを発表した2日後に行われた。 オールマン氏は、アメリカで新政権が発足した今、トークン化された現実資産が有意義な普及を遂げるには2~3年かかるとの見方を示した。 トークン化、つまりブロックチェーン上で伝統的資産の所有権を表すデジタルトークンを作成することは、世界的に勢いを増している。機関投資家や政府までもが、決済の迅速化や投資家への幅広いアクセスといった業務効率の改善を求めて、このプロセスを模索する動きを強めている。 マッキンゼー(McKinsey)、ボストンコンサルティンググループ(Boston Consulting Group)、21シェアーズ(21Shares)、バーンスタイン(Bernstein)の各レポートは、トークン化されたRWA市場はこの10年間で数兆ドル規模に成長すると予測している。 最近、金融界で影響力のあるリーダー数人が、トークン化されたRWAを金融イノベーションの次のフロンティアとして宣伝した。 資産運用大手ブラックロック(BlackRock)のラリー・フィンク(Larry Fink)CEOは、将来的に債券や株式がブロックチェーンレール上で取引されるようになると述べ、米国の規制当局や政策立案者に対し、セキュリティトークン向けのルールを作るよう促した。 デジタル証券会社ロビンフッド(Robinhood)の共同創業者兼CEOであるブラッド・テネフ(Vlad Tenev)氏は、トークン化によって、現在は適格投資家や富裕層に限られているプライベートエクイティ投資へのアクセスを民主化できると述べ、個人投資家向けにトークン化された資産投資を解禁するためのルール変更を提案した。 rwa.xyzのデータによると、オンド・ファイナンスはトークン化された米国債の発行で2番目の規模を誇る。同プロトコルの米ドルイールドトークン(USDY)と短期米国債トークン(OUSG)の時価総額は、それぞれ3億8500万ドルと2億6800万ドルとなっている。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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サントリー「飲用証明NFT」はビールの未来を変えるのか──リアルビジネスとの連携が進むNFT

サントリーは昨秋販売したビール「マスターズドリーム」の原酒樽熟成シリーズに「飲用証明NFT」を付けた。開栓済みのボトルにスマートフォンをかざせば、製品を飲んだ記念のNFTが手に入る仕組み。NFTはAvalanche(アバランチ)上で発行される。 ブロックチェーンのユニークなユースケースとして、CoinDesk JAPANも取り上げたが、この時、アバランチからリリースはあったものの、サントリーからは特に発表はなかった。現状、商品紹介にもNFTのことは触れられていない。 なぜサントリーは高級ビールとNFTを組み合わせたのか。なぜ表立って発表していないのか。プロジェクトはシンガポールに設立されたWeb3チームが担ったという。来日の機会を捉え、話を聞いた。 「NFT」を打ち出さなかった理由 飲用証明のNFTが付属するのは、ビールをウイスキー樽で熟成させた「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム〈山崎原酒樽熟成〉2024」という商品。販売はネット限定で、715ml瓶1本で6600円(税込・メーカー希望小売価格)という価格設定になっている。 興味深いのは、サントリーのサイトには、NFTに関する説明は掲載されていないことだ。 サントリー未来開発部の櫻井卓雄氏は、こう説明する。 「Web3技術がまだ完全に浸透しきっていない中で、NFT体験をどう説明するのか、言葉選びを非常に注意深く行った。もしWeb3ユーザーだけに向けた商品なら全く違う表現があっただろう。しかし今回は『お酒が好きで、これまでにない新しいビールを求めているお客様』に向けた製品のため、NFTという言葉はあえて打ち出さなかった」 〈サントリー未来開発部の櫻井卓雄氏〉 ただ、あえて前面に出さなかっただけでWeb3の活用方法を模索する方針には変わりはない。同社ではシンガポールにブロックチェーン技術を取り扱う社内チームを発足させ、今回の製品開発もそのチームと連携して行ったという。 「サントリーは常にお客様に様々な価値を届けようとしている。シンガポールにチームを作りWeb3で新たな挑戦を試みているのは、その一環だ」 今回のNFTは、何が狙いなのか? 「Web3のプロジェクトとはいえ、私たちの主眼は『お酒を楽しんでいただくこと』にある。今回はその体験をより豊かにできればと、『飲用証明』をNFTにした。今回の狙いは、すでにあるブランドに『プラスアルファの付加価値』をつけることだった」 発売後のユーザーからの反響は、総じてポジティブだったという。櫻井氏は「現実にあるブランド商品に、新たにWeb3の技術を組み合わせた点を、前向きな挑戦だと受け止めていただけた」と説明する。 NFT発行の仕組み NFT発行には、交通系ICカードなどに使われるNFC(近距離無線通信)タグを使った。仕組みは次の通りだ。 まず、この製品のビール瓶には、王冠を覆う形で電子タグ(NFC)入りのシールが貼られている。つまり、ビールを開栓するためには、シールを破る必要がある。 シールが破られるとNFCタグの状態が変化し、ビールが「開封された」とみなされる。その状態でNFCタグにスマートフォンをかざすと、ブラウザ経由で通信が行われNFTが発行可能となる。 その後、ユーザーは電子メールやウォレットでNFTを受け取れるという仕組みだ。 今回、新たな挑戦の目標は達成できたのだろうか? 櫻井氏は「ビール瓶にNFCタグを付け、それをスマートフォンで読み取ってもらい、NFTを発行するという仕組みがどこまでお客様に受け入れられ、楽しんでもらえるのかは未知数だった。今回、技術的な問い合わせは、皆無ではなかったが想定範囲内で、全体としては『お客様にとって大きな混乱を招くことなく、展開することができた』と捉えている」と振り返る。 今回の新しい取り組みでは、たとえばNFCタグ入りのシールが簡単に破れたり、濡れて故障したりしないかなどの確認を行った。またNFT発行フローについてはシンガポールのチームと綿密なやり取りをしながら、システムを作り上げていったという。 Avalanche採用の理由 ブロックチェーンにはAvalanche(アバランチ)を採用した。どういう理由で選定を行ったのか? シンガポールのブロックチェーン・チームでプロダクトマネージャーを務めるLinda Yu氏は、理由としてセキュリティの高さ、互換性の高さ、スケーラビリティ、動作スピード、NFTの管理しやすさを挙げた。「他のチェーンも考慮はしたが、今回はAvalancheが最適だと判断した」と述べる。 〈Linda Yu氏〉 同チームのマネージング・ディレクターSebastian Zilliacus氏は「顧客の信頼を得るためにはチェーンの将来性や透明性、相互運用性、そしてパブリックチェーンであることも重要な要素だった」と付け加えた。 パブリックチェーンに刻み込まれたデータは、そのチェーンが存続する限り残り続ける。 「まさにそれがWeb3技術を選ぶ理由だ。多くのWeb2のサービスは、どこかのタイミングで運用終了となってしまうこともある」とZilliacus氏は言う。 Yu氏も「Web2のサービスでは運営終了とともにデータが消えてしまう。しかしデータがブロックチェーン上にあれば、たとえサービス終了後も利用できる」と続けた。 〈Sebastian Zilliacus氏〉 NFTなら、たとえば10年後、20年後に振り返ったときも、あのとき確かにビールを開けて飲んだよね、と証明できるわけだ。 今回、Web3側では、どんな工夫をしたのだろうか。 Yu氏は「必要なのは、スマートフォンとメールアドレスだけ」と、そのハードルの低さを強調する。 「今回使ったNFCタグも、多くのユーザーには馴染み深いものだ。NFTを受け取るのに新たにアプリをダウンロードする必要はなく、暗号資産ウォレットも必須ではない」(Yu氏) 今回の取り組みではWeb3ユーザーでなくても、気軽に利用できる形を重視したわけだ。ただ、サントリーの幅広い商品ラインナップから考えれば、今回とは異なる展開も考えられるだろう。 Zilliacus氏は「もちろん、ブロックチェーンを使った取り組みはいくつも検討している。今回のプロジェクトで得た学びをもとに、革新的なユーザー体験を作り出すため、新しい手法とブランド・エンゲージメントを模索していきたい」と語った。 新たな展開を見せるNFT NFTは、2021年〜22年はじめにかけてバブルといえる盛り上がりを見せたが、その後、急速に崩壊した。例えば、X(旧ツイッター)の創業者ジャック・ドーシー氏の世界初のツイート画像のNFTは2021年3月に約3億円で落札されたが、翌年4月のオークションでの最高入札額は100万円を切っていると伝えられた。人気を集めたPFP NFT(プロフィール画像NFT)も同じような状況となった。 2024年12月には、ナイキ傘下のRTFKTが事業終了を発表。直近では、ANAがマーケットプレイスのサービス終了を発表した。「NFTは終わった」との声もあったが、一方で、今回のサントリーの取り組みなど、リアルなビジネスと連携した取り組みが増えつつある。 いくつか例を上げると、先週、楽天グループはJ1「ビィッセル神戸」開幕戦チケットをNFTで販売開始した。JR九州はNFTを使ったキャンペーンを積極的に展開している。そごう・西武は年末にNFTデータを顧客行動分析に活かす実証実験を開始した。 「急速に崩壊した」と書いたが、NFT取引高が急増し、市場は復活を遂げているとのレポートを米ギャラクシーは出している。 12月には、ペンギンのイラストのNFTコレクション「Pudgy Penguins(パジーペンギン)」のフロア価格(最低入札価格)が10万ドルを超えた。日本では1月28日、メルカリがNFTマーケットプレイス「メルカリNFT」の提供を開始した。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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米の規制不足が証券トークン化の取り組みを阻害:ロビンフッドCEO

トークン化は、現在富裕層のみが利用できる私募市場投資の門戸を開く可能性がある。ロビンフッドのヴラド・テネフCEOが29日のワシントン・ポスト紙の寄稿で述べた。 規制当局がトークン化された証券に関する明確なルールを提供しない限り、アメリカは他の資本市場に後れを取る可能性があると警告した。 「世界はトークン化に向かっており、アメリカは取り残されるべきではない」と主張した。 現在のアメリカの規制は、トークン化を通じて一般投資家にプライベートマーケット(私募市場)投資の門戸を開く可能性のある大きな金融シフトを阻害している。デジタル証券会社ロビンフッド(Robinhood)のヴラド・テネフ(Vlad Tenev)CEOが指摘した。 テネフ氏は29日のワシントン・ポスト紙の寄稿で、オープンAI(OpenAI)、スペースX(SpaceX)、ストライプ(Stripe)などの多くの高成長企業が上場を避ける傾向が強まっており、これによって投資機会が富裕層投資家の小さな集団に限定され、一般投資家との投資格差が広がっていると述べた。 暗号資産(仮想通貨)市場の基盤となるブロックチェーン技術を通じて私募株式をトークン化することで、一般投資家が企業の成長段階の序盤にアクセスできるようになり、適切な情報開示と投資家保護を維持しながら参入障壁を下げることができるとテネフ氏は主張した。 同氏は、「世界はトークン化に向かっており、アメリカは取り残されるべきではない」とし、「暗号資産に関する議論を、ビットコインやミームコインから、ブロックチェーンが実際に可能にしているものへと更新する時が来た。つまり、今世紀にふさわしい超包括的でカスタマイズ可能な投資の新時代だ」と述べた。 しかし、アメリカの規制当局、特に証券取引委員会(SEC)は、証券トークンの登録に関する明確な枠組みやルールをまだ提供していない。一方で、欧州連合(EU)やシンガポール、アブダビなどの他の主要市場はすでにこの分野で進展があると同氏は指摘した。 同氏が提案したのは、IPO(新規株式公開)の代替として証券トークン登録の枠組みを作成すること、トークン化された資産に対応する取引所や証券会社に対して明確なガイドラインを提供すること、資金量ではなく金融知識に基づいてアクセスを認めるよう適格投資家ルールを更新することだ。 トークン化は、暗号資産と伝統的金融が交わる分野で急成長のセクターであり、マッキンゼー(McKinsey)やBCG、21シェアーズ(21Shares)、バーンスタイン(Bernstein)の予測によると、今後10年間で数兆ドル規模の市場になる可能性がある。機関や、政府でさえも、決済の迅速化と投資家のアクセス可能性の拡大を実現するために、債券やファンド、コモディティ(商品)、不動産などの現実資産(RWA)をブロックチェーン上にデジタルトークン形式で配置することを研究している。 テネフ氏は今回、トークン化を推奨し、トークン化された証券に関する明確なルールを求める金融界の著名なリーダーに加わった。10兆ドル(約1550兆円、1ドル155円換算)規模の資産を運用するブラックロック(BlackRock)のラリー・フィンク(Larry Fink)CEOは最近CNBCのインタビューで、トークン化は市場を変える次のフロンティアだと述べ、株式や債券のトークン化を「迅速に承認」するようSECに求めた。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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