プロジェクト

暗号資産やブロックチェーン業界における各種プロジェクトの動向をまとめるカテゴリです。新規ローンチ、提携、資金調達、サービス拡張、エコシステム展開、オンチェーン施策など、Web3プロジェクトに関する重要ニュースを掲載します。

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Tourism × Web3 Summit 2026 in 沖縄

Tourism × Web3 Summit 2026 in 沖縄 ~Connecting Globally with Web3・価値が世界を巡る、Web3時代のツーリズム・観光産業へ~(Japan Tourism NFT Awards 2025等含む) ※会場参加あり<開催日程を3月26日~28日に変更しました> <※開催日程を3月26日木曜~28日土曜に延期いたしました。 新しい申込先はこちらになります➡https://tourism-web3-summit-2026.peatix.com/view> 「Tourism×Web3 Summit 2026」沖縄県・南城市で開催決定 「Connecting Globally with Web3・価値が世界を巡る、Web3時代のツーリズム・観光産業へ」をテーマに、行政・DMO・観光事業者・Web3プレイヤーが一堂に会するサミットを、日本有数の観光地である沖縄県で開催します。 本サミットでは、「知見・ビジョン共有」「連携・共創」「人材育成」を掲げ、情報発信のみならず、地域の自然や文化資源とWeb3技術を掛け合わせた実証実験的なエクスカーション(ツアー)や、今回で3回目となる「Japan Tourism NFT Awards」のファイナルピッチ/表彰式などを実施予定です。 プログラム詳細は1月8日(水)に発表予定! ※1月31日(土)のエクスカーションの申込ページは準備中です。 【開催概要】 ■名称: Tourism×Web3 Summit 2026 in 沖縄南城市 ~Connecting Globally with Web3・価値が世界を巡る、Web3時代のツーリズム・観光産業へ~ ■日程: 2026年1月29日(木)~1月31日(土) ■会場: 南城市文化センター シュガーホール 「ホール」 ・「集会室」(29日・30日)(沖縄県南城市佐敷字佐敷307)      市内各地(31日) ■形式: 現地開催 + オンライン配信(YouTubeライブ等によるハイブリッド配信) ■主催: 一般社団法人日本Web3ツーリズム協会 ■共催: DMOなんじょう株式会社、南城市(申請中)、well f.m.一般社団法人 ■後援: 一般社団法人南城市観光協会、一般社団法人那覇市観光協会、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー ほか(国・県・観光関連団体に後援申請中) ■協賛:TIS株式会社、東急不動産株式会社、ローソン南城知念店、株式会社地域創発機構、一般社団法人オール・ニッポン・レノベーション ほか ■協力:ツナガル株式会社、0xConsultingGroup、ANGO合同会社、Visit Japanほか ■メディアパートナー:NFT Media、MetaStep、二拠点・移住ライフ大学、南城経済新聞準備室(その他観光メディア、Web3メディア、地方創生系メディア等) ■予定プログラム: ・カンファレンス&トークセッション ・新たな観光地経営モデルの発信(DMO(観光地域づくり法人)×DAO(分散型自立組織)) ・Japan Tourism NFT Awards 2025 ファイナルピッチ/表彰式 ・観光現場エクスカーション(体験ツアー) ほか ■参加費用と申込締切:     オンライン視聴 :無料 1月29日(木)12時まで     リアル観覧   :無料 1月28日(水)17時まで     リアル交流会  :有料 1月28日(水)17時まで      ※応募期限や参加条件など変更の可能性あり     ※交流会は、当Peatixのチケット上では「無料」と表記されていますが、現地での会費徴収(5000円程度)を予定しております。 ■登壇者:今後公開、発信をしていきます。 ※1月8日(木)にプレスリリース配信予定 【Japan Tourism NFT Awards 2025(25年度)】 ■趣旨:国内のツーリズム産業に関連するNFTプロジェクトにおいて、“顕著な結果を残した”または“新しい可能性を広く業界に示している”NFTプロジェクトの表彰を通じ、業界全体でのNFTまたWeb3の普及、リテラシーの向上、成功プロジェクトの創出促進に繋げる ■主催:一般社団法人日本Web3ツーリズム協会 ■開催日:2026年1月30日(金)午後を予定 ※「Tourism×Web3 Summit 2026」内のイベントとなります ■場所:オンライン@YouTubeライブ(予定) リアル会場@シュガーホール ■表彰対象者:  ツーリズムに関連するNFTプロジェクトを行っている事業者  ※全4部門からファイナリスト2名ずつがファイナルピッチを行い、グランプリとゴールド賞(準グランプリ)を当日に決定、表彰します ■4部門 ①誘客・プロモーション部門 (スタンプラリー、デジタルパスポート、クーポンのNFT化など、来訪促進に関する取り組み) ②関係人口・第2のふるさと・DAO部門 (デジタル村民、ふるさと納税NFT、DAOによる地域コミュニティ形成など) ③地域資源部門 (文化財、自然、伝統工芸、御朱印などをNFT化し、資産価値の保存や活用を図る取り組み) ④オープンカテゴリー部門 (上記に当てはまらない新しい観光×Web3の取り組み。人材育成、決済基盤、二次流通マーケットなど) ■応募要項: 以下よりご確認ください。 https://nfttourism.net/awards2025entry/ ◎協力・協賛して頂ける企業・団体・個人を募集しています。 協力・協賛は、資金協賛だけでなく、会場運営や受付・誘導、コンテンツづくり、情報発信、機材・サービス提供など、さまざまな形でのご参加を歓迎しています。 また、サミット運営を支えるボランティアクルーも募集しており、Web3や観光に関心のある学生・社会人・地域の方など、想いを共にする皆さまと対話しながら、このイベントを一緒につくっていければと考えています。 ▽協賛・協力依頼書 https://x.gd/web3tourism 【1/29-31開催】沖縄・南城から「観光の未来」を創ろう! ▽Tourism × Web3 Summit 2026 運営クルー(ボランティア)募集 🏝️✨ https://docs.google.com/document/d/1CSvox0VR8IwtazfhFcNTrGyzm8BLc_r85_wpqfceeVk/ 【 個人情報の取り扱いについて】 お申し込みいただいた個人情報は、一般社団法人日本Web3ツーリズム協会及び登壇事業者、協賛事業者が取得し、協会の個人情報保護方針・プライバシーポリシーに基づき、適切に取り扱います。また、サービスの提供やフォローアップ等を行うために、その他のイベント関係者間で使用させて頂くことがございます。協会HP記載のプライバシーポリシーの内容をご確認いただき、ご同意の上、本イベントにお申し込みください。 【お問い合わせ先】 本サミットにつきましてご不明点などございましたら、下記までご遠慮なくご連絡くださいませ。 一般社団法人日本Web3ツーリズム協会 Email:iwashita@nfttourism.net https://nfttourism.net/ https://peatix.com/event/4710903/view

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MoneyX Asia’s Leading WEB3 Conference

MoneyX Asia’s Leading WEB3 Conference 国内外から金融業界を代表する有識者、大手金融事業者、スタートアップ、投資家、規制当局が集結し、ステーブルコイン正式認可により到来する「通貨の新時代」をテーマに、次世代金融市場における技術革新や制度設計、社会実装のあり方を議論します。 https://moneyx-asia.com/ja/ セッションに加えてネットワーキング機会を提供し、新たなボーダレスビジネスコラボレーションを創出します。 本イベントは、ステーブルコインと通貨の進化をテーマとした次世代金融カンファレンスとして、登録無料・承認制にて開催されます。 日本最大の Web3 カンファレンスである WebX を主催する一般社団法人WebX実行委員会が主催し、JPYC株式会社、Progmat, Inc.、SBIホールディングス株式会社、株式会社CoinPost が企画・運営を担当します。 制度・産業・社会の各レイヤーを横断し、ステーブルコインをはじめとする「通貨の再設計」とその社会実装を多角的に議論する場を創出します。 Agenda of MoneyX:主要 5 トピック 1規制・制度設計と通貨インフラの未来 2銀行トークン × 商用ステーブルの共創 3金利・預金・ステーブルコインの新しい関係 4RWAとステーブルコインが拓く資産市場 5国際金融とステーブル発行体の現在地 ステーブルコインの正式な制度化により、日本の金融インフラは新たなフェーズに入りました。 「通貨とは何か」「価値をどう移動させるのか」──その根源的な問いが再び社会全体に突きつけられています。 デジタルマネー、商用ステーブルコイン、デジタル決済インフラ、トークン化資産(RWA)… 金融の基盤は、今まさに再構築の只中にあります。 しかしその一方で、制度・技術・事業のあいだには依然として深い“断絶“が存在し、プレーヤーごとに見えている未来は大きく異なります。 MoneyXは、その断絶を越えるための「対話と実装のための場」です。 国内外の銀行、決済事業者、Web3企業、政策立案者、スタートアップ、インフラプロバイダーが一堂に会し、 “通貨の進化“を現実のシステムとしてどう形づくるかを多角的に議論します。 私たちが重視するのは、単なる技術紹介でも、政策待ちの姿勢でもありません。 制度と技術、社会実装と規制、イノベーションと信頼性。 これらを“同時にデザインする“思考こそが、新しい金融エコシステムに不可欠です。 MoneyXは、変わりゆく価値観と経済の流れの中で、 「通貨のこれから」を多様な視点から捉え直すための交差点です。 領域の境界を越えて集まり、 価値のあり方、つながり方、循環の仕組みを見つめ直す。 未来の金融は、ひとつの声ではつくれない。だからこそ、共に考える。

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ソラナ財団リウ氏、ブロックチェーンは金融に専念すべきと強調

暗号資産価格の急落が続く中、ソラナ財団プレジデントのリリー・リウ氏が、ブロックチェーンは本来の「金融」分野に立ち返るべきだと木曜日にXで述べた。業界全体で用途の見直しが進む中、リウ氏はゲームなど他分野への拡大を「迷走」と切り捨てた。 リウ氏は、ブロックチェーンを現代インターネットの汎用的な代替と位置づける試みを退け、「ブロックチェーンはこれまでもこれからも金融のためのテクノロジーだ」と明言。金融化とオープン資本市場こそが、この技術の中核的価値だと強調した。 来週開催されるConsensus Hong Kongで登壇予定のリウ氏は、特にゲームや広範な“Web3”消費者向けのナラティブに押し広げようとした過去の試みを「知的に怠惰で、マーケティングに過度に依存している」と批判。また、「read, write, own(読む・書く・所有する)」というスローガンのもと、既存アプリケーションを単にブロックチェーンへ移行するだけで価値が生まれるという考え方にも異議を唱えた。真に意義ある普及には、新たな金融市場の創出が不可欠だと訴えた。 この発言は、マクロ経済の不確実性や投機需要の後退によるビットコイン、イーサリアムなど主要トークンの価格下落が続く局面で発信された。一方で、機関投資家の関心は依然として強く、伝統金融機関はトークン化やオンチェーン決済、決済レールの検討を続けている。 リウ氏の主張は、イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏ら他業界リーダーが用途の絞り込みを進めている傾向とも合致する。ブテリン氏は最近、レイヤー1スケーリングに重点を移す意向を示しており、分散エコシステムの拡張から使いやすさと一貫性へのシフトを示唆している。 これらの動きを総合すると、業界全体での再調整が進んでおり、価格下落の中でも技術の本質的な目的が改めて強調されていることが浮かび上がる。

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マクヘンリー氏、暗号資産法案の早期成立を予測 ホワイトハウスのウィット氏が協議を仲介

パトリック・マクヘンリー氏とパトリック・ウィット氏は、利回りや倫理を巡る対立が先鋭化する中でも、暗号資産法制の進展に勢いがついているとCoinDesk Live(Ondo Summit)で語った。 ニューヨークで開催されたOndo SummitのCoinDesk Liveに登壇した元下院金融サービス委員長のパトリック・マクヘンリー氏とホワイトハウス顧問のパトリック・ウィット氏は、包括的な暗号資産市場構造法案が数カ月以内に成立する可能性があるとの見解を示した。 最新動向:ワシントンと業界で楽観が広がるマクヘンリー氏とウィット氏は、利回り、DeFi、倫理を巡る議論が激しさを増す一方で、歴史的な暗号資産関連法制の実現に向けて機運が高まっていると述べた。マクヘンリー氏は、最終化された市場構造法案がメモリアルデーまでに大統領の机に届く可能性があると予測。ウィット氏は、GENIUS法成立後、トランプ大統領が同法案を個人的に優先課題としていると明言した。 ホワイトハウス主導の推進:交渉は収束局面へウィット氏によると、ステーブルコイン利回りを巡りホワイトハウスが仲介した最近の会合で「新たな合意領域」が見いだされた一方で、依然として明確なレッドラインも存在する。政権の狙いは抽象的な原則論から具体的な条文起草へ移ることであり、ウィット氏は自身の役割を上院・下院双方の審査に耐える合意をまとめることと強調した。 最大の未解決点:ステーブルコイン利回りウィット氏は、ステーブルコインをFDIC保険付き預金のように誤認させる欺瞞的なマーケティング手法を禁じる点については広く合意があると述べた。争点は中央集権型取引所が遊休状態のステーブルコイン残高に対し受動的利回り(パッシブ・イールド)を支払うことを認めるべきか否かにある。銀行、とりわけ地域金融機関は利回りが預金調達を脅かすと懸念する一方、暗号資産企業側は利回りがプラットフォームの利用継続や参加促進につながると主張している。 DeFiの重要性:マクヘンリー氏は「基盤」と位置付けるマクヘンリー氏は、市場構造法制は「DeFiなしでは機能しない」と述べ、分散化こそが伝統的金融と比較した暗号資産の効率性、透明性、低コストの源泉であると主張した。またトークン化されたレンディング商品は従来の証券貸借より安価かつ高い需要を示しているとも語った。 政治面:倫理問題は重いが成立阻害とは限らずマクヘンリー氏は倫理規定が特定の政権や家族を標的とするのではなく、すべての公職者に恒久的に適用されるべきだと述べた。一方ウィット氏は、一部民主党案が公職者の配偶者にまで過度の制限を課していることを批判。両者は、倫理面での妥協が成立すれば超党派支持が見込めるとの見方を示しつつ、必要に応じて共和党主導で党派票により法案を前進させる余地もあると語った。 今後の展望:急ピッチの立法スケジュールウィット氏は、起草チームが現在「紙をやり取りしている」段階で具体的法文の調整に入りつつあると述べ、ホワイトハウスが銀行と暗号資産企業双方に対し誠実な交渉を強く促していると明かした。マクヘンリー氏は上院での動きが復活祭(イースター)前に起こり得るとの見立てを示し、最終成立に向け短期決戦の局面が展開することを示唆した。

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Farcaster創業者、Neynar買収後にステーブルコイン新興企業Tempoへ参画

Farcasterの共同創業者ダン・ロメロ氏とヴァルン・スリニヴァサン氏が、暗号資産ネイティブなソーシャル領域から離れ、ステーブルコインを活用したグローバル決済に注力するためにスタートアップのTempoへ参画することが発表された。 この発表は、先月NeynarによるFarcaster買収を受けた動きである。Neynarは長年にわたりFarcasterプロトコル向けにAPIや開発者ツールを提供してきたインフラ企業である。 Farcasterは以前、暗号資産版Twitterとも称され、ユーザー自身がアイデンティティとデータを管理できるプロトコルベースの代替ソーシャルネットワークを目指していた。しかしNeynar買収後、ロメロ氏とスリニヴァサン氏およびFarcasterの背後企業であるMerkleの数名のチームメンバーはプロジェクトから離脱した。 ロメロ氏はXの投稿にて、現在はTempoにて「高速・低コスト・透明性の高い」グローバル決済ネットワークの構築に専念していると述べている。 Tempoは昨年静かに立ち上げられたが、ステーブルコイン領域で最も潤沢な資金を有する有望な新興企業の一つとして注目されている。決済大手のStripeと暗号資産ベンチャーキャピタルParadigmによりインキュベートされており、双方とも金融インフラ構築とスケールの分野で豊富な経験を持つ。 Tempoの主な狙いはステーブルコインを活用し、現在も高コストで遅延かつ不透明さの残る従来の国際クロスボーダー決済の代替手段を提供することである。

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政府、地方債のデジタル証券化へ、来年の法案提出目指す──日経報道

政府が地方自治体の発行する地方債について、デジタル証券(セキュリティ・トークン)での発行に向けた準備に乗り出す方針を固めたと23日、日経新聞が報じた。 報道によれば、政府は2026年の通常国会に関連法案の提出を目指しており、自治体からの要望を踏まえ、月内に具体的な対処方針を決定する見通しだという。 デジタル証券はブロックチェーン技術を用いて有価証券の権利を電子的に管理する仕組みであり、同紙は、仲介業者を介さない迅速な発行・決済や、投資家情報のリアルタイムな把握が可能になると報じている。 この動向に関連し、セキュリティ・トークンに詳しい弁護士の成本治男氏は、自身のフェイスブックにおいて、デジタル地方債の要点を記述している。 成本氏は、リターンの種類を「金銭的」「非金銭的(特典)」「社会的・心理的(貢献)」の3点に分類し、これらを組み合わせることで個人向け直接金融としての資金調達が可能になる点に言及した。 また、野村総合研究所のレポートを引用し、社会的リターンが利回りの低下を許容させる効果についても触れている。 さらに同氏は、具体的な運用案として、地方公共団体による自己募集や、地銀のステーブルコインを用いた利払い、地域の施設利用権をユーティリティトークンとして付与する仕組みなどを挙げている。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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2025年、世界の暗号資産政策を振り返る:TRM Labs

規制の明確化が市場の勢いと交差した一年 2025年は、暗号資産(仮想通貨)政策にとって転換点となる年だった。 規制の不確実性が市場の成長を抑えてきた時代は終わり、ルールの明確化と市場の成熟が同時に進む局面へと移行した一年だったと言える。 ブロックチェーン分析企業TRM Labs(TRMラボ)は、世界30の法域(世界の暗号資産エクスポージャーの70%超)を対象に、2025年の暗号資産政策動向を総括した。その結論は明確だ。規制は市場を止めなかった。むしろ、加速させた。 ステーブルコインが政策の主役に 2025年、世界中の政策当局が最も注目したテーマはステーブルコインだった。 TRMラボによれば、調査対象の70%以上の法域が、ステーブルコイン規制の整備を前進させたという。 背景には、ステーブルコインが単なる暗号資産ではなく、パブリックブロックチェーン上で機能する実用的な決済手段になりつつあるという認識がある。 米国でのGENIUS(ジーニアス)法成立、EUのMiCA(暗号資産市場規制)の施行、さらに香港、日本、シンガポール、UAEなどでも新たな規制体制が進展を見せ、規制当局は発行、準備資産、償還に関する明確な基準の整備を進めている。 業界にとってステーブルコインは、機関投資家が暗号資産の世界に足を踏み入れるための入口となった。価格の安定性とブロックチェーンの効率性が、決済や清算といった金融インフラ用途に適していたためだ。 規制明確化が呼び込んだ機関投資家 2025年のもう一つの大きな変化は、機関投資家の本格参入だった。 TRMの分析では、対象法域の約80%で金融機関が新たなデジタル資産関連の取り組みを発表している。 特に、米国、EU、アジアの一部など、明確かつイノベーションを阻害しない規制を整えた地域が、世界的な資本流入の中心となった。一方で、ルールが曖昧、あるいは銀行の関与を制限する国では、金融機関は慎重姿勢を崩さなかった。 象徴的な出来事が、バーゼル銀行監督委員会(BCBS)の動きだ。 当初、銀行が保有する暗号資産に対して厳格な資本控除を求める規制案は、2026年1月の実施が予定されていた。しかし、米国や英国がこの基準を採用しなかったこと、そしてステーブルコイン市場の急成長を受け、ルールの再検討が前倒しで行われることになった。 これは、銀行による暗号資産関与に対する規制当局の姿勢が軟化し始めていることを示唆している。 規制は不正を減らすのか TRMラボの分析は、規制の実効性についても明確な結論を示している。 最も規制が進んでいる暗号資産サービスプロバイダー(VASP)は、エコシステム全体と比べて不正取引の割合が大幅に低い。 規制当局は、コンプライアンスを遵守する仲介業者を、金融犯罪対策のパートナーとして位置付け始めている。その流れの中で誕生したのが、Beacon Network(ビーコン・ネットワーク)だ。 このリアルタイム情報共有ネットワークには、世界の暗号資産取引量の75%超を占めるVASPと、15カ国60以上の法執行機関が参加している。 国境を越える課題 ただし、課題も残る。暗号資産は国境を持たない。 FATF(金融活動作業部会)やFSB(金融安定理事会)は、規制の不一致が残る限り、規制の抜け穴は悪用され続けると警告している。 その現実を突きつけたのが、2025年初頭のBybit(バイビット)ハッキング事件だ。 北朝鮮系ハッカーが15億ドル(約2300億円、1ドル=156円換算)超のイーサリアム(ETH)を盗み、無認可OTC(相対取引)業者、クロスチェーンブリッジ、分散型取引所を使って資金洗浄を行った。この事件は、規制の網がかかっていないインフラが最大の弱点であることを浮き彫りにした。 2025年が意味するもの 2025年は、暗号資産が「規制されるかどうか」を議論する年ではなかった。どのように規制し、どこまで市場と共存させるかが問われた年だった。 規制の明確化は、イノベーションの敵ではなかった。むしろそれは、機関投資家の参入を促し、責任ある成長を可能にする土台となった。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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ETHZilla、約116億円相当のETH売却──DAT戦略からの転換へ

暗号資産(仮想通貨)を企業のバランスシートに積み上げる「デジタル資産トレジャリー(DAT)」戦略は、2025年前半にかけて急速に広がった。だが現在、その流れは明確に反転しつつある。 かつては暗号資産を競うように買い集めていた上場企業が、株価下落と資金調達難に直面し、保有暗号資産を売却して負債整理や事業転換を進める局面に入っている。 その象徴的な事例が、ナスダック上場のETHZillaだ。 同社はイーサリアム(ETH)を中核とするデジタル資産準備資産構築を掲げてきたが、12月19日、7450万ドル(約116億円、1ドル=156円換算)相当のイーサリアムを売却したと明らかにした。同社のイーサリアム売却は、これで2度目となる。   わずか半年でETHトレジャリーから後退 ETHZillaがイーサリアムを基盤とするDAT戦略に舵を切ってから、まだ半年も経っていない。 米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、今回の売却で得た資金は、今月初めに合意されたシニア担保付転換社債の償還に充てられる。 今回の売却価格は平均3068ドル。これによりETHZillaのETH保有数は6万9802ETHまで減少し、評価額は約2億700万ドルとなっている。 しかし、市場の反応は厳しい。ETHZilla株は22日、4%下落し、8月の高値からは約96%の下落となっている。 NAV割れが生む悪循環 この動きは、ETHZilla固有の問題ではない。 2025年前半、多くの上場企業が株式や転換社債を発行して暗号資産を購入した。しかし現在、その多くが保有暗号資産の純資産価値(NAV)を大きく下回る株価で取引されている。 このNAVディスカウントは、新たな資金調達を極めて難しくする。株式を発行すれば希薄化が進み、転換社債も条件が悪化する。結果として、企業は暗号資産を「買う」側から「売る」側へと追い込まれていく。 ETHZillaも例外ではない。同社はすでに10月にも、約4000万ドル分のイーサリアムを売却し、その資金で自社株買いを実施していた。当時、株価は20ドル前後だったが、現在は7ドルを下回る水準に沈んでいる。 DATブームの限界 ETHZillaはもともと、180 Life Sciencesというバイオテック企業だった。同社は今年7月、60以上の投資家を引き受け先とする4億2500万ドル規模のPIPE取引を実施し、DAT戦略へと大きく転換した。 この動きは、マイケル・セイラー氏率いるStrategy(ストラテジー)社のビットコイン中心のDAT戦略が成功を収めたことを背景に、多くの小型株企業が追随した流れの一部でもあった。 しかしETHZillaは、ここにきてその戦略から距離を置き始めている。 次の賭けはRWAトークン化 ETHZillaは12月16日、自動車ローン・製造住宅ローン・航空宇宙機器・不動産などの資産をトークン化するRWA(現実資産)戦略を推進中と発表した。 同社は、今後の同社の企業価値はイーサリアム保有ではなく、RWAトークン化事業による収益とキャッシュフロー成長によって決まると述べた。 これは、暗号資産価格の上昇に賭けるモデルから、実際の収益を生む金融インフラ事業への転換を意味する。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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Bitmine、イーサリアム保有総数が400万枚を突破

暗号資産(仮想通貨)の長期保有を中核とするBitmine Immersion Technologies(ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ)は12月22日、暗号資産・現金・「ムーンショット(ハイリスク・ハイリターン)」投資の総保有額が132億ドル(約2兆円、1ドル=157円換算)に達したと発表した。 中でも注目されるのが、406万枚超という圧倒的なイーサリアム(ETH)保有量だ。これはイーサリアム総供給量の3.37%に相当し、同社が掲げる「Alchemy of 5%(5%の錬金術)」目標に対し、すでに3分の2以上を達成している。 発表によると、12月21日時点での資産内訳は、イーサリアム406万6062枚、ビットコイン(BTC)193枚、Eightco Holdingsへの3200万ドルの出資、現金10億ドル。イーサリアムトレジャリー企業としては世界最大規模であり、暗号資産トレジャリー企業全体でも、Strategy(ストラテジー)に次ぐ世界第2位の規模となる。 ビットマイン会長でFundstrat(ファンドストラット)共同創業者のThomas Lee(トーマス・リー)氏は次のように述べている。 「ビットマインは、わずか5カ月半で保有量が400万ETHを超えた。これは非常に重要なマイルストーンである。我々は、『5%の錬金術』に向けて急速に前進している」 さらに同社は、独自のステーキングインフラを提供する「Made in America Validator Network(メイド・イン・アメリカ・バリデーター・ネットワーク:MAVAN)」を2026年初頭に展開予定で、イーサリアムエコシステムへの積極的な関与も進めている。 市場での存在感も急上昇している。ビットマイン株の平均日次取引高は17億ドル(12月19日時点での5日間平均)に達し、米国上場株約5700銘柄中第66位と、Wells Fargo(ウェルズ・ファーゴ)やChevron(シェブロン)と並ぶ高い流動性を誇る。   強力な支援者たち ビットマインの野心的なトレジャリー戦略は、著名な機関投資家や業界リーダーの支援によって支えられている。 ARK Invest(アーク・インベスト)のCathie Wood(キャシー・ウッド)氏、Founders Fund(ファウンダーズ・ファンド)、Bill Miller III(ビル・ミラー3世)、Pantera Capital(パンテラ・キャピタル)、Kraken(クラーケン)、DCG、Galaxy Digital(ギャラクシー・デジタル)、そして個人投資家としてのトーマス・リー氏などが支援者に名を連ねる。 こうした支援体制のもと、ビットマインはイーサリアム供給量の5%保有という前例のない目標に挑んでいる。 なお、ビットマインは2026年1月15日、ラスベガスで年次株主総会を開催予定だ。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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Web3インフラ点検「ピクトレ」と三井住友海上が提携──DEA・GRGと基本合意書を締結

Web3型の電柱撮影ゲーム「ピクトレ(PicTrée)」などを手がけるDigital Entertainment Asset(DEA)およびインフラ維持・管理のGrowth Ring Grid Pte(GRG)は22日、三井住友海上火災保険と、ゲーム・コンテンツを通じて社会課題の解決を図る協業の検討に関する基本合意書(MOU)を締結したと発表した。 今回の提携において三井住友海上は、損害保険およびリスクマネジメントの知見に基づき、解決すべき社会課題の選定や、その背景に潜むリスクの整理・分析を主導する。 また、同社が有する企業や自治体との広範なネットワークを活かし、共同プロジェクトの展開に不可欠な実証フィールドの構築に向けた連携を図る。 さらに、コンテンツを通じて得られたデータの利活用により、社会課題解決に資する新たな金融商品やサービスの設計、およびそれらに関する助言を担うという。 一方、DEAはWeb3技術を活用したゲーム設計やインセンティブ設計、グローバル展開の検討を担当する。 3社は今後、2026年度内を目途に、国内の自治体やインフラ事業者、企業と連携した実証プロジェクトの具体化に向けて協議を進める方針を示している。 免責事項 : 本サイトは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。本サイトは世界中他言語グローバルブロックチェーンサイトから引用したすべての重要情報を提供することを目的にしています。読者は上述の内容に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資や金融商品購入のアドバイスではない。内容を参考としてご自由にご利用ください。

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