イベント

暗号資産やブロックチェーン業界のイベント情報をまとめるカテゴリです。カンファレンス、サミット、展示会、AMA、コミュニティイベント、開催レポートなど、国内外の注目イベントに関する最新情報を掲載します。

イベント, 市場, 技術, 最新記事, 法規・政策

米財務省の新たな金融包摂戦略に暗号資産が盛り込まれず

金融包摂を促進するためのアメリカの新たな戦略は暗号資産を選択肢として重視していないが、リスクとしてその技術に簡潔に言及している。 バイデン政権のこの取り組みは、カマラ・ハリス副大統領が大統領選の選挙活動の中で暗号資産に対して好意的な姿勢を示し始めている中で行われている。 米財務省は、国民が金融システムへのアクセスを得るのを支援するための新たな金融包摂戦略を設定したが、35ページの報告書では暗号資産(仮想通貨)に言及しているのは1回のみであり、しかもこの業界の危険性を指摘する財務省の取り組みをアピールする文脈においてだ。 カマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領は選挙活動の中で、経済政策の一環として暗号資産を奨励すると表明しているが、同副大統領が現在所属する政権は、来週の選挙前の財務省による暗号資産への言及としては最後のものになる可能性がある中で、デジタル資産を遠ざけている。 バイデン政権下の財務省は29日の報告書で、「研究の開発と促進によって金融包摂を育む」とし、そのために2022年に「デジタル資産に関連するリスク」についての報告書を発行したと言及した。 既に準備された発言を確認すると、ジャネット・イエレン(Janet Yellen)財務長官は29日にニューヨークで行われる銀行業界のイベントで、「安全で手頃な費用の金融商品と偏りのない情報へのアクセスは、すべてのアメリカ国民が金融的安定を追求するのに役立つ」と述べることになっている。発言の中で、同財務長官は新たな戦略における銀行業者らの「積極的なパートナーシップ」を呼びかける予定だ。 暗号資産(仮想通貨)セクターは当初から、金融への参入障壁が低いことを自らの存在意義としてきた。例えば、業界のロビイストが議員や規制当局に対してデジタル資産について説明する際、これが主要な売り文句の一つとなっている。しかし、国際送金が明らかに一般ユーザーにとっての暗号資産のユースケースであるにもかかわらず、財務省は業界の包摂に関する主張に動かされていないようだ。 アメリカン進歩センター(Center for American Progress)のようなリベラル寄りのグループは、暗号資産支持者による金融包摂に関するメリットをめぐる主張は「精査に耐えない」と論じており、ブルッキングス研究所(Brookings Institution)もその主張を否定しようとしている。 ハリス副大統領のオフィスが財務省の最新戦略に何らかの発言権を持っていたかは不明だが、ハリス氏の選挙活動で示された暗号資産への開放性とは対照的であるように見える。ハリス氏の対立候補であるドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領は最近示した暗号資産への熱意を2024年の選挙活動で重要部分に位置付けているが、トランプ氏が政権運営をしていた時期の米証券取引委員会(SEC)は、リップル(Ripple)の法的基盤を批判した最初の大きな訴訟を起こしている。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

イベント, 技術, 最新記事

英年金大手のL&G、トークン化分野への参入を検討

ロンドンに本社を置く年金保険および投資運用会社で、運用資産総額1兆5000億ドル(約225兆円、1ドル=150円換算)を誇るリーガル・アンド・ ゼネラル(Legal & General=L&G)は、金融大手の間で人気が高まっているブロックチェーンベースのトークン化分野への参入を計画している。 トークン化、つまり米国債担保のマネーマーケットファンドのような従来の資産をブロックチェーン上のトークンで表現する手法は、伝統的な金融機関の間で人気が高まっている。世界最大の資産運用会社であるブラックロック(BlackRock)がイーサリアム(Ethereum)ブロックチェーン上のファンド「BUIDL(BlackRock USD Institutional Digital Liquidity Fund)」を投入したことで、この動きは加速した。他にもフランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)、ステート・ストリート(State Street)、アバディーン(abrdn)などが提供している。 L&Gに電子メールで問い合わせたところ、「リーガル・アンド・ゼネラル・インベストメント・マネジメント(Legal & General Investment Management:LGIM)の流動性ファンドをトークン化された形式で利用できるようにする方法を検討している」とLGIMのグローバル・トレーディング部門の責任者であるエド・ウィックス(Ed Wicks)氏は述べた。 「ファンド業界のデジタル化は、効率性の向上、コスト削減、幅広い投資ソリューションの幅広い投資家への提供を実現する鍵となる。この分野でのさらなる進歩を期待している」とウィックス氏は述べている。 L&Gのブロックチェーン技術への関わりは2019年にさかのぼり、その年、同社は保険事業の一括購入年金の管理と記録にアマゾン ウェブ サービス(Amazon Web Services:AWS)のマネージドブロックチェーンシステムを使用する計画だと発表した。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

イベント, プロジェクト, 市場, 最新記事, 法規・政策

ドバイ規制当局、ライセンス交付までの期間は「適切」との認識を示す

ドバイの暗号資産規制当局はライセンス交付に要する時間について「熱すぎず、冷たすぎず、適切なバランス」を保っていると高官がCoinDeskに語った。 この1年で、ドバイの仮想資産規制庁(VARA)はOKX、Crypto.com、バイナンスなどの主要な暗号資産取引所に完全な認可を与えている。 ドバイの仮想資産規制庁(VARA)は、暗号資産(仮想通貨)関連の申請者に対するライセンス交付にかかる時間について、適切なバランスを保っていると考えていると、同庁の上級職員であるショーン・マクヒュー(Sean McHugh)氏が10月15日にCoinDeskとのインタビューで語った。同氏は容易に認可を与える暗号資産規制当局であるという認識に異議を唱えた。 ドバイは、アラブ首長国連邦(UAE)の7つの首長国の中で最も人口が多く、シンガポールや香港などとともに「グローバルな暗号資産ハブ」の地位を争うアジアの小規模な管轄区域のひとつだ。そのブランディングにおけるVARAの役割は、アブダビ・グローバル・マーケット(ADGM)など、同国の他の規制当局とともに極めて重要だと言える。 「これは『ゴルディロックスと3匹のクマ』の話に似ている」と、VARAの市場保証担当シニアディレクターであるマクヒュー氏は述べた。「申請者は手続きが遅すぎると考えることが多いようだ。また、外部の人々は手続きが早すぎると考えるかもしれない。しかし、それらの人々は必ずしも我々のターゲットではない。我々は、熱すぎず、冷たすぎず、ちょうどよいバランスを保っていると考えている」。 このおとぎ話のメッセージは「ゴルディロックスの原理」と呼ばれ、「ちょうど良い」という考え方を表している。 この1年で、VARAはOKX、Crypto.com、バイナンス(Binance)などの主要な暗号資産取引所に完全な規制承認を与えた。 VARAは、暗号資産関連の事業体が必要なライセンスを取得できるまでの平均的な期間については言及していない。しかし、少なくとも2つの主要な取引所の代表者は、これらのライセンスの取得には調整のために数カ月を要したとCoinDeskに語った。 今月初め、VARAは暗号資産のマーケティングに関する規則を更新し、その後、必要なライセンスなしに運営していた7つの「事業体」に罰金を科した。 「我々の焦点は、責任あるライセンス付与、監督、マネーロンダリングやテロ資金調達防止に関するコンプライアンス、顧客保護にある」とマクヒュー氏は述べた。 ドバイで開催された「Future Blockchain Summit」の合間にCoinDeskの取材に応じたマクヒュー氏はさらに、このようなイベントにより多くの大手伝統的金融機関がまもなく姿を見せるようになるだろうとも述べた。 「エコシステムへの関心の高まりは、2年後、3年後には、このようなイベントにスーツ姿の参加者が増え、ブラックロック(BlackRock)、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)、JPモルガン(JPMorgan)などの幹部が参加するようになり、この分野が制度化されることを示唆している」と彼は述べた。マクヒュー氏は、ゴールドマン・サックス、シティバンク(Citi Bank)、フィデリティ(Fidelity)、シタデル(Citadel)で勤務した経験がある。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

イベント, 技術, 最新記事

神奈川県、湘南ビーチでNFT活用のクリーン作戦

神奈川県は、デジタルガレージおよびJAPANボランティア協会と連携し、NFT(非代替性トークン)を活用した環境保護活動の実証実験を開始する。 県が主催する「湘南ビーチクリーンアクション」は、2024年11月9日から12月8日にかけて計4回の海岸清掃イベントを実施。参加者には、ボランティア活動の証明としてNFTが配布される。   このNFTは、ブロックチェーン上に記録される不変のデジタルデータとして、参加者の環境保護への貢献を証明する役割を果たす。 神奈川県は、この取り組みを通じてボランティア活動の実績がNFTによって証明・記録され、評価される社会の実現を目指すとしている。 さらに、参加者限定の特典として、2025年2月13日に環境問題と先端技術をテーマに、デジタルガレージ取締役の伊藤穰一氏らが登壇するトークイベントの開催も予定されている。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

イベント, 市場, 最新記事

「サトシ・ナカモト」の正体を明らかに、HBOがドキュメンタリー放送

米ケーブルテレビ局のHBOは、サトシ・ナカモトの正体を知っていると主張している。 HBOは米時間10月8日、ドキュメンタリー番組『Money Electric: the Bitcoin Mystery(マネー・エレクトリック:ビットコイン・ミステリー)』を放送する。番組は、ビットコインの生みの親「サトシ・ナカモト」の正体を明らかにすると述べている。 ドキュメンタリーは、HBOの2021年のドキュメンタリーシリーズで、Qアノン陰謀論の黒幕をWebサイト「8kun」の管理者ロン・ワトキンス(Ron Watkins)氏であると明らかに、一躍有名になった調査報道ディレクターのカレン・ホバック(Cullen Hoback)氏が監督を務める。ワトキンス氏はQであることを否定しているが、2つの言語学的調査は、同氏がQの役割を南アフリカのコンピュータープログラマー、ポール・ファーバー(Paul Furber)氏から引き継いだことを明らかにした。 ホバック氏がサトシ・ナカモトの正体をも突き止めるほどの調査能力を持っているのなら、ビットコイン誕生以来の最大の謎に終止符が打たれることになる。 これまでの失敗 しかし、過去にサトシの正体を突き止めようとした多くのジャーナリストたちの努力は実らなかった。 2014年には、ニューズウィーク誌のジャーナリスト、リア・マクグラス・グッドマン(Leah McGrath Goodman)氏が『The Face Behind Bitcoin』という記事を発表し、カリフォルニア在住の日系アメリカ人、ドリアン・サトシ・ナカモト氏をビットコインの生みの親として特定した。しかし、ドリアン・ナカモト氏はビットコインについて聞いたこともないと否定し、生みの親であることを明確に否定した。グッドマン氏の主張はその後、他のジャーナリストによって徹底的に論破された。 翌年、テクノロジー誌『WIRED』は(現在、大幅に更新されているが)記事を発表し、オーストラリアのコンピューター科学者クレイグ・ライト(Craig Wright)氏がビットコインの生みの親である可能性を示した。 記事が発表された後、ライト氏はメディアに積極的に登場し、BBC、エコノミスト、GQなどに、自分がサトシであると語った。 しかし、ライト氏の主張はすぐに破綻し始めた。疑わしい取引や行動の経歴を持つライト氏が、オーストラリア税務署との係争を隠すため、またビットコイン・ホワイトペーパーの著作権を取得して金銭(と名声)を得るために、すべてをでっちあげたことが明らかになった。 ライト氏はまた、ビットコイン開発者や元協力者の家族を相手に訴訟を乱発した。裁判所命令によって、サトシの未使用の110万ビットコインへのアクセス権を得るためだ(ライト氏は、秘密鍵を保存していたハードドライブを踏みつけたことでアクセス権を失ったと主張した)。また、ライト氏を詐欺師と指摘した人物を訴えたり、訴えると脅迫した。 だが、ライト氏は実際には詐欺師だった。今年はじめ、英国の裁判所は、ライト氏はサトシ・ナカモトではないとする判決を下し、ライト氏に対し、自身のウェブサイトとソーシャルメディアのアカウントの両方で、ビットコインの生みの親ではないことを公に認めるよう命じた。ライト氏は(減り続ける支持者たちに対して)判決を不服として控訴する意向を表明している。 多くのサトシ候補者 その後、失敗を恐れてメディアはサトシの正体を明らかにする試みを控えてきた。また暗号資産(仮想通貨)業界も、サトシの正体は謎のままにしておくことが望ましいとの意見でほぼ一致している。米大手暗号資産取引所コインベース(Coinbase)は、株式公開に先立って提出した目論見書の中で、サトシの正体を暴くことは潜在的なビジネスリスクとまで述べている。 だが、サトシの正体に対する世間の好奇心が薄れたわけではない。初期のサイファーパンクのメンバーの誰かが、ビットコインの生みの親である可能性があるという説得力のある議論が続いている。 サトシ候補者として最もよく名前があるのは、コンピュータープログラマーのハル・フィニー(Hal Finney)氏(2014年に死去、ドリアン・サトシ・ナカモト氏の近所に住んでいた)、ビットコインからハードフォークしたビットゴールド(Bit Gold)の生みの親ニック・スザボ(Nick Szabo)氏、ハッシュキャッシュの開発者アダム・バック(Adam Back)氏、b-moneyの生みの親ウェイ・ダイ(Wei Dai)などだ。 彼らは皆、サトシではないと否定している。あまり一般的ではない説としては、元プログラマーで犯罪組織のボスで、現在服役中のポール・ルルー(Paul Le Roux)やCIA(米中央情報局)をあげる意見もある。また、サトシは一個人ではなく、プログラマーのグループだったとの説もある。 ポリマーケットでの予測 予測市場Polymarketでこのドキュメンタリーについての賭けに参加している人のうち、46%は別の人物に賭けている。暗号研究者のレン・サッサマン(Len Sassaman)氏だ。サッサマン氏は、サトシが暗号化についての初期のフォーラムだったBTCTalkへの投稿を止めた直後の2011年に自殺している。 ギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)のアレックス・ソーン(Alex Thorn)氏は、もしサッサマン氏がHBOのドキュメンタリーで、本当にサトシ・ナカモトとして特定されたのであれば、サッサマン氏がすでに亡くなっていることから、ビットコインにとっては「中立からポジティブ」とXに投稿した。 もしサトシがまだ生存しており、自身あるいは自身たちに関連付けられた110万ビットコインにアクセスでき、それが売却された場合、理論的にはビットコイン価格は下落する可能性がある。   フィニー氏、スザボ氏、バック氏などのときと同様に、サッサマン氏がサトシ・ナカモトであるとする説得力のある議論が行われてきた。しかし、説得力のある議論は、証明ではない。HBOの新しいドキュメンタリーでは「これまでに見たことのない手がかり」が示唆されているが、真に決定的な証拠となるのは、サトシのビットコインの動きだ。だが、それを証明できる者はまだいない。 もしサトシ・ナカモトが亡くなっているか、あるいは公に名乗り出るつもりがない場合(たとえ現在の価値で約680億ドル、約10.2兆円相当のビットコインにアクセスしても)、謎は永遠に明らかにならないだろう。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

イベント, プロジェクト, 市場, 最新記事

DEX大手のdYdX、予測市場に参入

分散型暗号通貨取引所のdYdXは、予測市場に永久先物を上場する計画だとチャールズ・ドーシー氏はインタビューでCoinDeskに語った。 予測市場は、DeFiが再び注目を集めるユニークな機会を提供できる可能性があると彼は付け加えた。 パーペチュアルに焦点を当てた分散型暗号資産(仮想通貨)取引所(DEX)のdYdXは、まもなく予測市場分野に参入し、ユーザーがバイナリーイベントの結果にレバレッジを効かせた賭けを行うことを可能にする予定だ。これは、中央集権的な取引所から注目をそらすことを目的としている。 「dYdXは予測市場で永久先物を開始する」とdYdX財団のCEOであるチャールズ・ドーシー(Charles d’Haussy)氏はインタビューで述べ、分散型金融(DeFi)は中央集権的な取引所と差別化を図るために特別な何かを提供する必要があると説明した。 「予測市場は、DeFiが再び注目を集めるためのユニークな機会を提供できるだろう」とドーシー氏は述べ、DEXは外国為替や指数にも注目していると付け加えた。 予測市場では、投資家は金融インセンティブを利用して、スポーツ、金融資産価格、政治イベント、さらには天気まで、特定のイベントの結果に対して賭けを行うことができる。パーペチュアルは満期日のない先物のようなデリバティブ契約で、市場参加者が適切と判断する限りポジションを保有することができる。 2018年にイーサリアム上で立ち上げられたオーガー(Augur)は、おそらく暗号資産ベースの予測市場に最初に参入した。しかし、流動性の欠如とイーサリアムブロックチェーンの高額な手数料により、注目を集めることはできなかった。現在、オンチェーン予測市場のリーダーはポリマーケット(PolyMarket)だ。プラットフォーム上での取引高は8月に4億5000万ドル(約630億円、1ドル=140円換算)を超えた。DefiLlamaによると、DYdXの取引量は212億ドル(約2兆9680億円)だった。 DYdXが予測市場に参入するのは、今年後半に予定されているdYdX Unlimitedアップグレードの一環だ。dYdXブロックチェーンで最も重要なプログラムとして宣伝されているこのプログラムでは、トレーダーが任意のマーケット(トークン)を上場し、瞬時に取引できるようにするパーミッションレス・マーケットやMegaVaultと呼ばれるマスター流動性プールなどの機能が導入される予定だ。 「このプラットフォームのユーザーは、dYdXチェーンの任意の市場への上場を提案することができる」とドーシー氏はパーミッションレス・マーケットについて説明し、「このプロトコルは、価格と市場パラメータを積極的に維持する」と述べた。現在、コミュニティではトルコリラ(TRY)に連動したFX取引ペアについて実験を行っているという。 新しく市場に参入するユーザーは、ガバナンスによって決定された量のステーブルコイン、USDCをMegaVaultに入金する必要がある。これにより、その市場での注文が提示され、即時の流動性が確保される。 MegaVaultはユーザーから流動性を調達し、ユーザーはMegaVaultの利益の分配に加え、ガバナンスによって決定されるプロトコルの収益の分配を受け取る。さらに重要なのは、ユーザーはMegaVaultにUSDCを預けるだけでよく、MegaVaultが流動性をどこに提供するかを決定することだ。要するに、これは受動的な収入戦略なのだとドーシー氏は説明している。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

イベント, 市場, 最新記事, 法規・政策

米CFTC、選挙への賭け爆増の危機と裁判所に主張──予測市場Kalshiとの訴訟後

米商品先物取引委員会(CFTC)は、「選挙への賭けが爆増する」事態が差し迫っていると警鐘を鳴らし、カルシ(Kalshi)の持つ政治予測市場の一時停止を、CFTCの控訴が保留されている限り延長するよう、控訴裁判所に要請した。 「地方裁判所の命令は、カルシその他によって選挙への賭けが解禁されたと解釈されている」と、CFTCは現地時間9月14日の提出書類で述べており、9月6日の判事の判決に言及して、同社が議会の各院でどの政党が過半数を獲るかに関する案件の提供を、自分たちが阻止すべきではなかったと述べた。 この判決を受けて、ウォール街の大手であるインタラクティブ・ブローカーズ(Interactive Brokers)がCFTCの規制に則った子会社を通じて大統領選挙に関する案件を提供するとの発表があった、とCFTCは指摘した。 コロンビア特別区の控訴裁判所が控訴期間中にカルシによる案件の一時停止を延長しない限り、CFTCの規制下にある他の取引所も追随すると、同局は述べた。「米国の先物取引所における選挙への賭けの急増は公共の利益を損なう」。その害には市場操作や「選挙の高潔さが損なわれる」が含まれると、CFTCは繰り返し訴えた。 暗号資産業界への影響 これとは別件として、CFTCは監視下にあるすべての取引所で選挙に関する案件の禁止を提案している。複数の法律家は、この度の地方裁判所における判決がその提案を台無しにする可能性があると述べた。 地方裁判所による判決は、暗​​号資産(仮想通貨)ビジネスにも影響を及ぼす可能性がある。同判決は、規制当局の法定権限の解釈権を制限し、その権限を裁判所に移した、最高裁判所のローパー・ブライト(Loper Bright)判決に依拠している。 「ローパー・ブライト判決の結果、また議会でより明確な新法が提出されないことから、連邦政府機関の権限は引き続き縮小される可能性が高い」と、暗号資産投資銀行ギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)の調査責任者アレックス・ソーン(Alex Thorn)氏は現地時間9月13日のリサーチ・ノートで述べた。「これは暗号資産業界に幅広い影響を及ぼす可能性がある。」 長期にわたる戦い カルシは昨年、選挙を対象とした市場を扱う申請を行ったが、CFTCはこれを阻止した。そして同社は先週、訴訟を起こして勝訴した。CFTCは、カルシが直ちに案件の提供を止める緊急停止の申請を行ったが、この戦いにも敗れた。案件の契約は現地時間9月12日に開始され、ワシントンD.C.控訴裁判所が緊急停止を検討する間、一時的に停止された。 同社は現地時間9月13日の提出書類で、このような停止は同社に「取り返しのつかない損害」をもたらすと主張している。 CFTCによる直近の申し立てでは、この主張は「非常に誤解を招く」とされ、カルシが被った金銭的損失は「米国の先物市場で選挙への賭けを許可することで生じる損害に比べれば取るに足りない」としている。 カルシは他にも何百ものイベント契約案件を提供しており、「控訴で勝訴すれば、近い将来に選挙案件を扱い、損失を補うことができる」と同局は指摘している。 さらに、CFTCは「カルシの埋没費用は執行停止によるものではなく、CFTCが過去にそのような契約を承認しなかったことを知りながら、選挙への賭けについて多額を費やすという同社の決定によるものだ」として、カルシがこの争いを予見していたはずだと述べた。 ポリマーケットの存在 米国内のみ、かつドル建てのみで事業を行うカルシは、今年の選挙への賭けについて締め出しを受けた一方で、暗号資産建ての競合企業であるポリマーケットが膨大な取引量を記録したと不満を述べている。 「法律を遵守しようとしていたのは我々であり、遅延の恩恵を受けるのは法律を遵守したくない関係者だ」と、カルシの主任弁護士であるジョーンズ・デイ(Jones Day)のヤコブ・ロス(Yaakov Roth)氏は現地時間9月12日の公聴会で述べた。 現地時間9月14日に提出された書類で、CFTCはその議論を「幼稚」と呼んでいる。 「薬局は、闇市場で売られているからといってコカインを調剤できるわけではない」とCFTCは述べた。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

イベント, プロジェクト, 市場, 技術, 最新記事, 法規・政策

トークン化資産400億ドル超、投資ポートフォリオに組み入れるべき理由

ブロックチェーンを使った資産のトークン化が進んでいる。Security Token Marketの創業者兼CEO、ハーウィグ・コニングス(Herwig Konings)氏が、その成長とトークン化が重要な理由を解説する。 ● 株式、債券、ファンド、不動産、資産担保証券などをトークン化した「トークン化資産」は2024年、かつてないほど注目を集めている。暗号資産業界では「RWA(Real World Asset)トークン」あるいは「セキュリティ・トークン」とも呼ばれ、運用効率や異なるリターン特性が明らかになるにつれて、ブラックロック(BlackRock)、ハミルトン・レーン(Hamilton Lane)、JPモルガン(JP Morgan)、DTCC、ブロードリッジ(Broadridge)などの大手金融機関が積極的な取り組みを進めている。   トークン化とは? トークン化とは、ブロックチェーン技術を使って、上記のような金融商品をデジタル的に表したものだ。暗号資産とは異なり、RWAトークンは、世界中で証券関連の法規制に従っている。規制されたプラットフォームで運用され、DeFi(分散型金融)アプリケーションを活用することで、パフォーマンスと実用性を向上させている。 トークン化資産の例をあげると、Security Token Market(STM)に上場されているものには、IPO前の企業の株式、リゾート、ワインやダイヤモンドのファンド、ビットコインマイニングや企業ポートフォリオの流動性イベントを裏付けとしたユニークな証券などがある。 より伝統的なものとしては、ハミルトン・レーンの「Secondary Fund VI」のようなフィーダーファンド(ファンドに投資するためのファンド)、3月に発売されてからすでに5億ドルを集めたブラックロックの「BUIDL(BlackRock USD Institutional Liquidity Fund)」、フランクリン・テンプルトン (Franklin Templeton)の「BENJI(OnChain U.S. Government Money Fund)」のような商品がある。   なぜ伝統的な大規模ファンドをトークン化するのか? ファイナンシャルアドバイザーは、顧客のポートフォリオを強化するために、よりパフォーマンスの高い資産を求めるだろう。だが、そのようなファンドは、例えば500万ドルといった高い投資最低額を設定していることがある。 もしその何分の1か、例えば、2万ドルで投資できるとしたらどうだろうか? 多くの顧客が魅力的なリターンを活用できるようになり、アドバイザーはきめ細かくリバランスすることができ、発行者はブロックチェーンのメリットを活かして投資家をより簡単に管理できるようになる。 これは多くの資産に当てはまり、特にさまざまな資産アロケーションやリスクプロファイルの存在が明らかになっている時代において、ポートフォリオの柔軟かつ高度なカスタマイズを可能にする。暗号資産市場への参加を熱望する若い世代も注目している。   RWAのパフォーマンスは? 大きなリターンを期待できるのか? 端的に答えるなら、NOだ。だが、暗号資産を中心としたポートフォリオの安定化に役立てることができ、これまでアクセスが難しかった資産クラスへのアクセスを可能にし、実用性をもたらすことで、進化する金融エコシステムを実現できる可能性がある。 STMのRWA市場アップデート:2024年8月のレポートより STMが追跡しているすべてのRWAの総合パフォーマンスは8月、CoinDesk 20 Index(CD20)を上回た。CD20が8月、14.45%下落したのに対し、STMのRWAは3.03%上昇した。過去のパフォーマンスを見ても、RWAは概ね数%のプラスリターンを維持しているが、CD20は同様のパフォーマンスを示す月もあれば、10%台の下落を記録した月もある。これは暗号資産の不安定な性質を物語っている。 株式市場は8月、日経平均株価の下落、失業率、米国の景気後退懸念などのさまざまな要因が重なり、マイナススタートとなった。その後、暗号資産市場は下落し、月中に回復を試みたものの、最終的には下落で月を終えた。トークン化資産の一部も下落したが、それ以外は大幅に上昇し、最終的に全体ではプラス成長が続いた。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

イベント, プロジェクト, 市場, 最新記事, 法規・政策

予測市場Kalshi、米選挙をこれ以上扱えないと「壊滅的」──敗訴したCFTCの待機要請に反論

規制当局との訴訟で勝訴して間もない、米国の予測市場プラットフォームであるカルシ(Kalshi)は、米国時間11月5日の米国民による投票までにまだ時間がある内に、選挙にベットする案件を提供できるかどうかが自社の将来を左右すると述べた。 ニューヨーク拠点で、米国内でのみ事業を行う同社は、米国時間9月8日の裁判所への提出書類で、類似案件の提供をさらに14日間禁止するという米国商品先物取引委員会(CFTC)による緊急要請に反対した。この要請は「根拠がない」と同社は述べ、もしそれが認められれば同社に「取り返しのつかない損害」をもたらすだろうと主張している。 「この遅れは、当局が確実に次の遅れ、さらに次の遅れへとつなげ、手遅れになるまで続けようとするだろう。この訴訟と市場に将来を賭けているカルシにとって壊滅的だ」と同社はコロンビア特別区連邦地方裁判所に対して述べた。 昨年、CFTCは同社に対し、選挙後にどの政党が議会の各院の過半数を獲得するかに関する案件の提供を禁止した。当局は、そのような案件の契約は違法な賭博に相当し、「公共の利益に反する」と述べた。同社はその後、当局の決定を「恣意的かつ気まぐれ」だとして起訴に至る。 カルシの勝訴 米国時間9月6日に下された判決で、ジア・M・コブ(Jia M. Cobb)判事は同社側に与したが、その理由は示さなかった。同判事は、その後の判決で詳しく説明すると述べたが、それがいつ公表されるかについては言及されなかった。 同社はウェブサイトで「朗報! 米国の選挙市場がカルシに登場する」と、勝ち誇ったように謳った。 数時間後、CFTCは判事に対し、意見発表後の14日間、命令を延期するよう求める緊急動議を提出した。同局は、判事の根拠が分からないため、この決定に控訴すべきかどうか判断できないと述べた。 延期が認められれば、カルシは早くても9月下旬まで選挙市場を提供できないことになる。米ドルで取引を決済する同社は、今年の選挙ベッティング・ブームから締め出されている。 「CFTCは、法律に基づいて正々堂々とした議論の結果、負けたのである」とカルシは米国時間9月8日の提出書類で述べている。「時間稼ぎすることで、CFTCが敗北の危機から手続き面で勝利を奪い取ることは許されない。」 その他の予測市場プラットフォーム カルシは米国で唯一 CFTC の規制を受ける予測市場である。米国の学生のテストの点数が上がるか下がるかといったことから、今年のビットコインがどれだけ高騰するかまで、さまざまなイベントに関する案件を掲載している(取引はドルで決済される)。 同じく法定通貨で賭け金を決済し、米国でより歴史の長いサイトであるプレディクティット(PredictIt) は、狭い規制免除の下で選挙を対象とした案件を掲載している。予測市場と暗号資産(仮想通貨)の両方で今年大成功を収めたポリマーケット(Polymarket)は、CFTC との和解の結果、米国居住者との取引を禁じられている。 それでも、カルシは、プレディクティットおよびポリマーケットが「法を遵守するカルシの犠牲のもと、市場シェアを蓄えてきた」と米国時間9月8日に裁判所に対して主張している。 「カルシが訴訟手続きが完了するのを待っている間に、ポリマーケットのような規制されていない事業体​​がその時間を活かして市場を支配してきた」とカルシは述べた。 「これ以上の遅れをとることは、カルシがこの分野で意味のある競争をすることを不可能にする可能性がある。」 CFTCの反論 米国時間9月9日の提出書類で、CFTCは「カルシが同社取引所に何百もの他の非政治的イベント案件を旺盛的に提供していることを考えると、この主張は疑わしい」と述べた。 問題となった選挙に関する案件では最大1億ドル(約142億円、1ドル=142円換算)のポジションが認められることに言及し、CFTCは「選挙賭博は選挙の公正性およびそれに対する認識に脅威的」という懸念を繰り返した。 時間稼ぎだとする物言いに関して、当局は、延期の要請は「このような事件を秩序正しく管理するための通常の手段」であると述べた。 CFTCは、カルシが「さらなる自己認証(または、CFTCの申し立てへの回答またはその他の方法で裁判所に通知すること)なしに、選挙に関する契約を間もなく提供する意図がある可能性がある」と考えていると述べた。自己認証とは、CFTCの規制対象事業体が、当局の事前承認なしに商品を提供する手順である。 「CFTCの違法な命令が発令されていた1年以上もの間、国民はすでにこうした恩恵を受けられなかった」とカルシは米国時間9月8日に述べた。「そして選挙まであと60日を切った今、こうした恩恵が実現するのにこれほど重要な時期はない。」 カルシの計画に反対するロビー団体ベター・マーケッツ(Better Markets)は、米国時間9月6日にカルシに有利な判決を下した判事の判決を「米国の選挙で賭博を認める危険な一歩であり、民主主義と市場の健全性を脅かすものだ」と呼んでいる。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

イベント, プロジェクト, 市場, 最新記事, 法規・政策, 特集・解説

ロシア、制裁回避のため暗号資産の活用を試験へ

ロシアで、暗号資産を用いた国際決済の試験が開始となる。 ロシアの幹部指導者らの最近の発言からは、今回の法律の目的が暗号資産を用いて制裁に対抗することであると示唆されている。 この法律は、ロシア中央銀行に「実験的」体制を監督する権限を与えている。 ロシアは9月第1週より、国際的な制裁を回避する一環として、暗号資産(仮想通貨)による国際決済の試験を開始するが、政策・法律を専門とする複数の専門家はCoinDeskに対して、この試みがうまくいかないかもしれないと語った。 ロシア国内での通常の決済に暗号資産を法定通貨として使用することは現状、禁止されているが、7月末に可決されてからウラジミール・プーチン(Vladimir Putin)大統領が即座に署名した法律は、これを解除するものではなく、暗号資産を用いた国際決済を許可するものである。 法律では当該取引のルールが規定されていないため、こうした決済がどのように許可されるかは不明である。代わりに、ロシアの中央銀行には「実験的な」体制を監督する権限が与えられると専門家は述べた。 ロシア経済は、ウクライナ侵攻後に米国および他の国々が課した一連の制裁により大きな打撃を受けている。 ロシアは2022年2月にウクライナに侵攻して以来、米国、英国、欧州連合(EU)、オーストラリア、カナダ、日本から1万6500件の制裁に直面している。 「ロシア政府がこうした法案を可決したのは、西側諸国の制裁を回避するロシアの戦略が進化しながら続くことを示している」とブロックチェーン分析会社チェイナリシス(Chainalysis)の調査ディレクター、ヴァレリー・ケネディ(Valerie Kennedy)氏はCoinDeskに語った。 EUは、ロシアの外貨準備高の約半分、3000億ユーロ(約48.3兆円、1ユーロ=161円換算)相当が凍結されたと明かしている。これにはロシアの銀行システムの資産の70%が含まれる。一部のロシアの銀行は、銀行間メッセージングシステムである国際銀行間金融通信協会(SWIFT)から切断された。 「ロシアがSWIFTシステムを介して米ドルとユーロを回避することは困難であり、二次制裁のリスクが高まっている」と同氏は付け加えた。二次制裁は、制裁対象国と第三者が貿易を行うことを阻止するために設けられる罰則である。 法律面からみると 9月1日の法律施行までの数日間に、いくつかの詳細が明らかになった。 CoinDeskでは、この法律の写しをグーグル翻訳を用いて読み解いていった。そこには「ロシア連邦におけるデジタル通貨の流通中、実験的な法制度プログラムにより特別な規制が確立される可能性がある」と書かれていた。その制度はまだ準備段階にあり、中央銀行は最終決定の前に、国内の利害関係者からの提案や提言を検討する。 「私たちを含め、一部のプレーヤーはすでに独自の提案を出している」と、規制当局と緊密に連携してきた暗号資産のワンストップショップであるキック・エコシステム(Kick Ecosystem)の創業者兼CEOアンティ・ダニレフスキー(Anti Danilevski)氏は述べる。「中央銀行はその提案が自身の見解に合致するかどうか決定するだろう。非常に迅速に事が進められていることから、それほど時間はかからないだろう。」 ブルームバーグ(Bloomberg)は、ロシアは決済の試験時にルーブルと暗号資産を両替するために自国の決済カードシステムを使用する予定であると報じた。このシステムが選ばれたのは、銀行間決済などの機能のためのインフラがすでに備わっており、中央銀行によって完全に規制されているためである。試験が成功すれば、ロシアは来年、モスクワ証券取引所とサンクトペテルブルク通貨取引所に暗号資産プラットフォームの設置を許可するかもしれないと、続けて報じられている。 モスクワの私法研究センターの准教授イヴァン・チュプルノフ(Ivan Chuprunov)氏は、制度の「正確なパラメータは不明」であり、まだ公表されていないものの、「中央銀行は今後数週間で何らかの指針を公表する可能性が高い」と述べた。 この法律はまた、中央銀行がこうした試験の監督方法をいつでも変更できるようにしているようだ。 この法律では、規定により、連邦法の一部を「除外または変更」できるとされている。「認可された組織を通じて外国貿易活動を実施する際のデジタル通貨」との取引に関連している。 この制度は「中央銀行だけが承認する」ため、「より柔軟なもの」であるとチュプルノフ氏は述べた。「取引所が1つだけになるのか、どの通貨が取引されるのか、参加者が取引アクセスをどのように得るのかは、まだまだ未知数だ」。 また、この法律では、暗号資産を扱う企業や暗号資産を扱いたい企業に現在どのような規則が適用されるかは明確に規定されていない。なぜなら、中央銀行がどの企業が実験に参加するかを決定するからである。 この法律ではその正確な目的は規定されていないが、ロシアの幹部指導者らの最近の発言からは、制裁に対抗するために暗号資産を使用することが示唆されている。 2024年7月17日、経済問題を検討する会議でプーチン大統領が、ロシアは「この機会を逃すべきではない」とし、「国際決済の手段として世界でますます使用されている」暗号資産についての「法的枠組み」を速やかに構築すべきだと述べている。 その後、法案の起草者の1人が、ロシアは暗号資産を「主に制裁を回避するためのツール」と見なしていると述べ、続いて中央銀行総裁のエルビラ・ナビウリナ(Elvira Nabiullina)氏は最近モスクワで行われたイベントにおいて、それが暗号資産に対する「姿勢を軟化させた」理由だと発言した。 中央集権的な管理 ロシアがこの新しい法律をどのように利用して統制を強化し、制裁を克服するかについては不確実性が残っている。 この実験的制度は、中央銀行にいつでもあらゆる規則を制定し、試験に参加する企業を自由に選択できる権限を与えるため、世界初の試みとなる。 「ロシア中央銀行にデジタル通貨取引の電子プラットフォームを作成し、活動を監視する権限を与えることは、管理を中央集権化する」と、研究機関RANDの政策研究員補佐ジム・ミニャーノ(Jim Mignano)氏は述べた。 この法律はこのようにダイナミックな規則の制定を認めているため、地政学的要因や新たな制裁によってロシア政府と中央銀行が折を見て法律を変更することになるか予測を立てるのは困難である。 「私は18年以上ロシアの法律を扱ってきたが、法案に『実験的』という文言があった記憶がない」と、ロシアを含む独立国家共同体(CIS)に関連する国際取引についての助言業務を専門とする法律事務所CISロンドンのマネージングパートナー、スベトラーナ・ロンドン(Svetlana London)氏は述べた。 「字面だけから、それが具体的にどのように機能するかを読み解くのはかなり困難だ。」 ダニレフスキー氏は、この法律はロシア中央銀行に実験的な法制度(ELR)を発表する権限を与えているが、現在の形ではELRは「効果的に機能しない」ため、「実施」には「大幅な改良」が必要だと述べた。 そして、ロシアがこの法律をどう実施するかについて明らかにするか否かという疑問が浮上する。先月のモスクワのイベントでナビウリナ総裁の隣に座っていたロシアで2番目の大手銀行VTBのアンドレイ・コスティン(Andrei Kostin)総裁は、このような法律の実施は「国家機密」にすべきだと提案した。なぜなら、現在「米国大使館のどこか」で誰かが我々の発言をすべて記録し、西側諸国が「非常に」迅速に対応できるようにしているからだ。 西側諸国も「新たな一手」か ミニャーノ氏はCoinDeskに対し、ロシアが制裁をうまく回避すれば「より積極的な執行措置や新たな形の制裁が促される可能性がある」と語った。 こうした増大する脅威の1つが二次制裁だ。 先月、法案が可決された後、ナビウリナ氏はロイター通信(Reuters)に対し、「二次制裁のリスクは高まっている。輸入の支払いが困難になり、さまざまな商品に影響する」と語った。 「暗号資産は従来の金融システムの外で存在し、移動することが可能かもしれないが、その活動は追跡可能であり、西側諸国の政府は新しい革新的な方法で取引を追跡し、調査することができる」とブロックチェーン分析会社TRM Labsの欧州中東アジア担当上級政策顧問イザベラ・チェイス(Isabella Chase)氏は述べた。 流動性の問題 今回の法律の意図とは反して、暗号資産を通じて外国の者が関りを持つかどうかは疑わしいと専門家は見ている。 ケネディ氏はまた、暗号資産市場には「暗号資産の価格を暴落させたり、ブロックチェーン監視者の注目を集めたりすることなく」そのような脱税を「大規模に」サポートするだけの流動性がなく、そのような脱税は「他の形態のマネーロンダリングのように見える」と示唆している。つまり、少量の暗号資産が「徐々にキャッシュアウトポイントに移動される」ということだ。 ミニャーノ氏は、この問題でロシアは「さらなる取り組み」を求められるかもしれないと述べた。ロシアは暗号資産建ての取引に参加するために「相手方に経済的または政治的なインセンティブ」を提供する必要があるかもしれないと同氏は語った。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

Scroll to Top