法規・政策

暗号資産やブロックチェーン業界に関する規制、政策、法制度の動向をまとめるカテゴリです。金融庁、SEC、各国政府の法案、ルール整備、コンプライアンス対応など、業界に影響を与える重要な制度変更と政策ニュースを掲載します。

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ドイツ第2位のDZ Bank、個人向け暗号資産取引でMiCAライセンスを取得

ドイツ第2位の金融機関であるDZ銀行は、欧州連合(EU)の暗号資産市場規制「MiCA」の認可をドイツ連邦金融監督庁(BaFin)から取得したと発表した。これにより同行は、暗号資産(仮想通貨)取引プラットフォーム「meinKrypto」を通じて個人投資家向けに暗号資産取引サービスを本格展開できるようになる。 「meinKrypto」は、ドイツ協同組合銀行ネットワーク約700行のVR Bankingアプリに統合されるウォレット兼取引機能で、ユーザーは完全デジタルで暗号資産の売買が可能になる。サービスはセルフディシジョン型の自己判断投資家向けであり、従来の対面アドバイスチャネルとは別枠で提供される。取引実行はEUWAX AG、カストディはBoerse Stuttgart Digitalが担う予定だ。 ライセンス取得により、参加各銀行はBaFinへの個別にMiCA通知手続きを経たうえで、個人顧客向けに暗号資産取引サービスを開始することが可能になる。ローンチ時の対応通貨は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、カルダノ(ADA)が予定されており、さらに拡大する可能性も示唆されている。 この動きは、ヨーロッパの主要銀行が規制環境下で暗号資産市場への本格参入を進める一例となり、既存金融機関を通じた暗号資産へのアクセス拡大に拍車をかけることが期待される。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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初期ビットコイン開発者アダム・バック氏が今サイクルの展望を語る

2008年のビットコイン白書で引用されたアダム・バック氏は、規制の明確化と機関投資家の参入拡大が進む中でも、ビットコインのボラティリティは依然として典型的なものであると主張した。 マイアミビーチ発 — 機関投資家向けの節目が続く中、より安定的な上昇を期待していた投資家にとって、最近のビットコイン(BTC)の下落は失望感をもたらした。しかし、2008年のビットコイン白書で引用された初期のサイファーパンクの一人であるアダム・バック氏は、長年の観察者にとってこのボラティリティは驚くべきことではないと述べた。 「ビットコインは一般的にボラティリティが高い」とバック氏は火曜日にマイアミビーチで開催されたiConnectionsカンファレンスで語った。「良いニュースは多くあるが、過去の4年サイクルの市場では、この時期は価格が下がりやすい局面だった。」 同氏は、一部の市場参加者がファンダメンタルズに反応するのではなく、歴史的なパターンに沿って取引している可能性に言及した。「投資家のタイプが異なれば市場の動きも変わるという期待や可能性があった。だから、年後半に価格が戻ると考える人もいると思う。」 ワシントンでは暗号資産に友好的な政権が誕生し、現物ETFを巡る待望の規制明確化が進んだことで、今年は機関投資家の参入がさらに深まると予想されていた。 多くの投資家にとってこれは“試金石”となった。ビットコインの核心的な訴求点は、希少性と政府の金融政策からの独立性、そして通貨価値の希薄化に対するヘッジとして設計されたデジタルな価値保存手段(ストア・オブ・バリュー)である点に置かれてきた。米国の財政赤字が依然大きいままであり、ドルの長期的な購買力に関する懸念が残る中、この環境は理論的にはその主張を支持するように見えた。 しかし市場は予想通りに動いていない。政策面の追い風と機関投資家のアクセス改善にもかかわらず、ビットコインは過去一年間で約26%下落している。マクロ経済の不確実性からの切り離し(デカップリング)とはならず、局面によっては幅広いリスク資産と連動して取引されている。 一方で伝統的な安全資産は上昇傾向にある。金は史上最高値を更新し、銀も数年ぶりの高値を記録している。インフレ懸念や地政学的リスクからの逃避資金は、少なくとも一部がデジタル資産ではなく貴金属へと流れた様子がうかがえる。 BlockstreamのCEOでありBitcoin Standard Treasury Company(BSTR)のCEOでもあるバック氏は、ビットコイン保有者構成に関する構造的要因にも触れた。 「ETF保有者は、リテールのビットコイン取引所トレーダーよりも“粘着性”の高い投資家だ」と同氏は述べた。リテール投資家は上昇局面で多くの資金を投入しがちで、下落局面では余力(ドライパウダー)が乏しくなりやすい。一方で機関投資家はポートフォリオ内でリバランスが可能である。 ただし、機関投資家の参入は依然として初期段階にあることも指摘した。「機関投資家の資本はまだ大規模には入っていないと思う。」 バック氏の見解では、主要な規制上の障壁が解消され、より明確なルールが資金流入の道を開く可能性があるにもかかわらず、巨額の資金はまだ市場に本格参入していない。 長期的には、普及が進むにつれてボラティリティは低下すると予想している。バック氏は現在の局面を初期の高成長株に例えた。「例えば初期のAmazon(AMZN)株は、市場が不確実だったため価格が激しく変動した。」 「急速な採用拡大は、自身がボラティリティを含む」と述べた。採用が成熟し、より多くの機関、企業、国家がエクスポージャーを持つようになると、価格変動はより穏やかになるはずだという。ボラティリティが消えることはないが、若い資産より値動きが小さい金に近づく可能性があるとした。 バック氏はまた、ビットコインの長期的なポテンシャルを金の総時価総額と比較して評価していると述べた。両者の時価総額比較は採用度合いの粗いベンチマークとなり得るとして、現時点でビットコインの規模は金の約10〜15分の1であり、価値保存手段としてシェアを拡大し続ければ成長余地があると主張した。 短期的な値動きにかかわらず、バック氏はビットコインの長期投資仮説は揺るがないと語った。「ビットコインは過去10年にわたり、他のどの資産クラスよりも高い年率リターンを示してきた。」 バック氏にとってボラティリティはビットコインの理論と矛盾するものではなく、普及段階に伴う特徴である。「ボラティリティは……全体像の一部だ」と述べている。

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Polygon Labs、CoinmeとSequenceを買収

Polygon Labs(ポリゴン・ラボ)は、米国における規制準拠のステーブルコイン決済と資金移動インフラを完成させるため、Coinme(コインミー)およびSequence(シークエンス)を買収することで最終合意したと発表した。 この統合により、ポリゴン・ラボはブロックチェーン基盤に加え、法定通貨との接続、ウォレット、クロスチェーン決済を一体化した垂直統合型の決済基盤「Open Money Stack」を構築する。 この動きにより、ポリゴン・ラボは単なるブロックチェーン開発企業から、実際の決済フローによって収益を生み出すブロックチェーン決済企業へと明確に舵を切ることになる。 ポリゴン・ラボが掲げるビジョンはシンプルだ。 ステーブルコインはすでに、国境を越えた送金や決済において「お金」として機能し始めている。しかし、現実には既存の金融システムとクリーンに接続するためのインフラが不足しており、規制の不透明さや運用の複雑さが普及の障壁となってきた。 ポリゴン・ラボは、ブロックチェーンの高速な決済レールと、規制に準拠した金融インフラを組み合わせることで、このギャップを埋めようとしている。コインミーとシークエンスの買収は、そのための「最後のピース」とも言える。 ポリゴン・ラボは発表の中で、今回の買収を次のように位置付けている。 コインミーは、米国で極めて希少な存在である規制下の暗号資産・法定通貨オン/オフランプを提供する企業だ。全米48州でのマネートランスミッターライセンスを取得し、既存の金融規制の枠組みの中で、現金、デビット決済、デジタル資産を接続している。 コインミーの統合により、ポリゴン・ラボは以下のような強力な基盤を獲得する。 全米48州での規制対応済み運営体制 フィンテックや企業向けのCrypto-as-a-Service(クリプト・アズ・ア・サービス)プラットフォーム ライセンス取得済みのウォレット基盤とエンタープライズAPI 全米5万カ所に及ぶリテール拠点 100万人超の既存ユーザー基盤 コインミーはポリゴン・ラボの完全子会社として運営され、必要な規制承認を前提に、既存事業を継続する。 Sequence:オンチェーン決済を「意識させない」技術 一方、シークエンスはオンチェーンでの資金移動を限りなくシンプルにするウォレットおよび決済オーケストレーション技術を提供する。特に注目されるのが、ワンクリックでクロスチェーン取引を可能にする「Trails」だ。 シークエンスがもたらす主な機能は以下の通りだ。 エンタープライズ向けスマートウォレット Trails:ワンクリックで動作するクロスチェーンルーティングおよびインテントエンジン ブリッジ、スワップ、ガス代をエンドユーザーからエンドユーザーから抽象化するインフラストラクチャ これにより、アプリケーションはチェーンの違いを意識させることなく、ステーブルコインを最適なネットワークへ移動できる。実際、シークエンスの埋め込みウォレットは、非シークエンスウォレットと比べて取引完了率が約2倍に向上しているという。 Open Money Stack:単一統合型の決済基盤へ コインミーとシークエンスの統合により、ポリゴン・ラボはポリゴンの高性能ブロックチェーンを土台として、以下を単一の統合APIとして提供できるようになる。 規制準拠の法定通貨オン/オフランプ ライセンス取得済みウォレット基盤 クロスチェーン決済オーケストレーション 高速かつ予測可能なファイナリティを伴ったステーブルコイン決済 企業・金融機関向けのコンプライアンス対応フロー 銀行、フィンテック、加盟店、支払い事業者にとって、これは既存システムを大きく変えることなく、数秒で決済が完了するステーブルコイン決済モデルへの移行を意味する。 トークンに依存しない「実体あるビジネス」へ この戦略の重要なポイントは、ポリゴン・ラボが実際の決済フローから収益を生む事業モデルを確立しつつある点だ。3社合計で、すでにオフチェーン取引で10億ドル(約1590億円、1ドル=159円換算)、オンチェーン取引で2兆ドル超の処理実績を持ち、年1億ドル超の収益機会が視野に入っている。 これによりポリゴン・ラボは、トークン助成に依存せず、グローバル決済業界と同じ方法で収益を上げる体制を築くことになる。 ポリゴンネットワークはこれまでに、2兆2000億ドル超のオンチェーン価値移転を支えてきた。近年ではStripe(ストライプ)、Revolut(レボリューと)、Flutterwave(フラッターウェーブ)、Polymarket(ポリマーケット)といったグローバル企業がポリゴンを決済レールとして採用し、実際の決済・清算に利用している。 コインミーとシークエンスがポリゴンのレール上で稼働することで、既存の金融システムは直接オンチェーンマネーに接続できるようになる。結果として、決済は速く、安く、確実になり、資本は遊休状態のまま滞留しなくなる。 ポリゴン・ラボが構築しようとしている「Open Money Stack」は、ステーブルコインを実験的な技術から、誰もが意識せず使える金融インフラへと引き上げる試みだ。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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インド、マネーロンダリングおよびテロ資金供与対策で暗号資産規制を強化

●インドの金融情報ユニット(FIU)は、マネーロンダリングおよびテロ資金供与を防ぐため、暗号資産(仮想通貨)取引所に対して、一層厳格な本人確認措置を導入した。 ●新たな規制では、利用者に対して、ライブ動画や追加書類による本人確認を求めるほか、高リスクと判断される顧客については、強化されたデューデリジェンス(精査)の実施が義務付けられる。 ●インドで事業を行う暗号資産取引所は、FIUへの登録、疑わしい取引の報告が求められるほか、ICOの支援や取引の追跡を困難にするツールの使用は禁止される。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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ビットコインの価格発見拠点がシカゴへ移行の兆し

ビットコインの価格発見における中心地がシカゴへと移りつつある。 暗号資産取引所の主戦場が徐々に変化しているなか、XBTOの最高商務責任者は、CMEがデリバティブ取引を24時間365日提供する体制へ拡張することで、機関投資家の注目が従来の暗号資産取引所からCMEへとシフトする可能性が高いと指摘している。 かつてはウォール街と対立する反体制的な資産と見なされていたビットコイン(BTC)だが、現在ではウォール街のトレーディングフロアで鍛えられた熟練のトレーダー達の影響を強く受ける存在となっている。 主要な暗号資産の取引は着実にCMEグループに移行しつつあり、同取引所が今年後半にデリバティブ取引を24時間365日体制で提供開始すれば、機関投資家の暗号資産リスクを担う主導的な取引所としての地位が一層確立される可能性がある。この変更は、これまで暗号資産取引所が唯一保持していた優位性である「常時アクセス」を奪うことになる。 XBTOの最高商務責任者カール・ナイム氏はCoinDeskに対し、「より多くの伝統的なヘッジファンド運用者がこの資産クラスに流入するだろう。彼らは既に慣れ親しんだ金融商品で取引でき、テクノロジーのアップグレードや戦略シグナルの移行を行う必要がない」と述べ、「なぜ不透明な相手先にカウンターパーティ・リスクを負う必要があるのか」とも付け加えた。 CMEは既に規制下のビットコイン先物市場で建玉(オープン・インタレスト)首位の地位を占めており、米国の現物ETFに連動したヘッジ取引を多数サポートしている。しかし、これまで週末に取引が停止するため所謂「CMEギャップ」が発生し、オフショアの取引所が稼働している間、機関投資家はポジション調整が困難だった。 24時間取引の導入はこの制約を解消する。従来、ETFのみを利用していた機関投資家や週末のエクスポージャーを避けていた投資家も継続してヘッジが可能になり、規制された先物市場とオフショアの無期限スワップ間の裁定機会は縮小される。 このギャップの解消により、アクセス確保のために暗号資産取引所に多大なエクスポージャーを持つ必要性も低下する。規制の明確さや確立された清算機関を重視する機関投資家にとって、CMEは「代替」ではなく「デフォルト」の取引所となり得る。 暗号資産取引所側もこの流れを認識している。1月にはOKXのホン・ファン社長がCoinDeskへの寄稿で、暗号資産デリバティブ取引の将来的な伸長により主要グローバル取引所の現物出来高に匹敵、またはそれを上回る可能性に言及し、米国の規制下にあるボラティリティ市場がビットコインの世界的な価格発見におけるより確固たるアンカーになると述べている。 主導権は機関投資家へナイム氏はこのシフトを資金流入の構造変化として捉えている。かつてはビットコインをウォール街の代替として追い求める個人投資家の草の根的な動きだったが、現在は状況が逆転し、伝統的機関が主導権を握りつつある。 「現在、多くの政府系ファンドや機関と対話している。彼らは自分たちが知る手段を選択している」とナイム氏は語り、まず現物ETFを通じてアクセスし、その後より複雑な投資戦略を検討する投資家の姿を描写した。 機関投資家のポジション比率が増すほど、ビットコインの短期的な価格動向は世界的なリスクセンチメントにより強く連動するようになる。 ナイム氏は、「もし(トランプ政権がイランに軍事行動を起こすなら)、明らかにリスク回避の流れになる。金価格は既に上昇を始めており、株価は下落するだろう。ビットコインも下がる」と述べ、米国がイランに対し体制転換を強制する可能性に言及した。 このような市場の枠組みでは、ビットコインは独立した暗号資産の取引対象というよりも、株式や商品市場に並ぶマクロ指標として価格付けされる。 ナイム氏はこの状況の皮肉さも認めている。 「ビットコインは分散化が全てだった」と同氏は述べた。 しかし、機関投資家の資金が拡大し流動性が規制下の清算機関に集約されるにつれて、ビットコインを取り巻くインフラはますます中央集権化していく。なぜなら機関投資家は“リスク資産”を追い求めあっても、“リスクのあるプラットフォーム”を追求するわけではないからだ。

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米地方銀行、ステーブルコイン法制に警鐘──預金流出を懸念、JPMorganは脅威視せず

●米各地で地域密着型の金融を担う複数のコミュニティバンクの幹部100人超が、ステーブルコイン関連法案における抜け穴への対応を求め、米上院議員に働きかけている。幹部たちは、法制化の不備によって、銀行預金から数兆ドル規模の預金が流出する恐れがあると懸念している。 ●American Bankers Association(米銀行協会)は、ステーブルコイン発行体が利回りに類似したインセンティブを提供しており、地域金融による融資を弱体化させ、中小企業や家計に影響を及ぼしかねないと警告した。 ●一方で、米銀最大手のJPMorgan(JPモルガン)は、ステーブルコインを金融システムの補完ツールと捉えており、システミックリスクには当たらないとの見方を示している。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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韓国、上場企業の暗号資産投資に5%上限案を検討

●韓国の金融委員会(Financial Services Commission)は、企業による暗号資産(仮想通貨)投資を自己資本の5%を上限とする案を検討している。 ●提案されているガイドラインでは、対象となる企業について、時価総額上位20位までの暗号資産への投資を認める。米ドル建てステーブルコインを含めるかどうかについても議論が続いている。 ●当局は、企業のデジタル資産市場への参加が拡大するなかで、市場への影響を抑制するため、取引執行に関する規制を導入する計画だ。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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SEC、ブローカーのステーブルコイン保有に関する非公式取り扱い変更が示す影響とは

米証券取引委員会(SEC)は、ステーブルコインを自己資本として認める方向で非公式な政策変更を進める「Project Crypto」の作業を継続している。 SECが発行するFAQ(よくある質問)文書の修正により、SECの規制対象であるブローカーディーラーは保有するステーブルコインを規制上の自己資本(regulatory capital)として計上できるようになった。 この変更はSECの「Broker Dealer Financial Responsibilities(ブローカーディーラーの財務上の責務)」FAQにおける小規模な追記として行われたが、その影響は非常に大きい。トランプ政権下のCrypto Task Force設置以降、SECは非公式ガイダンスや業界との書簡、スタッフ声明などを通じて暗号資産に対する方針を段階的に変化させてきた流れにも合致する。 今回、ステーブルコイン(CircleのUSDCやTetherのUSDTなどの米ドル連動トークン)保有に対し、企業が適用すべき「ヘアカット(haircut)」の割合を明示する新たな質問(No.5)が追加された。回答では2%とされ、従来の100%ヘアカット(すなわち資本計算上ゼロ扱い)とは対照的に、企業は保有額の98%を自己資本に含められることになる。 デジタル商工会議所(Digital Chamber)のCEOであるコーディ・カーボーン氏は「このガイダンスは新たなルールの制定ではないが、現行証券法の枠組み内でコンプライアンスを確保しながら事業活動を行う企業の不確実性を軽減するものだ」とコメントした。 これによりステーブルコインは他の金融商品と同様の扱いを受けることになる。 デジタル通貨グループ(Digital Currency Group)の取締役で暗号資産教育事業を運営する元教授のトーニャ・エバンス氏はXへの投稿で、「企業のバランスシート上でステーブルコインがマネー・マーケット・ファンドのように扱われることを意味する。従来はブローカーディーラーが資本計算の際にステーブルコイン保有をゼロとしていたため、財務上のペナルティがあったが、それが終わった」と記した。 以前はSECによる厳格な制約により、これらブローカーディーラーはトークン化証券のカストディや取引仲介を円滑に行えなかった。しかし今回の指針に沿うことで、流動性提供や決済支援、トークン化金融の推進が容易になる可能性がある。 Ethena Labsの副法務顧問ラリー・フロリオ氏はLinkedIn上で「ロビンフッドからゴールドマン・サックスに至るまで、あらゆる企業がこの資本計算を基に活動している」と述べ、ステーブルコインが運転資本(working capital)になったと説明している。 SEC委員のヘスター・ピアース氏は同タスクフォースを率いており、今回の変更に関し声明を発表した。ピアース氏は、ステーブルコインの活用により「ブローカーディーラーがトークン化証券やその他の暗号資産に関わる広範な事業活動に従事するのが現実的になる」と指摘し、既存SEC規則の「決済用ステーブルコインの考慮を含めた改正」についても検討したいと述べた。 ただし、非公式スタッフ方針は発出も撤回も容易であり、正式な規則ほどの効力や法的保護を持たない点は弱点である。 SECは近時暗号資産に関するルール策定も進めているが、まだ公表には至っていない。通常この作業は数カ月、場合によっては数年を要し、正式ルールであっても新たな指導部の方針変更で覆される可能性がある。このため暗号資産支持者は、昨年成立の「米国ステーブルコインの指針および国家イノベーション確立法(GENIUS法)」のように、政府のデジタル資産対応を議会立法で固定することを求めている。 【更新】2026年2月20日 22:23(UTC):Digital Chamber CEOのコメントを追記。

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USDCについて

USDCについて USDC(USDC)とは? USDCは、米ドルに1:1で連動(ペッグ)するステーブルコインである。流通している本暗号資産の各単位は、現金および短期米国債の組み合わせで保有される準備資産の中の1米ドルによって裏付けられている。これを支えるCentreコンソーシアムによれば、USDCは規制下の金融機関によって発行される。 このステーブルコインは2018年9月に限定的にローンチされた。端的に言えば、USDCのマントラは「デジタル時代のデジタルマネー」であり、キャッシュレス決済がより一般的になっていく世界を前提に設計されている。 USDCには複数のユースケースが示されている。相場が不安定な局面で暗号資産トレーダーの避難先となるだけでなく、運営側は、企業がデジタル資産による決済を受け入れられるようにし、分散型金融(DeFi)やゲームなどのさまざまな領域を変革し得るとしている。 全体としての目標は、できる限り多くのウォレット、取引所、サービスプロバイダー、dAppsでUSDCが受け入れられるエコシステムを構築することである。 USDCの創設者は? Centreコンソーシアムには2つの創設メンバーがいる。1つはP2P決済サービス企業のCircle、もう1つは暗号資産取引所のCoinbaseである。他の暗号資産関連ベンチャーもこのコンソーシアムに参加できる。 USDCの理念を説明する中で、Circleの共同創業者Jeremy AllaireとSean Nevilleは次のように記した。「価値交換のオープンなインターネットは、世界をより深く変革・統合し、最終的には人為的な経済的国境を取り払い、地球上のすべての人々をつなぐ、より効率的で包摂的なグローバル市場を可能にすると我々は信じている。」 2020年、CircleとCoinbaseはUSDCのプロトコルおよびスマートコントラクトに関する大規模アップグレードを共同で発表した。これらの強化の目的は、日常の決済、コマース、P2P送金でUSDCをより使いやすくすることである。 USDC(USDC)の独自性は? ステーブルコイン市場は近年、非常に混雑しているが、USDCは複数の点で競合より頭一つ抜けることを目指してきた。 その1つが透明性であり、ユーザーが1 USDCを引き出して問題なく1米ドルを受け取れるという安心感を提供する点である。このため、準備資産として保有される現金水準を主要会計事務所が検証し、流通トークン数と一致していることを確認するとしている。 一部の暗号資産プロジェクトと異なり、CircleとCoinbaseは規制遵守も達成しており、これが国際展開への道を開いた。また両プロジェクトは資金面でも潤沢で、ステーブルコインとしての確実性を高めている。 Coinbaseは一時、USDCの裏付け資産の分散化を検討したが、コミュニティから強い反発を受けて撤回した。資金の出所に関する透明性はUSDCの成功の大きな要因である。競合のUSDTが度重なる調査に巻き込まれてきたのに対し、USDCは不正行為を疑われたことがない。これによりUSDCはステーブルコイン市場でUSDTの優位を大きく取り込んだ。2021年2月時点でUSDTが市場シェアで74%対16%のリードを持っていたが、2022年2月には45%対30%まで縮小した。 USDCの準備資産にはいくら保有されているのか? TerraUSDの崩壊後、ステーブルコイン発行体は準備資産の品質について厳しい監視にさらされている。透明性向上の一環として、USDCステーブルコインの発行体であるCircle Internet Financial LLC(Circle)は、2022年7月31日時点の準備資産レポートを公表した。 レポートによれば、同社が保有するUSDC準備資産の総額は、米国債証券が423億ドル、現金預金が122億ドルで構成されている。月次の準備資産レポートは、世界的な大手会計事務所Grant Thorntonによって発行された。 同会計事務所はその後、2022年8月24日付の独立したアテステーション(保証報告)を公表し、次のように記している。 「当方の意見として、2022年7月31日時点の付随するUSDC準備資産レポートにおける準備情報は、USDC準備資産レポートに定める基準に基づき、重要な点において適正に表示されている。」 流通しているUSDC(USDC)の枚数は? 理論上、USDCの発行上限はなく、新規発行枚数を正確に示すのは難しい。誰かが1米ドルで購入したいとき、需要に応じて新しいコインが作成される。 とはいえ、USDCが年を追うごとに急速に普及した背景要因は存在する。特に2020年には、分散型金融(DeFi)の人気が急上昇したことが大きい。USDCは多くのDeFiプロトコルで一般的に利用され、より広いエコシステムへのオンランプとして機能している。 USDCネットワークはどのように保護されているのか? 流通しているUSDCは実際にはERC-20トークンであり、イーサリアム・ブロックチェーン上に存在する。これにより、イーサリアム基盤のアプリケーションに統合できる点が大きな利点となる。前述のとおり、このステーブルコインの安全性と信頼性は、米ドルが準備資産として安全に保有されていることを証明することで担保される。

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BNY Mellon、機関投資家向けにトークン化預金サービスを開始

米大手金融サービス企業Bank of New York Mellon Corporation(BNYメロン)は、機関投資家向けに提供するデジタル資産プラットフォーム上で、顧客の預金残高をオンチェーン上にミラー表示する新機能を開始した。 これは、銀行預金をトークン化し、リアルタイムかつオンチェーンでの決済を可能にするという同社の長期戦略における重要な第一歩と位置付けられている。 この取り組みにより、BNYメロンは従来の銀行インフラと、ブロックチェーンを中心とした新しい「デジタルレール」を接続し、常時稼働型の金融市場に対応する基盤づくりを本格化させる。   銀行預金を「オンチェーンで表現」する仕組み 今回の新機能では、担保管理や証拠金(マージン)ワークフローを起点に、参加する顧客の要求払い預金残高をオンチェーン上のデジタル帳簿エントリーとして表現する。 この仕組みは、BNYメロンが運営するプライベートかつパーミッション型のブロックチェーン上で稼働し、同社が長年培ってきたリスク管理、コンプライアンス、内部統制の枠組みによって厳格に管理される。顧客の正式な預金残高は引き続きBNYメロンの既存システムに記録され、規制対応や報告義務の整合性が維持される。 なぜ今、トークン化された預金なのか グローバル金融市場は、24時間365日稼働する「常時稼働モデル」へと移行しつつある。その中で、資金や資産を迅速かつ確実に移動させる手段へのニーズは急速に高まっている。 トークン化された預金は、決済遅延や事務的摩擦を減らし、担保や証拠金の効率的な活用を可能にする。また、ルールベースで自動実行される「プログラマブル決済」への道を開く点でも注目されている。 BNYメロンのプロダクト・イノベーション責任者であるCarolyn Weinberg(キャロリン・ワインバーグ)氏は、次のように述べている。 業界横断で広がる支持と参加 今回の取り組みには、Anchorage Digital(アンカレッジ・デジタル)、Baillie Gifford(ベイリー・ギフォード)、Citadel Securities(シタデル・セキュリティーズ)、ICE、Galaxy(ギャラクシー)、Invesco(インベスコ)、Paxos(パクソス)、Ripple(リップル)、Securitize(セキュリタイズ)など、伝統金融とデジタル資産の双方を代表する企業が早期参加者として名を連ねている。 アンカレッジ・デジタルのCEO兼共同創業者であるNathan McCauley(ネイサン・マコーリー)氏は、次のように評価する。 ステーブルコインとの相互運用も視野に BNYメロンは、トークン化預金を単独の仕組みとしてではなく、ステーブルコインやトークン化MMF(マネーマーケットファンド)と相互運用可能な「結合組織」として位置付けている。 Circle(サークル)の最高戦略責任者であるDante Disparte(ダンテ・ディスパルテ)氏は、次のように述べている。 グローバル銀行が競い合う「トークン化預金」時代へ BNYメロンの取り組みは、単独の動きではない。トークン化された銀行預金をめぐっては、すでに複数のグローバル金融機関が実装フェーズへと踏み出している。 JPMorgan Chase & Co.(JPモルガン・チェース)は2019年からブロックチェーンを活用した預金口座の提供を開始し、2024年11月には機関投資家向けにJPM Coin(JPMコイン)の本格展開を始めた。さらに今週には、JPMコインをプライバシー重視型ブロックチェーンであるCanton Network(カントン・ネットワーク)上で直接提供する計画も明らかにしている。 欧州勢も動きを加速させている。HSBCは、トークン化預金サービスを2026年前半にも米国およびアラブ首長国連邦(UAE)の法人顧客向けに拡大する方針を示しており、英銀行大手Barclays(バークレイズ)は年初にステーブルコイン関連スタートアップのUbyxに出資し、「トークン化されたマネー」の可能性を探っている。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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